1級管工事施工管理技士 の 10門
第1問
流体が直管路を流れている場合、流速が2倍となったときの摩擦による圧力損失の変化の割合として、適当なものはどれか。ただし、圧力損失は、ダルシー・ワイスバッハの式によるものとし、管摩擦係数は一定とする。
1/4倍
1/2倍
? 2 倍
? 4 倍
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第2問
建設工事現場における安全管理に関する記述のうち、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。
高さが1.2 m の箇所で作業を行なうときは、労働者が昇降するための設備を設けなかった。
作業主任者を選任したときは、その者の氏名及びその者に行なわせる事項を作業場の見やすい箇所に掲示することにより関係労働者に周知した。
作業床を設ける必要がある枠組み足場で、作業床は、その幅を30 cm とした。
作業場に通ずる場所及び作業場内には安全な通路を設け、通路で主要なものには、通路であることを示す表示をした。
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第3問
給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
大便器の器具給水負荷単位は、洗浄弁方式よりロータンク方式のほうが大きい。
人員による時間平均予想給水量は、人員による1日予想給水量を1日平均使用時間で除したものである。
受水タンクを設ける場合の高置タンクの容量は、一般に、時間最大予想給水量に0.5 から1を乗じた容量とする。
受水タンクの容量は、1日予想給水量の1/2程度とする。
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第4問
排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
各個通気管の取出し位置は、トラップウェアから管径の2倍以上離れた位置とする。
通気管の末端は、窓の端から水平に3m 離した位置で大気に開放した。
排水槽の通気管は、管径を30 mmとし、単独に立ち上げ大気に開放した。
ループ通気管の管径は、その排水横枝管と通気立て管の管径のうち、いずれか小さい方の1/2以上とする。
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第5問
ダクト及びダクト付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
排煙ダクトに設ける防火ダンパには、溶融温度が280 ℃の温度ヒューズを使用する。
アングルフランジ工法は、共板フランジ工法やスライドオンフランジ工法に比べ接合締付け力が大きい。
同一材料、同一断面積のダクトの場合、同じ風量では長方形ダクトの方が円形ダクトより単位長さ当たりの圧力損失が小さい。
内面に吸音材を貼ったダクトは、低い周波数より高い周波数に対する消音効果が高い。
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第6問
上水道施設に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
導水施設は、取水施設から浄水施設までの施設をいい、自然流下式、ポンプ加圧式及び併用式がある。
凝集池は、凝集剤と原水を混和させる混和池と、混和池で生成した微小フロックを大きく成長させるフロック形成池から構成される。
緩速ろ過方式は、急速ろ過方式に比べて、濁度と色度の高い水を処理する場合に適している。
送水施設は、浄水場から配水池までの施設をいい、送水するためのポンプ、送水管などで構成される。
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第7問
スプリンクラー設備に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。ただし、特定施設水道連結型スプリンクラー設備は除く。
消防ポンプ自動車が容易に接近できる位置に専用の単口形送水口を設置する。
閉鎖型スプリンクラーヘッドを用いるスプリンクラー設備の配管の末端には、流水検知装置又は圧力検知装置の作動を試験する末端試験弁を設ける。
予作動式の流水検知装置が設けられている設備は、スプリンクラーヘッドが開放した場合に1分以内に当該ヘッドから放水できるものとする。
加圧送水装置にはスプリンクラーヘッドにおける放水圧力が1MPaを超えない措置を講じなければならない。
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第8問
鉄筋コンクリートに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
高炉セメントB種は、普通ポルトランドセメントに比べ強度の発現が早い。
加水によりコンクリートのスランプを大きくすると、鉄筋への付着強度が低下する。
ジャンカは、鉄筋の腐食の原因になりやすい。
柱、梁の鉄筋のかぶり厚さは、帯筋、あばら筋の外側からコンクリートの表面までの最短距離をいう。
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第9問
直だき吸収冷温水機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
二重効用形は、高温再生器内の圧力が大気圧以上であり、ボイラー関係法規の適用を受ける。
二重効用形は、高温再生器で発生した水蒸気で低温再生器を加熱する構造である。
冷媒である水は、蒸発器で蒸発し、吸収器で臭化リチウム水溶液に吸収される。
吸収冷凍機は蒸気又は温水で加熱するが、直だき吸収冷温水機はガスなどの燃焼で加熱する。
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第10問
排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
通気立て管を最高位の器具のあふれ縁より150 mm以上高い位置で伸頂通気管に接続した。
管径65 mm の間接排水管の最小排水口空間を150 mmとした。
インバート桝の上流側管底と下流側管底との間に、20 mm 程度の落差を設けた。
トラップ付手洗器の排水管と、実験流しの排水管をトラップ機能のあるプラスタ阻集器に接続した。