第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第1問
次の有害業務に従事した者のうち、離職の際に又は離職の後に、法令に基づく健康管理手帳の交付対象となるものはどれか。
水銀を取り扱う業務に3年以上従事した者
硝酸を取り扱う業務に5年以上従事した者
鉛化合物を製造する業務に7年以上従事した者
メタノールを取り扱う業務に10年以上従事した者
粉じん作業に従事した者で、じん肺管理区分が管理二又は管理三の者
第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第2問
神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索、複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。
中枢神経系には脳と脊髄が、末梢神経系には体性神経と自律神経がある。
自律神経は、運動と感覚に関与し、体性神経は、呼吸、循環などに関与する。
大脳の皮質は、神経細胞の細胞体が集まっている灰白質で、感覚、思考等の作用を支配する中枢として機能する。
交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。
第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第3問
食中毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
毒素型食中毒は、食物に付着した細菌が増殖する際に産生した毒素によって起こる食中毒で、黄色ブドウ球菌によるものなどがある。
感染型食中毒は、食物に付着した細菌そのものの感染によって起こる食中毒で、サルモネラ菌によるものなどがある。
O-157やO-111による食中毒は、赤痢菌の毒素と類似の毒素を産生する大腸菌による食中毒で、腹痛、出血を伴う水様性の下痢などの症状を呈する。
ボツリヌス菌は、缶詰、真空パック食品など、酸素のない食品中で増殖し、毒性の強い神経毒を産生する。
ノロウイルスは、手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖して、嘔吐、下痢、腹痛などの急性胃腸炎を起こすもので、夏季に集団食中毒として発生することが多い。
第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第4問
屋内作業場において、第二種有機溶剤等を使用して常時洗浄作業を行う場合の措置として、法令上、正しいものは次のうちどれか。ただし、有機溶剤中毒予防規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。
作業場所に設ける局所排気装置について、外付け式フードの場合は0.4m/sの制御風速を出し得る能力を有するものにする。
作業中の労働者が有機溶剤等の区分を容易に知ることができるよう容器に青色の表示をする。
作業場における空気中の有機溶剤の濃度を、1年以内ごとに1回、定期に測定する。
作業に常時従事する労働者に対し、1年以内ごとに1回、定期に、有機溶剤等健康診断を行う。
作業場所に設けたプッシュプル型換気装置について、1年を超える期間使用しない場合を除き、1年以内ごとに1回、定期に、自主検査を行う。
第一種衛生管理者(国家試験) の 5門
第5問
労働安全衛生規則の衛生基準について、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
廃棄物の焼却施設において焼却灰を取り扱う業務(設備の解体等に伴うものを除く。)を行う作業場については、6か月以内ごとに1回、定期に、当該作業場における空気中のダイオキシン類の濃度を測定しなければならない。
屋内作業場に多量の熱を放散する溶融炉があるときは、加熱された空気を直接屋外に排出し、又はその放射するふく射熱から労働者を保護する措置を講じなければならない。
炭酸ガス(二酸化炭素)濃度が1%を超える場所には、関係者以外の者が立ち入ることを禁止し、かつ、その旨を見やすい箇所に表示しなければならない。
著しく暑熱又は多湿の作業場においては、坑内等特殊な作業場でやむを得ない事由がある場合を除き、休憩の設備を作業場外に設けなければならない。
強烈な騒音を発する屋内作業場においては、その伝ぱを防ぐため、隔壁を設ける等必要な措置を講じなければならない。