1級管工事施工管理技士 の 5門
第1問
配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
冷温水管は、空気調和機のコイル下部より流入し、コイル上部より流出するように施工した。
空気調和機の冷温水量を調節する電動三方弁は、返り管側に設けた。
冷温水管路内の負圧になる箇所に、自動空気抜き弁を設けた。
空気調和機のドレンパンからの排水管に、機内静圧以上に相当する排水トラップの深さ(封水深)をもった排水トラップを設けた。
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第2問
ある合併処理浄化槽において、流入水が下表のとおりで、BOD除去率が90 %の場合、放流水のBOD濃度の計算値として、適当なものはどれか。
11mg/L
13mg/L
15mg/L
17mg/L
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第3問
管路内の流体の流れに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
円管の直管部における摩擦損失は、流体の動圧に比例する。
管路内の流れを急に止めた場合に生じる圧力上昇は、流体の密度が大きいほど高くなる。
水平に置かれた管路の管径を縮小すると、流れの上流域よりも下流域のほうが静圧は低くなる。
管路内の流れは、レイノルズ数が臨界レイノルズ数より大きいときに層流で、小さいときに乱流となる。
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第4問
送風機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
多翼送風機の軸動力は風量の増加とともに減少するが、軸流送風機の軸動力は風量の増加とともに増加する。
横流送風機(クロスフローファン)は、羽根幅が広いこともあり、エアーカーテンなどに利用される。
斜流送風機は、羽根車の形状及び風量・静圧の特性が、軸流送風機と遠心送風機の中間にある。
後向き羽根送風機は、多翼送風機に比べ高速回転が可能であり、高圧力を必要とする場合に適している。
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第5問
蒸気圧縮冷凍機の冷凍サイクルをモリエ線図上に示すと次の図のようになる。この図に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
過程1→2は、蒸発器における変化であり、蒸発器の蒸発温度が低くなると冷凍効果は大きくなる。
過程2→3は、圧縮機における変化であり、近似的に等エントロピー変化である。
過程3→4は、凝縮器における変化であり、凝縮器の凝縮温度が低くなると冷凍効果は大きくなる。
過程4→1は、膨張弁における変化であり、近似的に等エンタルピー変化である。