二級建築士国家試験 の 10門
第1問
鉄筋コンクリート工事における鉄筋の継手・定着に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
梁の主筋にD29を使用したので、主筋の最小かぶり厚さを、その主筋径(呼び名の数値)と同じとした。
杭基礎のベース筋の末端部には、フックを付けた。
隣り合う重ね継手の継手位置は、1箇所に集中しないよう相互に継手長さの 0.5倍以上ずらして設けた。
ガス圧接に先立ち、冷間直角切断機による鉄筋の端面処理を行った。
ガス圧接継手の超音波探傷試験は、1組の作業班が1日に行った圧接箇所のうち、無作為に抽出した 30箇所で行った。
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第2問
木質構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
同一の接合部に力学特性の異なる接合法を併用する場合の許容耐力は、一般に、個々の接合法の許容耐力を加算して算出することはできない。
接合部の許容耐力は、一般に、木材の比重に影響される。
木材と木材の一面せん断接合において、有効主材厚は木ねじの呼び径の6倍以上とし、側材厚は木ねじの呼び径の4倍以上とする。
ボルト接合部において、せん断を受けるボルトの間隔は、木材の繊維に対する加力方向の違いに関係なく一定とする。
ドリフトピン接合において、施工時の木材の含水率が 20%以上である場合、接合部の許容せん断耐力を低減する。
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第3問
コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ひび割れの発生を防止するため、所要の品質が得られる範囲内で、コンクリートの単位水量はできるだけ小さくした。
軽量コンクリートに用いる人工軽量骨材は、輸送によってスランプの低下等が生じないように、あらかじめ十分に吸水させたものを使用した。
日平均気温の平年値が 25°Cを超える期間のコンクリート工事において、荷卸し時のコンクリートの温度は、35°C以下とした。
コンクリートの練混ぜ開始から打込み終了までの時間は、外気温が 30°Cであったので、90分以内とした。
構造体コンクリートの材齢 28日圧縮強度推定用供試体の養生は、工事現場における気中養生とした。
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第4問
建築工事又は測量と、それに用いる工法又は機械・器具との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
根切り工事 ―― クラムシェル
耐震改修工事 ―― 連続繊維補強工法(炭素繊維補強)
杭地業工事 ―― 地盤アンカー工法
水準測量 ―― 自動レベル
トラバース測量 ―― セオドライト
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第5問
左官工事、タイル工事及び石工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリート壁面へのモルタル塗りにおいて、下塗り → 中塗り → むら直し → 上塗りの順で行った。
壁のモルタル塗りにおいて、上塗りには、下塗りよりも貧調合のモルタルを使用した。
壁のタイルの改良圧着張りにおいて、タイル下地面とタイル裏面の双方に張付けモルタルを塗り付けた。
壁のモザイクタイル張りにおいて、表張り紙の紙はがしは、張付け後に時期を見計らい、表面に水湿しをしてから行った。
外壁湿式工法による石材の取付けにおいて、石材の裏面とコンクリート躯体面との間隔を 40mmとした。
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第6問
冬期の住宅における外気に面した窓ガラスの室内側の表面結露防止対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ガラスを断熱性能の高いものに交換する。
窓面のカーテンを閉める。
放熱器を窓の下に設置する。
換気を行う。
雨戸を閉める。
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第7問
屋根を金属板でふき、壁を金属サイディング張りとした木造2階建、延べ面積 120㎡、高さ8mの物品販売業を営む店舗において、横架材の相互間の垂直距離が1階にあっては 2.8m、2階にあっては 2.7mである場合、建築基準法上、1階及び2階の構造耐力上主要な部分である柱の張り間方向及びけた行方向の小径の必要寸法を満たす最小の数値の組合せは、次のうちどれか。ただし、構造計算等による安全性の確認は行わないものとする。
【1階の柱の小径】13.5 cm 【2階の柱の小径】12.0 cm
【1階の柱の小径】13.5 cm 【2階の柱の小径】10.5 cm
【1階の柱の小径】12.0 cm 【2階の柱の小径】12.0 cm
【1階の柱の小径】12.0 cm 【2階の柱の小径】10.5 cm
【1階の柱の小径】10.5 cm 【2階の柱の小径】10.5 cm
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第8問
建築環境工学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
日照率は、可照時間に対する日照時間の割合である。
大気放射は、日射のうち、大気により吸収、散乱される部分を除き、地表面に直接到達する日射のことである。
NC値は、室内騒音を評価する指標の一つである。
対流熱伝達は、壁面などの固体表面とそれに接している空気との間に生じる熱移動現象のことである。
クロ(clo)値は、衣服の断熱性を表す指標であり、人の温冷感に影響する要素の一つである。
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第9問
集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
スケルトンインフィル住宅は、「建築物の躯体や共用設備部分」と「住戸専有部分の内装や設備」とを明確に分けて計画することによって、住戸の更新性や可変性を高めた集合住宅である。
リビングアクセス型は、一般に、各住戸の表情を積極的に表に出すことを意図して、共用廊下側に居間や食事室を配置する形式である。
テラスハウスは、接地型住宅であり、各住戸が専用庭を持っている。
メゾネット型は、一般に、フラット型に比べて、プライバシーを確保しやすく、居住性を高めやすい住戸形式である。
コレクティブハウスは、住宅入居希望者が集まり、協力して企画・設計から入居・管理までを運営していく方式の集合住宅である。
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第10問
鉄骨構造の接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
異種の鋼材を溶接する場合における接合部の耐力は、接合される母材の許容応力度のうち、小さいほうの値を用いて計算する。
柱梁接合部において、スカラップは、応力集中により部材の破断の原因となることがあるので、ノンスカラップ工法が推奨されている。
重ね継手の隅肉溶接において、溶接する鋼板のかど部には、まわし溶接を行ってはならない。
構造耐力上主要な部分である鋼材の接合をボルト接合とする場合には、ボルトが緩まないように、戻り止めの措置を講じなければならない。
柱の継手の接合用ボルト、高力ボルト及び溶接は、原則として、継手部の存在応力を十分に伝え、かつ、部材の各応力に対する許容力の 1/2 を超える耐力とする。