建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第1問
排水通気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
通気立て管の上部は、最高位の衛生器具のあふれ縁から75mm以上高い位置で、伸頂通気管に接続する。
伸頂通気方式の排水立て管には、原則としてオフセットを設けてはならない。
伸頂通気管は、排水立て管頂部と同じ管径で延長して大気中へ開口する。
排水横管が45°を超える角度で方向を変える箇所では、掃除口を設置する。
排水横主管以降が満流となるおそれのある場合は、伸頂通気方式を採用してはならない。
建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第2問
給湯設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
真空式温水発生機の定期検査は、労働安全衛生法の規定に基づいて行う。
給湯設備の停滞水は、機器・配管類からの金属の浸出に関係する。
自動空気抜き弁から水漏れがあった場合は、弁座にごみ等をかんでいるおそれがある。
給湯設備は、給水設備に準じた保守管理が必要である。
給湯水にレジオネラ属菌汚染が認められた場合、系統内を高濃度塩素により一時的に消毒する。
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第3問
建築材料及び部材の性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートは、セメント、水、砂を混合し、練り混ぜて固めたものをいう。
ルーバは視線や風・光の方向を調節するもので、開口部などに設ける。
シート防水層は、一般的に合成ゴム及びプラスチック系の材料で作られる。
ステンレス鋼は、鉄にクロム、ニッケル等の合金で、耐食性、耐熱性を高めたものである。
木材の熱伝導率は、鋼材より小さい。
建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第4問
建築物内廃棄物の保管場所に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
他の用途と兼用しない。
室内を正圧にする。
適度の床勾配を確保する。
出入口には自動扉を設ける。
分別して収集・保管ができる構造にする。
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第5問
廃棄物の症状などに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
家庭から排出される廃棄物に比較し、建築物内で発生する廃棄物の容積質量値は小さい。
廃棄物の発生量は、廃棄物の焼却処理施設を設計する場合に必要となる。
建築物内で用いられている廃棄物用の圧縮装置は、圧縮率が1/4から1/3のものが多い。
廃棄物発生原単位(kg/m2)を建築物の用途別に比較した場合、店舗ビルの方が事務所ビルより小さい。
廃棄物の3成分表示法とは、水分、灰分、可燃物分の3成分の比率(%)で示す。