建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第1問
国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)に基づく特定調達品目(庁舎管理・清掃)の判断基準として、最も不適当なものは次のうちどれか。
清掃に使用する床維持剤・洗浄剤等の揮発性有機化合物の含有量が指針値以下であること。
洗面所の手洗い洗剤として石けん液又は石けんを使用する場合は、廃油又は動植物油脂を原料としたものを使用すること。
ごみの収集は、資源ごみ、生ごみ、可燃ごみ、不燃ごみを分別し、適切に回収が実施されていること。
資源ごみのうち紙類については、古紙のリサイクルに配慮した分別・回収が実施されていること。
洗剤を使用する場合は、水素イオン濃度(pH)の高いものを使用すること。
建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第2問
我が国における平成3年以降の廃棄物政策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
平成3年の廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正で、廃棄物の適正処理に加えて、新たに排出抑制、分別・再生が目的となった。
空き缶、プラスチック類等の食品包装の分別排出、分別収集、再商品化の促進を目的として制定されたのが、食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律(食品英サイクル法)である。
廃家電製品の効果的なリサイクルと廃棄物の減量化を図るために制定されたのが、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)である。
建設資材の分別解体と再資源化等の促進を図るために制定されたのが、建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)である。
循環型社会形成推進基準法に基づく基本計画において、廃棄物の発生を抑制(リデュース)、再使用(リユース)及び再生利用(リサイクル)を推進することとした。
建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第3問
建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づく特定建築物の所有者等に選任された建築物環境衛生管理技術者に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
都道府県知事等の立入検査があった場合には、立ち会う義務がある。
いかなる事由があっても同時に2以上の特定建築物を兼任することはできない。
特定建築物の所有者等との間に直接の雇用関係は必要とされない。
特定建築物で、環境衛生上著しく不適当な事態が発生した場合は、建築物環境衛生管理技術者に罰則が適用される。
環境衛生上の問題に迅速に対応できるよう、選任された特定建築物に常駐しなければならない。
建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第4問
定風量単一ダクト方式における空気調和システムを図-Aに示す。
図-Bは、図-Aのa~eにおける最大冷房負荷時の標準的な状態変化を湿り空気線図上に表したものである。
図-A中の e に相当する図-Bの状態点は、次のうちどれか。
ア
イ
ウ
エ
オ
建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第5問
次の汚染物質とその濃度又は強さを表す単位の組合せとして、最も不適当なものはどれか。
浮遊粉じん ━━━ cpm
放射能 ━━━ Bq
アスベスト ━━━ CFU/m3
二酸化窒素 ━━━ ppb
オゾン ━━━ μg/m3