1級管工事施工管理技士 の 10門
第1問
次の記述のうち、「労働基準法」上、誤っているものはどれか。
使用者は、その雇入れの日から起算して6箇月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、原則として、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなければならない。
使用者は、労働者名簿、賃金台帳及び雇入、解雇、災害補償、賃金その他労働関係に関する重要な書類を3年間保存しなければならない。
使用者は、満20 才に満たない者について、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない。
常時10人以上の労働者を使用する使用者は、就業規則を作成して、行政官庁に届け出なければならない。
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第2問
床吹出し空調方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
冷房運転時における居住域の垂直方向の温度差が生じやすい。
OA機器の配置替えなどへの対応がしやすい。
床吹出し空調方式には、加圧式、ファン付き床吹出し式などがある。
天井吹出し方式に比べて、吹出し温度差を大きくとることができる。
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第3問
流体に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
一般に、水は圧縮性流体として、空気は非圧縮性流体として扱われることが多い。
粘性による摩擦応力が速度勾配に比例する流体をニュートン流体という。
レイノルズ数は、流体に作用する慣性力と粘性力の比である。
管路を流れる流体の密度が大きいほど、管路閉止時の水撃圧は高くなる。
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第4問
配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
揚水ポンプの吸込管は、揚水ポンプに向かって1/50~1/100の上り勾配とした。
揚水管の試験圧力は、揚水ポンプの全揚程に相当する圧力とした。
管径200 mm の屋外排水管の直管部に、排水桝を24 m の間隔で設けた。
パッケージ形空気調和機の冷媒管のフラッシング及び気密試験に、窒素ガスを使用した。
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第5問
建設工事における安全管理に関する記述のうち、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。
架設通路で墜落の危険のある箇所には、高さ75 cm 以上の手すりを設けなければならない。ただし、作業上やむを得ない場合は、必要な部分を臨時に取りはずすことができる。
作業主任者を選任したときは、その者の氏名及びその者に行なわせる事項を作業場の見やすい箇所に掲示する等により関係労働者に周知させなければならない。
3m以上の高所から物体を投下するときは、適当な投下設備を設け、監視人を置く等の措置を講じなければならない。
作業場に通じる場所及び作業場内には安全な通路を設け、通路で主要なものには、通路であることを示す表示をしなければならない。
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第6問
建設資材廃棄物の再資源化に関する記述のうち、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」上、誤っているものはどれか。
建設業法上の管工事業のみの許可を受けた者が解体工事業を営もうとする場合は、当該業を行おうとする区域を管轄する都道府県知事の登録を受けなければならない。
対象建設工事の受注者は、工事着手の時期、分別解体等の計画その他の事項を都道府県知事に届け出なければならない。
対象建設工事の受注者は、分別解体等に伴って生じた、特定建設資材廃棄物であるコンクリートは再資源化をしなければならない。
対象建設工事の請負契約の当事者は、建設業法で定めるもののほか、分別解体等の方法、解体工事に要する費用その他の事項を書面に記載しなければならない。
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第7問
スプリンクラー設備に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。ただし、特定施設水道連結型スプリンクラー設備は除く。
閉鎖型スプリンクラーヘッドを用いるスプリンクラー設備の配管の末端には、末端試験弁を設ける。
閉鎖型スプリンクラーヘッドのうち標準型ヘッドは、給排気用ダクト等でその幅又は奥行が1.2 m を超えるものがある場合には、当該ダクト等の下面にも設けなければならない。
消防ポンプ自動車が容易に接近できる位置に専用の単口形送水口を設置する。
補助散水栓は、防火対象物の階ごとに、その階の未警戒となる各部分からホース接続口までの水平距離が15 m 以下となるように設けなければならない。
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第8問
1号屋内消火栓設備のポンプを用いる加圧送水装置に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。
締切運転時における水温上昇防止のための逃し配管を設ける。
屋内消火栓のノズルの先端における放水圧力が1.0 MPaを超えないための措置を講ずる。
定格負荷運転時のポンプの性能を試験するための配管設備を設ける。
ポンプの吐出量は、屋内消火栓の設置個数が最も多い階における設置個数(設置個数が2を超える場合は2とする)に150 L/minを乗じて得た量以上の量とする。
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第9問
建設工事で発生する建設副産物に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
便所の排水管に使われていた再利用できないビニル管は、安定型産業廃棄物として処分する。
撤去した冷凍機の冷媒に使われていたフロンは、回収して破壊又は再生利用する。
ステンレス製受水タンクの溶接施工部の酸洗いに使用した弱酸性の廃液は、産業廃棄物として処分しなければならない。
オイルタンクに残っていた古い重油は、特別管理産業廃棄物として処分しなければならない。
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第10問
上水道施設に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
導水施設は、取水施設から浄水施設までの施設をいい、自然流下式、ポンプ加圧式及び併用式がある。
凝集池は、凝集剤と原水を混和させる混和池と、混和池で生成した微小フロックを大きく成長させるフロック形成池から構成される。
緩速ろ過方式は、急速ろ過方式に比べて、濁度と色度の高い水を処理する場合に適している。
送水施設は、浄水場から配水池までの施設をいい、送水するためのポンプ、送水管などで構成される。