第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第1問
自律神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
自律神経系は、内臓、血管などの不随意筋に分布している。
自律神経である交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。
自律神経系の中枢は、脳幹及び脊髄にある。
心臓に対しては、交感神経は心拍数を増加させるように作用し、副交感神経は心拍数を減少させるように作用する。
消化管に対しては、交感神経は運動を促進させるように作用し、副交感神経は運動を抑制させるように作用する。
第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第2問
ある製造業の事業場の労働者数及び有害業務等従事状況並びに産業医及び衛生管理者の選任の状況は、次の(1)~(3)のとおりである。この事業場の産業医及び衛生管理者の選任についての法令違反の状況に関する1~5の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)労働者数及び有害業務等従事状況
常時使用する労働者数は800人であり、このうち、深夜業を含む業務に400人が、多量の低温物体を取り扱う業務に30人が常時従事しているが、他に有害業務に従事している者はいない。
(2)産業医の選任の状況
選任している産業医数は1人である。この産業医は、この事業場に専属の者ではないが、産業医としての法令の要件を満たしている医師である。
(3)衛生管理者の選任の状況
選任している衛生管理者数は3人である。このうち1人は、この事業場に専属でない労働衛生コンサルタントで、衛生工学衛生管理者免許を有していない。他の2人は、この事業場に専属で、共に衛生管理者としての業務以外の業務を兼任しており、また、第一種衛生管理者免許を有しているが、衛生工学衛生管理者免許を有していない。
選任している産業医がこの事業場に専属でないことが違反である。
選任している衛生管理者数が少ないことが違反である。
衛生管理者として選任している労働衛生コンサルタントがこの事業場に専属でないことが違反である。
衛生工学衛生管理者免許を有する者のうちから選任した衛生管理者が1人もいないことが違反である。
専任の衛生管理者が1人もいないことが違反である。
第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第3問
呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
呼吸運動は、主として呼吸筋(肋間筋)と横隔膜のろっ協調運動によって胸郭内容積を周期的に増減し、それに伴って肺を伸縮させることにより行われる。
胸郭内容積が増し、内圧が低くなるにつれ、鼻腔くうや気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。
肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。
呼吸に関与する筋肉は、間脳の視床下部にある呼吸中枢によって支配されている。
身体活動時には、血液中の二酸化炭素分圧の上昇などにより呼吸中枢が刺激され、1回換気量及び呼吸数が増加する。
第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第4問
次の装置のうち、法令上、定期自主検査の実施義務が規定されているものはどれか。
木工用丸のこ盤を使用する屋内の作業場所に設けた局所排気装置
塩酸を使用する屋内の作業場所に設けた局所排気装置
アーク溶接を行う屋内の作業場所に設けた全体換気装置
酢酸エチルを重量の5%を超えて含有する接着剤を製造する工程において、当該接着剤を容器に注入する屋内の作業場所に設けた局所排気装置
アンモニアを使用する屋内の作業場所に設けたプッシュプル型換気装置
第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第5問
食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
毒素型食中毒は、食物に付着した細菌により産生された毒素によって起こる食中毒で、代表的なものとしてサルモネラ菌によるものがある。
感染型食中毒は、食物に付着している細菌そのものの感染によって起こる食中毒で、代表的なものとして黄色ブドウ球菌によるものがある。
O-157やO-111による食中毒は、赤痢菌の毒素と類似の毒素を産生する大腸菌による食中毒で、腹痛、出血を伴う水様性の下痢などを呈する。
テトロドトキシンは、カビの産生する毒素の一つで腹痛や下痢を起こす。
エンテロトキシンは、食中毒の原因となる自然毒の一つであるフグ毒の主成分である。