建築物環境衛生管理技術者試験 の 10門
第1問
電場、磁場、電磁波に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
周波数が300MHz~300GHzの電磁波をレーザ光線という。
電磁波の波長は、周波数が多くなると短くなる。
レーザ光線による生体の障害作用では、目が最も障害を受けやすい。
紫外線は、過剰な曝露により皮膚癌を発症させる。
携帯電話端末等の無線設備は、局所SAR(Specific Adsorption Rate)の許容値が2W/kgを超えないことが総務省令により義務付けられている。
建築物環境衛生管理技術者試験 の 10門
第2問
労働安全衛生法に規定する事業者の責務に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
労働者の健康に配慮して、労働者の従事する作業を適切に管理するように努めなければならない。
健康診断の結果を市町村に報告しなければならない。
常時使用する労働者に対し、医師による健康診断を行わなければならない。
事業者の規模に応じて産業医を選任しなければならない。
有害な業務を行う屋内作業場において、作業環境の測定を行い、その結果を記録しておかなければならない。
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第3問
給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
FRPの場合板パネルを用いた貯水槽は、断熱材がよく、結露しにくい。
ステンレス鋼管の接合には、メカニカル接合がある。
給水配管の枝管の分岐は、上方に給水する場合には下取り出しとする。
逆サイホン作用の防止対策の基本は、吐水口空間を設けることである。
飲料用貯水槽の水抜き管を、オーバーフロー管と接続することは好ましくない。
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第4問
冷凍機に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
吸収冷凍機の吸収剤には、水が用いられる。
ヒートポンプは、蒸気圧縮冷凍サイクルの凝縮潜熱(温熱)を利用するものである。
回転式冷凍機は、圧縮機本体の小型化・低振動化が進んでいる。
ターボ型冷凍機は、中・大規模建築物の空気調和用をはじめ、地域冷暖房、産業用大規模プロセス冷却用等で用いられる。
レシプロ冷凍機は、シリンダ内のピストンを往復動させることによって冷媒ガスを圧縮する。
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第5問
排水通気設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
排水槽では、硫化水素の発生が原因となって、躯体部の一部が劣化する場合がある。
飲食店などのグリース阻集器内で発生する廃棄物は、一般廃棄物として処理される。
汚水槽の水位制御には、一般にフロートスイッチを用いる。
排水槽の清掃は、酸素濃度を確認した後、硫化水素濃度が10 ppm以下であるかを確認してから作業を行う。
掃除口には、容易にはずせるようにネジ部にグリースを塗っておく。
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第6問
次の感染症のうち、ウイルスによって引き起こされる疾患の組合せとして、正しいものはどれか。
ア:日本脳炎
イ:B型肝炎
ウ:コレラ
エ:レジオネラ症
オ:つつが虫病
アとイ
アとオ
イとウ
ウとエ
エとオ
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第7問
温熱環境要素の測定器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
グローブ温度計は、熱放射の測定に用いられるもので、気流の影響を受ける。
相対湿度の測定には、毛髪などの伸縮を利用する方法がある。
ピトー管による風速測定では、ストークスの定理を用いている。
風速の測定法として、超音波の到着時間と気流との関係を利用する方法がある。
ガラス製温度計は、気象庁の登録検定機関の検定済みのものを使用する。
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第8問
冷凍機の冷凍サイクルとその構成機器との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
蒸気圧縮冷凍サイクル ━━━ 再生器
蒸気圧縮冷凍サイクル ━━━ 蒸発器
吸収冷凍サイクル ━━━ 凝縮器
吸収冷凍サイクル ━━━ 吸収器
蒸気圧縮冷凍サイクル ━━━ 膨張弁
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第9問
窓ガラスの清掃に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
自動窓拭き機は、作業が天候状況に左右されず、作業効率が良い。
臨海工業地帯の窓ガラスは、汚れが付きやすいので、6ヵ月~1年に1回洗浄を行う。
スクイジー法は、微細な研磨剤をガラスに塗布しスクイジーでかき取る方法である。
遮光や飛散防止のためフィルムは、必ず、剥がしてから清掃を行う。
ガラスは、一般的に特殊な洗剤で洗浄を行う。
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第10問
給水及び排水の管理に関する用語とその単位との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
下水道におけるリン含有量 ━━ mg/L
精密ろ過膜の有効径 ━━ μm
加熱装置の能力 ━━ J
水の密度 ━━ kg/m3
塩化物イオン ━━ mg/L