1級管工事施工管理技士 の 5門
第1問
排煙設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。ただし、本設備は「建築基準法」上の「階及び全館避難安全検証法」及び「特殊な構造」によらないものとする。
手動開放装置のうち手で操作する部分は、壁面に設ける場合、床面から80 cm 以上1.5 m 以下の高さに設ける。
排煙口は、防煙区画部分の各部分から排煙口に至る水平距離が50 m以下となるように設ける。
排煙機は、一の排煙口の開放に伴い自動的に作動するようにする。
非常用エレベーターの設置義務がある建築物における排煙設備の制御及び作動状態の監視は、中央管理室において行うことができるものとする。
1級管工事施工管理技士 の 5門
第2問
下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
処理区域内において、くみ取便所が設けられている建築物を所有する者は、公示された下水の処理を開始すべき日から5年以内に水洗便所に改造しなければならない。
雨水を排除すべき排水設備は、多孔管その他雨水を地下に浸透させる機能を有するものとすることができる。
下水道本管に取付管を接続する場合は、他の取付管から1m以上離す。
軟弱地盤等において、マンホールと管きょとの不同沈下が想定される場合には、接続部分に可とう性をもたせる。
1級管工事施工管理技士 の 5門
第3問
ダクトの施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
アングルフランジ工法ダクトは、フランジ部の鉄板の折返しを5mm 以上とする。
共板フランジ工法ダクトは、天井内の横走りダクトの吊り間隔をアングルフランジ工法ダクトより短くしなければならない。
亜鉛鉄板製の排煙ダクトは、角の継目にピッツバーグはぜを用いてはならない。
送風機の吐出し口直後にエルボを取り付ける場合、吐出し口からエルボまでの距離は、送風機の羽根径の1.5 倍以上とする。
1級管工事施工管理技士 の 5門
第4問
流体の性質に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
水の密度は、1気圧のとき、4℃付近で最大となる。
水の粘性係数は、水温の上昇とともに大きくなる。
粘性による摩擦応力の影響は、一般に、物体の表面近くで顕著に現れる。
毛管現象は、液体の表面張力によるものである。
1級管工事施工管理技士 の 5門
第5問
地域冷暖房に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
地域冷暖房の採算が成立するためには、一般に、地域の熱需要密度〔MW/km2〕が小さいことが必要である。
地域冷暖房とは、蒸気・温水あるいは冷水などの熱媒を、熱源プラントから配管を通じて地域内の複数の建物に供給することをいう。
地域冷暖房には、熱源の集約化により、人件費の節約が図れることや、火災や騒音に対する心配が少なくなるなどの利点がある。
熱源に燃焼機器を用いる場合、熱源の集約化により、ばい煙の管理をよりよい条件で行うことが可能となり、大気汚染防止に貢献できる。