建築物環境衛生管理技術者試験 の 1門
第1問
冷却塔に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
冷却塔は、主として冷凍機の凝縮熱を大気に放出するための装置として利用される。
密閉型冷却塔は、信頼性を要求される電算室やクリーンルーム系統などへの採用例が多い。
密閉型冷却塔は、散水系統の保有水量が少なく不純物の凝縮が激しいため、この系統に対する水質管理は厳密に行う必要がある。
開放型冷却塔では、冷却水と大気が直接接触することから、大気中の汚染物資により水質が悪化し、機器・配管等に腐食を招くことがあるため、水質管理が重要である。
開放型冷却塔は、通風抵抗の増加に伴い送風機動力が増加する上、散布水ポンプにかかわる機構が付加されるため、コストも割高となる。