二級建築士国家試験 の 10門
第1問
構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋根の積雪荷重は、屋根に雪止めがある場合を除き、その勾配が 60度を超える場合においては、零とすることができる。
風圧力を計算する場合の速度圧は、その地方において定められた風速の2乗に比例する。
建築物の屋根版に作用する風圧力と、屋根葺き材に作用する風圧力とは、それぞれ個別に計算する。
同一の室に用いる積載荷重の大小関係は、一般に、「地震力の計算用」> 「床の計算用」> 「大梁及び柱の計算用」である。
暴風時における建築物の転倒、柱の引抜き等を検討する場合においては、建築物の実況に応じて積載荷重を減らした数値によるものとする。
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第2問
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
居室の空気中において、一般に、二酸化炭素の許容濃度は 0.1%(1,000ppm)であり、毒性の強い一酸化炭素の許容濃度は 0.001%(10ppm)である。
換気回数は、室の1時間当たりの換気量を室容積で除した値である。
第3種機械換気方式は、室内を負圧に保持し、室外への汚染質の流出を防ぐことができるので、便所などに用いられる。
汚染質が発生している室における必要換気量は、その室の容積の大小によって変化する。
2階建の住宅において、屋内の温度よりも外気温が低い場合、下階には外気が入ってくる力が生じ、上階には屋内の空気が出ていく力が生じる。
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第3問
木造建築物に用いる接合金物とその用途との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
【接合金物】かね折り金物
【 用途 】隅部の通し柱と胴差の接合
【接合金物】羽子板ボルト
【 用途 】小屋梁と軒桁の接合
【接合金物】短ざく金物
【 用途 】筋かいと柱の接合
【接合金物】あおり止め金物
【 用途 】トラスと「頭つなぎ及び上枠」の接合
【接合金物】メタルプレートコネクター
【 用途 】トラスを構成する部材同士の接合
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第4問
図のような「準防火地域」と「防火地域及び準防火地域に指定されていない区域」にわたる2階建、延べ面積 300㎡(各階の床面積 150㎡)で、A、B、Cの部分を有する1棟の共同住宅に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。ただし、図に記載されているものを除き、地域、地区等及び特定行政庁の指定等はないものとする。
耐火建築物又は準耐火建築物としなくてよい。
Aの外壁を準耐火構造とした場合、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。
Bの屋根の構造は、市街地における通常の火災による火の粉により、防火上有害な発炎をしないもの及び屋内に達する防火上有害な溶融、き裂その他の損傷を生じないものとしなければならない。
Cの外壁の開口部で延焼のおそれのある部分には、防火戸その他の政令で定める防火設備を設けなくてよい。
共同住宅に附属する高さ2mの塀を設ける場合、その塀を木造とすることができる。
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第5問
コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
柱の水平打継ぎ位置は、スラブの上端とした。
梁のコンクリートは、壁及び柱のコンクリートの沈みが落ち着いた後に打ち込んだ。
コンクリート棒形振動機による締固めは、コールドジョイントを防止するため、棒形振動機の先端が、先に打ち込まれたコンクリートの層へ入らないようにして行った。
初期養生期間におけるコンクリートの最低温度は、コンクリートのいずれの部分についても、2°C以下とならないようにした。
コンクリート構造体の有害なひび割れ及びたわみの有無は、支保工を取り外した後に確認した。
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第6問
次の建築物のうち、建築基準法上、新築することができるものはどれか。ただし、特定行政庁の許可は受けないものとし、用途地域以外の地域、地区等は考慮しないものとする。
第一種低層住居専用地域内のコンビニエンスストア
第二種中高層住居専用地域内のバッティング練習場
第二種住居地域内の保健所
近隣商業地域内のキャバレー
工業専用地域内の幼稚園
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第7問
排水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
排水管内の圧力変動が大きい場合は、排水トラップを直列に二重に設ける。
Sトラップは、Pトラップに比べて、自己サイホン作用による破封を起こしやすい。
敷地内の雨水ますには、雨水に含まれる泥が下水道に流れ込まないように、底部に泥だめを設ける。
通気管の大気開口部は、窓・換気口等の開口部付近に設ける場合、当該開口部の上端から 60cm以上立ち上げるか、又は当該開口部から水平に3m以上離す。
排水横枝管接続部に特殊継手排水システムを用いることにより、通気管を伸頂通気管のみとすることができる。
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第8問
左官工事、タイル工事及び石工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリート壁面へのモルタル塗りにおいて、下塗り → 中塗り → むら直し → 上塗りの順で行った。
壁のモルタル塗りにおいて、上塗りには、下塗りよりも貧調合のモルタルを使用した。
壁のタイルの改良圧着張りにおいて、タイル下地面とタイル裏面の双方に張付けモルタルを塗り付けた。
壁のモザイクタイル張りにおいて、表張り紙の紙はがしは、張付け後に時期を見計らい、表面に水湿しをしてから行った。
外壁湿式工法による石材の取付けにおいて、石材の裏面とコンクリート躯体面との間隔を 40mmとした。
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第9問
鉄筋コンクリート構造における配筋等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
帯筋の末端部は、135°以上に折り曲げて定着させるか、又は相互に溶接する。
D35以上の異形鉄筋の継手には、原則として、重ね継手を用いない。
「鉄筋の径(呼び名の数値)」の差が7mmを超える場合には、原則として、ガス圧接継手を設けてはならない。
柱梁接合部内の帯筋の間隔は、原則として、150mm以下、かつ、その接合部に隣接する柱の帯筋間隔の 1.5倍以下とする。
柱の出隅部分に設ける主筋は、異形鉄筋を用いる場合、直線定着としてもよい。
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第10問
仮設工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ブラケット一側足場において、建地の間隔を 1.8mとし、建地間の最大積載荷重を150kgとした。
はしご道のはしごの上端を、床から 60cm突出させた。
工事の進捗に伴い、監理者の承諾を得て、施工中の建築物のうち、施工済の一部を現場事務所として使用した。
単管足場の組立てにおいて、建地の脚部に用いたベース金具を、地盤上に直接設置した。
高さ9mの登り桟橋において、4.5mの高さに踊り場を設置した。