二級建築士国家試験 の 10門
第1問
事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
フリーアドレス方式は、事務室に固定した個人専用の座席を設けず、在籍者が座席を共用し、事務室空間を効率的に利用する方式である。
オープンコアは、コアを平面の中央部全体に配置した形式であり、基準階の床面積が小さい事務所ビルに適している。
レンタブル比は、貸事務所ビルの収益性に関する指標の一つであり、延べ面積に対する収益部分の床面積の合計の割合である。
モデュラーコーディネーションは、柱間や間仕切、窓などの位置を基準寸法により決定することである。
スタッグ式は、コミュニケーションとプライバシーの双方を必要とする業務に適した机配置である。
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第2問
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
居室の空気中において、一般に、二酸化炭素の許容濃度は 0.1%(1,000ppm)であり、毒性の強い一酸化炭素の許容濃度は 0.001%(10ppm)である。
換気回数は、室の1時間当たりの換気量を室容積で除した値である。
第3種機械換気方式は、室内を負圧に保持し、室外への汚染質の流出を防ぐことができるので、便所などに用いられる。
汚染質が発生している室における必要換気量は、その室の容積の大小によって変化する。
2階建の住宅において、屋内の温度よりも外気温が低い場合、下階には外気が入ってくる力が生じ、上階には屋内の空気が出ていく力が生じる。
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第3問
建築物の構造強度に関する次の記述のうち、建築基準法に適合しないものはどれか。ただし、構造計算等による安全性の確認は行わないものとする。
補強コンクリートブロック造平家建、延べ面積 30㎡の倉庫において、張り間方向及びけた行方向に配置する耐力壁の長さのそれぞれの方向についての合計を、張り間方向に4m、けた行方向に6mとした。
鉄筋コンクリート造2階建、延べ面積 280㎡の事務所において、構造耐力上主要な部分である床版の最大曲げモーメントを受ける部分における引張鉄筋の間隔を、短辺方向において 20cm以下、長辺方向において 30cm以下で、かつ、床版の厚さの3倍以下となるようにした。
鉄骨造平家建、延べ面積 250㎡の物品販売業を営む店舗において、構造耐力上主要な部分である圧縮力を負担する柱の有効細長比を、200とした。
木造2階建、延べ面積 120㎡の一戸建住宅において、すみ柱は、接合部を通し柱と同等以上の耐力を有するように補強したので、通し柱としなかった。
木造2階建、延べ面積 220㎡の共同住宅において、布基礎の立上り部分の鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さを、4cmとした。
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第4問
鉄骨工事の建方に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
高力ボルト接合による継手の仮ボルトは、本接合のボルトと同軸径の普通ボルトを用い、締付け本数は、一群のボルト数の 1/3 以上、かつ、2本以上とした。
柱の溶接継手におけるエレクションピースに使用する仮ボルトは、全数締め付けた。
本接合が完了したので、ひずみを修正し、建入れ直しを行った。
吊上げの際に変形しやすい部材であったので、適切な補強を行った。
建方が完了したので、形状及び寸法精度を確認し、監理者の検査を受けた。
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第5問
図のような外力を受ける静定トラスにおいて、部材A、B、Cに生じる軸方向力の値の組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、軸方向力は、引張力を「+」、圧縮力を「-」とする。
【A】+3√2 kN 【B】-4 kN 【C】+3√2 kN
【A】+2√2 kN 【B】-3 kN 【C】+3√2 kN
【A】+2√2 kN 【B】-4 kN 【C】+3√2 kN
【A】-2√2 kN 【B】+3 kN 【C】-3√2 kN
【A】-3√2 kN 【B】+4 kN 【C】-3√2 kN
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第6問
型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
型枠は、作業荷重、コンクリートの自重及び側圧、打込み時の振動及び衝撃、水平荷重等の外力に耐えられるように設計し、組み立てた。
型枠の組立てに当たって、柱の型枠下部に掃除口を設けた。
上下階の支柱は、平面上において同一位置となるように、垂直に立てた。
計画供用期間の級が「標準」であったので、コンクリートの圧縮強度が5N/mm2に達したことを確認し、柱及び壁のせき板を取り外した。
コンクリートの圧縮強度が設計基準強度の 95%に達したので、梁下の支柱を取り外した。
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第7問
壁式鉄筋コンクリート造2階建の住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造ではないものとする。
構造計算によって構造耐力上安全であることを確認したので、1階部分の耐力壁の縦筋及び横筋の鉄筋比を 0.15%とした。
各階の階高を 3.2mとしたので、耐力壁の厚さを 15cmとした。
壁梁は、主筋にD13を用い、梁せいを 45cmとした。
耐力壁の実長を、45cm以上、かつ、同一の実長を有する部分の高さの 30%以上とした。
構造耐力上主要な部分のコンクリートに、軽量コンクリート1種を使用するので、設計基準強度を 15N/mm2とした。
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第8問
有料老人ホーム(鉄筋コンクリート造2階建、各階の床面積 150㎡、高さ6m)の避難施設等に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。ただし、耐火性能検証法、防火区画検証法、階避難安全検証法、全館避難安全検証法及び国土交通大臣の認定による安全性の確認は行わないものとする。
片側にのみ居室のある共用の廊下の幅は、1.2m以上としなければならない。
避難階が1階で、2階における有料老人ホームの主たる用途に供する居室の床面積の合計が 90㎡の場合には、2階から1階又は地上に通ずる2以上の直通階段を設けなくてもよい。
建築基準法施行令第 116条の2第1項第二号の規定に該当する窓その他の開口部を有しない居室がない場合には、排煙設備を設けなくてもよい。
居室から地上に通ずる廊下、階段その他の通路で、採光上有効に直接外気に開放されたものには、非常用の照明装置を設けなくてもよい。
避難階が1階である場合、2階には、非常用の進入口を設けなくてもよい。
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第9問
建築設備に関する次の用語の組合せのうち、最も関係の少ないものはどれか。
照明設備 ―― グレア
給水設備 ―― スロッシング
空気調和設備 ―― ペリメータ
衛生器具設備 ―― ドレンチャ
排水設備 ―― ディスポーザ
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第10問
図のような方向に風を受ける建築物のA点における風圧力の大きさとして、最も適当なものは、次のうちどれか。ただし、速度圧は 1,000N/㎡とし、建築物の外圧係数及び内圧係数は、図に示す値とする。
160 N/㎡
200 N/㎡
360 N/㎡
400 N/㎡
600 N/㎡