建築物環境衛生管理技術者試験 の 10門
第1問
次の感染症対策のうち、宿主の感染症対策として最も適当なものはどれか。
媒介動物の駆除
患者の治療
マスクの着用
一般的な体力の向上
患者の隔離
建築物環境衛生管理技術者試験 の 10門
第2問
輸送設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
エレベータに使用される巻上電動機には、交流式と直流式がある。
建築基準法の規定により、高さ31mを超える建築物には、原則として非常用の昇降機を設けなければならない。
エスカレータの公称輸送能力は、定格速度と踏段幅により決定する。
建築基準法の規定により、エレベータの安全装置として、制動装置を設けなければならない。
油圧式エレベータは、走行機の速度制御が広範囲にわたって可能である。
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第3問
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
一人当たりの必要換気量は、呼吸による酸素の消費量を基準として求めることが多い。
空気換気効率は、室全体の換気効率を表すものである。
換気回数は、換気量を室容積で除したものである。
局所換気は、室全体でなく、汚染物質が発生する場所を局部的に換気する方法である。
機械換気は、送風機や排風機等の機械力を利用して室内の空気の入れ替えを行う。
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第4問
浮遊粒子の次のアからエの動力学的性質のうち、粒径が大きくなると数値が小さくなるものの組合せとして、最も適当なものはどれか。
ア:終末沈降速度
イ:拡散係数
ウ:水平面への沈着速度
エ:荷電数が等しい粒子の電気移動度
アとイ
アとウ
アとエ
イとエ
ウとエ
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第5問
空気熱負荷に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
百貨店やスーパーマーケットの売場は、特に照明負荷が大きい。
劇場客席は、特に取入外気量が多く、床面積当たりの空調熱負荷も大きい。
病院病室は、床面積当たりの在室者数が少なく、空調熱負荷が小さい。
最大暖房負荷の算定には、通過日射を含む。
人体からの発熱量や器具からの発熱量は、暖房負荷計算では、安全側として算定しないことがある。
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第6問
空気浄化装置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
空気浄化装置の性能を表示する指標に、汚染除去率がある。
活性炭フィルタは、ガス除去用エアフィルターの一種である。
HEPAフィルタは、ろ過式折込み型エアフィルタの一種である。
自動巻取型エアフィルタのろ材の更新には、タイマによる方法がある。
汚染除去(粉じん保持)容量は、kg/m3で表される。
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第7問
色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
色彩は、色相、明度、輝度の三つの属性の組合せによって表現される。
色彩を使って環境を調節する一つの指針として、ジャッドの色彩調節の原理がある。
配色については、室内などの全面積の10%以上を占める色を基調色、それ以外の色をアクセント色という。
環境を機能的に整える環境配色では、一般に事務所などの天井は白又はごく薄い色とし、壁を明るい色とする。
環境色の管理は、色彩のもつ性質を利用して安全で疲労の少ない快適な環境づくりを行うためのものである。
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第8問
アレルギーに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
アレルギー反応は、ヒトに有害な免疫反応である。
抗体は、免疫グロブリンと呼ばれるタンパク質である。
アトピー性皮膚炎は、アレルギー性疾患に含まれる。
ヒスタミンは、アレルギーの一種である。
低湿度は、アレルギー性疾患を増悪させる。
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第9問
ほこりや汚れの除去に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
おがくずの粒は保水力が高く、表面積が大きいので、ほこりを付着させる効果が大きい。
ほこりは経時変化をしないので、長時間放置しても除去できる。
不乾性の鉱油で粘度の高いものを布に含ませて、ほこりを除去する方法をダストコントロール法という。
バキュームクリーニングでは、カーペットの織り目に入り込んだほこりや土砂は除去できない。
ダストクロス法は、油分による床面への弊害が多い。
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第10問
建築物の運用と建築設備に関する用語の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
BEMS ━━ ビルエネルギー管理システム
CASBEE ━━ 建築環境総合性能評価システム
ESCO ━━ エネルギー総合サービス事業
COP ━━ 水搬送効率
LAN ━━ 情報通信設備