建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第1問
廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく事業者の責務などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物の処理を排出事業者が他人に委託する場合には、その処理責任を全うするため、都道府県知事の登録業者に委託する。
一般廃棄物の処理に関しては、一般廃棄物及び特別管理一般廃棄物の収集、運搬、処分等が適正に行われるように処理基準が定められている。
廃棄物の減量その他その適正な処理の確保等に関し、国又は地方公共団体の施策に協力しなければならない。
物の製造、加工、販売等に際して、その製品、容器等が廃棄物になった場合における処理の困難性について、あらかじめ自ら評価しなければならない。
事業活動に伴って生じた廃棄物の再生利用等を行うことにより、その減量に努めなければならない。
建築物環境衛生管理技術者試験 の 5門
第2問
給湯設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
真空式温水発生機の定期検査は、労働安全衛生法の規定に基づいて行う。
給湯設備の停滞水は、機器・配管類からの金属の浸出に関係する。
自動空気抜き弁から水漏れがあった場合は、弁座にごみ等をかんでいるおそれがある。
給湯設備は、給水設備に準じた保守管理が必要である。
給湯水にレジオネラ属菌汚染が認められた場合、系統内を高濃度塩素により一時的に消毒する。
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第3問
個別方式の空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
個別方式における代表的な空気調和機は、パッケージ型空気調和機である。
現在採用されているほとんどのものは、ヒートポンプ式冷暖房兼用機である。
中央方式の空気調和設備と異なり、他の熱源設備を必要としない。
ヒートポンプは、採熱源(ヒートソース)によって水熱源ヒートポンプと空気熱源ヒートポンプに分類される。
個別方式の空気調和設備は、通常、外気処理機能を有している。
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第4問
空気汚染物質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
一酸化炭素の建築物内の発生源は、燃焼器具や駐車場排気の侵入などである。
アスベストは、人工的に作られた繊維状鉱物の総称である。
窒素酸化物の発生源として、自動車排気ガスや燃焼器具などがある。
オゾンは、コピー機やレーザプリンタなどが室内発生源である。
二酸化炭素の発生源は、ヒトの呼吸や燃焼器具などである。
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第5問
清掃作業に使用する洗剤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
一般用洗剤には、有機溶剤を加えたものがある。
カーペット用洗剤は、残った洗剤分の粉末化や速乾性などの特徴がある。
一般用洗剤は、作業性を高めるため、泡立ちを少なくしている。
界面活性剤には、汚れの再付着を防止する作用がある。
表面洗剤は、樹脂床維持剤の被膜を傷めないように酸性となっている。