ITストラテジスト試験(ST) の 5門
第1問
データの追加・変更・削除が,少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍にした。このとき,データベースのバックアップ又は復旧に関する記述のうち,適切なものはどれか。
フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約2倍になる。
フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約半分になる。
フルバックアップ取得の平均実行時間が約2倍になる。
ログ情報によって復旧するときの処理時間が平均して約2倍になる。
ITストラテジスト試験(ST) の 5門
第2問
コールセンタシステムにおけるIVRを説明したものはどれか。
企業ビル内などに設置して、外線電話と内線電話、内線電話同士を交換する装置
顧客からの電話に自動応答し、顧客自身の操作によって情報の選択や配信、合成音声による応答などを行う仕組み
コンピュータを電話を融合し、顧客データベースとPBXを連動させて、発呼や着呼と同時に必要な顧客情報をオペレータの画面上に表示するシステム
着信した電話を、あらかじめ決められたルールに従って、複数のオペエレータのうちの1人だけに接続する仕組み
ITストラテジスト試験(ST) の 5門
第3問
桁落ちによる誤差の説明として、適切なものはどれか。
値がほぼ等しい二つの数値の差を求めたとき、有効桁数が減ることによって発生する誤差
指定された有効桁数で演算結果を表すために、切捨て、切上げ、四捨五入などで下位の桁を削除することによって発生する誤差
絶対値の非常に大きな数値と小さな数値の加算や減算を行ったとき、小さい数値が計算結果に反映されないことによって発生する誤差
無限級数で表される数値の計算処理を有限項で打ち切ったことによって発生する誤差
ITストラテジスト試験(ST) の 5門
第4問
専門の事業者が提供するサービスのうち、EMSの説明はどれか。
コールセンタの企画、設計から業務運用まで一括して受託することによって、委託元のコールセンタ開設のための設備投資や人員調達を不要とするサービス
人事や経理、総務などの業務を標準化してグループ内の1か所に集約することによって、グループ全体の間接業務のコスト削減に貢献するサービス
複数の電子機器メーカから製品の設計、製造を一括して受託することによって、生産規模を確保し、低コストで製品を提供するサービス
プロバイダ側のコンピュータ上でソフトウェアを稼動させて、利用者はそのソフトウェアの機能をネットワーク経由で利用するサービス
ITストラテジスト試験(ST) の 5門
第5問
マッシュアップに該当するものはどれか。
既存のプログラムから,そのプログラムの仕様を導き出す。
既存のプログラムを部品化し,それらの部品を組み合わせて,新規プログラムを開発する。
クラスライブラリを利用して,新規プログラムを開発する。
公開されている複数のサービスを利用して,新たなサービスを提供する。