1級管工事施工管理技士 の 5門
第1問
保温に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
グラスウール保温材の24 K、32 Kなどの表示は、保温材の耐熱温度を表すもので、数値が大きいほど耐熱温度が高い。
ポリエチレンフォーム保温材は、水にぬれた場合でも、グラスウール保温材に比べ熱伝導率の変化が小さい。
事務室天井内の冷水管をグラスウール保温材で保温する場合の施工順序は、1.保温筒、2.鉄線、3.ポリエチレンフィルム、4.アルミガラスクロスとする。
ステンレス鋼板(SUS 304)製貯湯タンクは、エポキシ系塗装により保温材と絶縁する。
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第2問
配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
冷温水管の横走り管の径違い管は、レジューサを用いて管の天端が水平になるように接続した。
肉厚5mm の配管用炭素鋼鋼管の突合せ溶接接合は、開先をV形開先とした。
建物のエキスパンションジョイント部を通過する配管に、変位吸収管継手を設けた。
冷温水管は、熱による伸縮を考慮して、フレキシブルジョイントを用いて接続した。
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第3問
在室人員が26 人の居室の二酸化炭素濃度を、1,000 ppm以下に保つために必要な最小換気量として、適当なものはどれか。ただし、外気の二酸化炭素濃度は350 ppm、人体からの二酸化炭素発生量は0.02m3/(h・人)とする。
520 m3/h
650 m3/h
800 m3/h
1,200 m3/h
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第4問
ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
都市ガスの種類は、燃焼速度及びウォッベ指数により分類される。
ガス状のプロパンの密度は、標準状態で約2kg/m3 である。
ガス状のメタンの密度は、標準状態で約1.4 kg/m3 である。
液化天然ガス(LNG)は、メタンを主成分とする天然ガスを冷却して液化したものである。
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第5問
コージェネレーションシステム(CGS)に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
コージェネレーションシステムの総合効率は、発電効率と排熱利用効率の和で表される。
ージェネレーションシステムの運転方式には、電力・熱のエネルギーの供給バランスによって、電力負荷追従運転(電主運転)と熱負荷追従運転(熱主運転)がある。
ディーゼルエンジン、ガスエンジン、ガスタービンのうち、ガスタービンが最も発電効率が高い。
ガスタービンからの排ガスは温度が高いので、一般に、排熱は蒸気の形で回収される。