二級建築士国家試験 の 5門
第1問
冬期の住宅における外気に面した窓ガラスの室内側の表面結露防止対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ガラスを断熱性能の高いものに交換する。
窓面のカーテンを閉める。
放熱器を窓の下に設置する。
換気を行う。
雨戸を閉める。
二級建築士国家試験 の 5門
第2問
木造建築物の地盤及び基礎に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
基礎は、建築物が水平力を受けた場合に横移動・浮上がりをしない根入れ深さを確保する。
直接基礎の底盤の位置は、原則として、支持地盤以下とし、かつ、表土層以下で土の含水変化・凍結のおそれの少ない深さとする。
独立基礎は、布基礎やべた基礎に比べて、不同沈下の抑制に有利である。
鉄筋コンクリート造の基礎に換気孔・点検口・人通口などによる断面欠損がある場合、欠損の度合いに応じて鉄筋による補強等を行う。
基礎は、土台又は柱脚と構造耐力上有効に配置されたアンカーボルトなどによって緊結する。
二級建築士国家試験 の 5門
第3問
鋼材等の種類の記号とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
SN490C ―― 建築構造用圧延鋼材の一種
SS400 ―― 一般構造用角形鋼管の一種
SNR400B ―― 建築構造用圧延棒鋼の一種
SM490A ―― 溶接構造用圧延鋼材の一種
BCP235 ―― 建築構造用冷間プレス成形角形鋼管の一種
二級建築士国家試験 の 5門
第4問
木造軸組工法における部材の接合箇所とそこに使用する接合金物との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
土台と柱 ―― 山形プレート
管柱と胴差 ―― かね折り金物
柱と筋かいと軒桁 ―― 筋かいプレート
小屋梁と軒桁 ―― 羽子板ボルト
垂木と軒桁 ―― くら金物
二級建築士国家試験 の 5門
第5問
荷重及び外力に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
建築物に作用する荷重及び外力としては、固定荷重、積載荷重、積雪荷重、風圧力、地震力のほか、建築物の実況に応じて、土圧、水圧、震動及び衝撃による外力を採用しなければならない。
屋根の積雪荷重は、屋根に雪止めがある場合を除き、その勾配が 60度を超える場合においては、零とすることができる。
積雪荷重は、雪下ろしを行う慣習のある地方であっても、その地方における垂直積雪量が1mを超える場合には、垂直積雪量を減らして計算することができない。
保有水平耐力計算により、構造耐力上主要な部分の断面に生ずる長期の応力度を計算する場合、特定行政庁が指定する多雪区域においては、積雪荷重がある場合と積雪荷重がない場合とを考慮する。
建築物の地上部分の地震力については、当該建築物の各部分の高さに応じ、当該高さの部分が支える部分に作用する全体の地震力として計算する。