1級管工事施工管理技士 の 5門
第1問
給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
大気圧式バキュームブレーカは、常時水圧のかかっている箇所で、器具のあふれ縁より上部に設置する。
洗車場の水栓は、ホースを設置して使用するため、バキュームブレーカ付きとした。
高さ60mのオフィスビルでは、給水圧力が400 kPaを超えないように系統を高層階と低層階に分けた。
大便器洗浄弁の必要給水圧力は、通常用いられるもので70 kPaである。
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第2問
排煙設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。ただし、本設備は「建築基準法」上の「階及び全館避難安全検証法」及び「特殊な構造」によらないものとする。
手動開放装置のうち手で操作する部分は、壁面に設ける場合、床面から80 cm 以上1.5 m 以下の高さに設ける。
排煙口は、防煙区画部分の各部分から排煙口に至る水平距離が50 m以下となるように設ける。
排煙機は、一の排煙口の開放に伴い自動的に作動するようにする。
非常用エレベーターの設置義務がある建築物における排煙設備の制御及び作動状態の監視は、中央管理室において行うことができるものとする。
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第3問
建設工事における安全管理に関する記述のうち、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。
架設通路で墜落の危険のある箇所には、高さ75 cm 以上の手すりを設けなければならない。ただし、作業上やむを得ない場合は、必要な部分を臨時に取りはずすことができる。
作業主任者を選任したときは、その者の氏名及びその者に行なわせる事項を作業場の見やすい箇所に掲示する等により関係労働者に周知させなければならない。
3m以上の高所から物体を投下するときは、適当な投下設備を設け、監視人を置く等の措置を講じなければならない。
作業場に通じる場所及び作業場内には安全な通路を設け、通路で主要なものには、通路であることを示す表示をしなければならない。
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第4問
品質管理で用いられる統計的手法の名称とその特徴の組合せとして、適当でないものはどれか。
ヒストグラム ―― 「柱状図」とも呼ばれ、データの全体分布やばらつきの状況がわかる。
散布図 ―― プロットされた点の分布の状態より、2つの特性の関係がわかる。
パレート図 ―― 大きな不良項目やその不良項目が全体に占める割合がわかる。
特性要因図 ―― 「魚の骨」とも呼ばれ、データの時間的変化や異常なばらつきがわかる。
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第5問
保温・保冷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
室内露出配管の床貫通部は、その保温材の保護のため、床面より少くとも高さ150 mm程度までステンレス鋼板で被覆する。
グラスウール保温板の24 K、32 Kなどの表示は、保温材の耐熱温度を表すもので数値が大きいほど耐熱温度が高い。
ポリエチレンフィルム巻き仕上げの場合は、1/2重ね巻きとする。
保温材は、圧縮により厚さを減少させると断熱性能が低下する。