第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第1問
粉じん(ヒュームを含む。)による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
じん肺は、粉じんを吸入することによって肺に生じた線維増殖性変化を主体とする疾病である。
鉱物性粉じんに含まれる遊離けい酸(SiO2)は、石灰化を伴う胸膜肥厚や胸膜中皮腫を生じさせるという特徴がある。
じん肺は、肺結核のほか、続発性気管支炎、続発性気胸、原発性肺がんなどを合併することがある。
溶接工肺は、溶接の際に発生する酸化鉄ヒュームのばく露によって発症するじん肺である。
炭素を含む粉じんもじん肺を起こすことがある。
第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第2問
熱傷の救急処置等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
熱傷は、Ⅰ~Ⅲ度に分類され、Ⅰ度は水疱ができる程度のもので、強い痛みと灼熱感を伴う。
熱傷面は、すぐに水をかけて十分冷やすことが応急手当のポイントであるが、熱傷の範囲が広い場合、全体を冷却し続けることは低体温となるおそれがあるので注意が必要である。
熱傷部には、できるだけ早く軟膏や油類を塗り、空気を遮断する。
化学薬品がかかった場合は、直ちに中和剤により中和した後、水で洗浄する。
高温のアスファルトやタールが皮膚に付着した場合は、水をかけて冷やしたりせず、早急に皮膚から取り除く。
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第3問
作業環境における有害因子による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
空気中の酸素濃度が15~16%程度の酸素欠乏症では、一般に頭痛、吐き気などの症状がみられる。
金属熱は、鉄、アルミニウムなどの金属を溶融する作業などに長時間従事した際に、高温により体温調節機能が障害を受けたことにより発生する。
潜水業務における減圧症は、浮上による減圧に伴い、血液中に溶け込んでいた酸素が気泡となり、血管を閉塞したり組織を圧迫することにより発生する。
鉛中毒では、中枢神経系の麻酔作用による頭痛、めまい、失神と脂溶性による皮膚炎、角化などの症状がみられる。
凍瘡は、皮膚組織の凍結壊死を伴うしもやけのことで、0℃以下の寒冷にばく露することによって発生する。
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第4問
労働時間の状況等が一定の要件に該当する労働者に対して、法令により実施することが義務付けられている医師による面接指導に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
面接指導の対象となる労働者は、休憩時間を除き、1週間当たり40時間を超えて労働させた場合におけるその超えた時間が1か月当たり120時間を超え、かつ、疲労の蓄積が認められる労働者である。
面接指導を行う医師として事業者が指定することのできる医師は、当該事業場の産業医に限られる。
労働者は、事業者の指定した医師による面接指導を希望しない場合は、他の医師の行う面接指導を受け、その結果を提出することができる。
面接指導の結果は、健康診断個人票に記載しなければならない。
事業者は、面接指導の結果に基づき、労働者の健康を保持するために必要な措置について、面接指導実施日から3か月以内に、医師の意見を聴かなければならない。
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第5問
蛋白質並びにその分解、吸収及び代謝に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
蛋白質は、約20種類のアミノ酸が結合してできており、内臓、筋肉、皮膚など人体の臓器等を構成する主成分である。
蛋白質は、膵臓から分泌される消化酵素である膵リパーゼなどによりアミノ酸に分解され、小腸から吸収される。
血液循環に入ったアミノ酸は、体内の各組織において蛋白質に合成される。
肝臓では、アミノ酸から多くの血漿蛋白質が合成される。
飢餓時には、肝臓などでアミノ酸などからブドウ糖を生成する糖新生が行われる。