第二種衛生管理者(国家試験) の 10門
第1問
呼吸に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
呼吸運動は、気管と胸膜の協調運動によって、胸郭内容積を周期的に増減させて行われる。
肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。
成人の呼吸数は、通常、1分間に16~20回であるが、食事、入浴や発熱によって減少する。
呼吸に関与する筋肉は、間脳の視床下部にある呼吸中枢によって支配されている。
血液中に二酸化炭素が増加してくると、呼吸中枢が抑制されて呼吸は浅くなり、回数が減少する。
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第2問
脳血管障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
脳血管障害は、脳の血管の病変が原因で生じ、出血性病変、虚血性病変などに分類される。
出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓などが剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。
脳梗塞や脳出血では、頭痛、吐き気、手足のしびれ、麻痺、言語障害、視覚障害などの症状が認められる。
くも膜下出血の症状は、「頭が割れるような」、「ハンマーでたたかれたような」などと表現される急激で激しい頭痛が特徴である。
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第3問
採光、照明等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
光源からの光を壁等に反射させて照明する方法を全般照明という。
部屋の彩色に当たり、目の高さから上の壁及び天井は、まぶしさを防ぐため濁色にするとよい。
立体視を必要とする作業には、影のできない照明が適している。
作業室全体の明るさは、作業面の局部照明による明るさの10%以下になるようにする。
前方から明かりをとるとき、目と光源を結ぶ線と視線とが作る角度は、30°以上になるようにする。
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第4問
出血及び止血法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
体内の全血液量は、体重の1/13程度で、その1/3を短時間に失うと生命が危険な状態となる。
止血法には、直接圧迫法、間接圧迫法などがあるが、一般市民が行う応急手当としては間接圧迫法が推奨されている。
静脈性出血は、傷口からゆっくり持続的に湧き出るような出血で、通常、直接圧迫法で止血する。
内出血は、胸腔、腹腔などの体腔内や皮下などのくう軟部組織への出血で、血液が体外に流出しないものである。
止血を行うときは、処置者の感染防止のため、ビニール手袋を着用したりビニール袋を活用したりして、受傷者の血液に直接ふれないようにする。
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第5問
腎臓又は尿に関する次のAからDまでの記述について、誤っているものの組合せは1~5のうちどれか
【A】腎機能が正常な場合、糖はボウマン嚢中に濾し出されないので尿中には排出されない。
【B】腎機能が正常な場合、大部分の蛋白質はボウマン嚢中に濾し出されるが、尿細管でほぼ100%再吸収されるので尿中にはほとんど排出されない。
【C】尿は淡黄色の液体で、固有の臭気を有し、通常、弱酸性である。
【D】尿の95%は水分で、残りの5%が固形物であるが、その成分は全身の健康状態をよく反映するので、尿検査は健康診断などで広く行われている。
A、B
A、C
A、D
B、C
C、D
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第6問
一般作業環境において機械換気を行う場合の必要換気量を算出するとき、室内の二酸化炭素基準濃度及び外気の二酸化炭素濃度として通常用いられる数値の組合せは次のうちどれか。
室内の二酸化炭素基準濃度=0.1%
外気の二酸化炭素濃度=0.03~0.04%
室内の二酸化炭素基準濃度=0.1%
外気の二酸化炭素濃度=0.01~0.02%
室内の二酸化炭素基準濃度=0.5%
外気の二酸化炭素濃度=0.01~0.02%
室内の二酸化炭素基準濃度=1%
外気の二酸化炭素濃度=0.03~0.04%
室内の二酸化炭素基準濃度=1%
外気の二酸化炭素濃度=0.01~0.02%
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第7問
熱傷の救急処置等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
熱傷は、Ⅰ~Ⅲ度に分類され、Ⅰ度は水疱ができほうる程度のもので、強い痛みと灼熱感を伴う。
熱傷面は、すぐに水をかけて十分冷やすことが応急手当のポイントであるが、熱傷の範囲が広い場合、全体を冷却し続けることは低体温となるおそれがあるので注意が必要である。
熱傷部には、できるだけ早く軟膏や油類を塗り、空気を遮断する。
化学薬品がかかった場合は、直ちに中和剤により中和した後、水で洗浄する。
高温のアスファルトやタールが皮膚に付着した場合は、水をかけて冷やしたりせず、早急に皮膚から取り除く。
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第8問
1000人を対象としたある疾病のスクリーニング検査の結果と精密検査結果によるその疾病の有無(真の姿)は下表のとおりであった。このスクリーニング検査の偽陽性率及び偽陰性率の近似値の組合せとして、正しいものは1~5のうちどれか。ただし、偽陽性率とは、疾病無しの者を陽性と判定する率をいい、偽陰性率とは、疾病有りの者を陰性と判定する率をいう。
偽陽性率(%)=18.0 偽陰性率(%)=0.5
偽陽性率(%)=18.5 偽陰性率(%)=20.0
偽陽性率(%)=22.0 偽陰性率(%)=0.5
偽陽性率(%)=22.5 偽陰性率(%)=2.5
偽陽性率(%)=90.0 偽陰性率(%)=0.6
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第9問
腎臓での尿の生成に関する次の文中の[ ]内に入れるAからDの語句の組合せとして、正しいものは1~5のうちどれか。
「腎小体を通る血液中の血球及び[ A ]以外の成分は、糸球体から[ B ]に濾過されて原尿になる。原尿ろ中の水分、電解質、[ C ]などの成分が[ D ]において血液中に再吸収され、生成された尿は膀胱にたまり体外に排泄される。
A=蛋白質
B=尿細管
C=糖
D=ボウマン嚢
A=糖
B=ボウマン嚢
C=蛋白質
D=尿細管
A=糖
B=ボウマン嚢
C=アミノ酸
D=尿細管
A=糖
B=尿細管
C=蛋白質
D=ボウマン嚢
A=蛋白質
B=ボウマン嚢
C=糖
D=尿細管
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第10問
衛生管理者又は衛生推進者の選任について、法令に違反しているものは次のうちどれか。
常時40人の労働者を使用する金融業の事業場において、衛生管理者は選任していないが、衛生推進者を1人選任している。
常時100人の労働者を使用する医療業の事業場において、第二種衛生管理者免許を有する者のうちから衛生管理者を1人選任している。
常時200人の労働者を使用する清掃業の事業場において、衛生工学衛生管理者免許を有する者のうちから衛生管理者を1人選任している。
常時300人の労働者を使用する各種商品卸売業の事業場において、第一種衛生管理者免許を有する者のうちから衛生管理者を2人選任しているが、2人とも、他の業務を兼任している。
常時500人の労働者を使用する製造業の事業場において、事業場に専属であって労働衛生コンサルタントの資格を有する者のうちから衛生管理者を2人選任している。