建築物環境衛生管理技術者試験 の 10門
第1問
剥離剤の性質及び使用法に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
塩化ビニル系床材に変色などの影響を及ぼす。
フロアシーラを容易に剥離できる。
剥離剤を使用後、すすぎ拭きは1回とし、樹脂床維持剤を再塗布する。
剥離洗浄後、床面をリンス剤で中和する。
界面活性剤を主剤とし、低級アミンが添加されている。
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第2問
建築生産に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物は、建築主によって企画される。
請負契約の方法には、一般競争入札、指名競争入札、随意契約がある。
土工地業工事には、土工事、山止め工事、地業及び基礎工事がある。
建設業法では、発注者の書面による承諾のない限り、一括下請負は禁止されている。
工事監理は、施工者が建築主の委託を受けて代行することが多い。
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第3問
給水及び排水の管理に関する用語とその単位との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
下水道におけるリン含有量 ━━ mg/L
精密ろ過膜の有効径 ━━ μm
加熱装置の能力 ━━ J
水の密度 ━━ kg/m3
塩化物イオン ━━ mg/L
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第4問
給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
長い直線配管には、伸縮管継手を設置する。
給湯配管内の水中における気体の溶解度は、水温の上昇により増加する。
密閉式給湯方式の横管においては、1/200以上の勾配で配管する。
電気温水器は、加熱能力と貯湯容量を有している加熱装置である。
貯湯槽の安全装置として、逃し管の代わりに逃し弁を設けてもよい。
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第5問
清掃作業計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
エレベータのかご内部の壁面洗浄は、定期清掃で実施する。
トイレ、洗面所の換気口の除じんは、日常清掃で実施する。
玄関のフロアマットの洗浄は、定期清掃で実施する。
エスカレータのランディングプレートの除じんは、日常清掃で実施する。
廊下の壁面のスポット洗浄は、定期清掃で実施する。
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第6問
空気調和設備に用いられる熱交換器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
温水製造には温水ボイラだけでなく、蒸気利用の多管式熱交換器も利用される。
回転型全熱交換器は空調排気の熱回収を主目的とする空気ー空気熱交換機器である。
顕熱交換器は潜熱を伴わない。
プレートフィン式冷温水コイルは、空気調和機内に設置される冷温水製造装置である。
プレート式水ー水熱交換機は伝熱板の増減により伝熱面積を設置後に変更できることが特徴である。
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第7問
建築基準法に基づく特殊建築物に該当しないものは、次のうちどれか。
事務所
百貨店
学校
工場
旅館
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第8問
建築物内における廃棄物の種類と中間処理方法との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
【廃棄物の種類】缶類 【中間処理方法】圧縮
【廃棄物の種類】プラスチック 【中間処理方法】圧縮
【廃棄物の種類】ちゅう芥 【中間処理方法】脱水
【廃棄物の種類】段ボール 【中間処理方法】梱包
【廃棄物の種類】雑誌 【中間処理方法】切断
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第9問
熱移動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
中空層の熱抵抗は、一定の厚さ(2~5cm)までは厚さが増すにつれて増大するが、それ以上ではほぼ一定となる。
同一温度の物体間では、放射に関し、放射率と吸収率は等しい。
光ったアルミ箔の長波長放射率は、白色ペイントより小さい。
対流熱伝達率は、壁表面の粗度の影響を受ける。
一般に固体の熱伝導率は、密度が大きい材料ほど小さい。
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第10問
温熱環境要素の測定器に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
グローブ温度計は、熱放射の測定に用いられるもので、気流の影響を受ける。
相対湿度の測定には、毛髪などの伸縮を利用する方法がある。
ピトー管による風速測定では、ストークスの定理を用いている。
風速の測定法として、超音波の到着時間と気流との関係を利用する方法がある。
ガラス製温度計は、気象庁の登録検定機関の検定済みのものを使用する。