1級建築施工管理技士 の 5門
第1問
採光及び照明に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
光束とは、単位時間当たり、発散、透過又は入射する光のエネルギー量をいう。
演色性とは、照明光による物体色の見え方についての光源の性質をいう。
光度とは、反射面を有する受照面の光の面積密度をいう。
昼光率とは、全天空照度に対する室内のある点の天空光による照度の比をいう。
1級建築施工管理技士 の 5門
第2問
鉄筋のガス圧接継手の外観検査の結果、不合格となった圧接部の措置に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
圧接部のふくらみの直径が規定値に満たない場合は、再加熱し圧力を加えて所定のふくらみに修正する。
圧接部のふくらみが著しいつば形の場合は、圧接部を切り取って再圧接する。
圧接部における相互の鉄筋の偏心量が規定値を超えた場合は、再加熱して修正する。
圧接部に明らかな折れ曲がりが生じた場合は、再加熱して修正する。
1級建築施工管理技士 の 5門
第3問
鉄骨構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
溶接と高力ボルトを併用する継手で、溶接を先に行う場合は両方の許容耐力を加算してよい。
応力を伝達させる主な溶接継目の形式は、完全溶込み溶接、部分溶込み溶接、隅肉溶接とする。
引張材の接合を高力ボルト摩擦接合とする場合は、母材のボルト孔による欠損を考慮して、引張応力度を計算する。
根巻き柱脚は、露出柱脚よりも高い回転拘束をもつ柱脚が構成できる。
1級建築施工管理技士 の 5門
第4問
請負契約に関する記述として、「公共工事標準請負契約約款」上、誤っているものはどれか。
設計図書において監督員の検査を受けて使用すべきものと指定された工事材料の当該検査に直接要する費用は、受注者の負担とする。
工事の施工に伴い通常避けることができない騒音、振動、地盤沈下、地下水の断絶等の理由により第三者に損害を及ぼしたときは、原則として、発注者がその損害を負担しなければならない。
受注者は、その責めに帰すことができない事由により工期内に工事を完成することができないときは、その理由を明示した書面により、発注者に工期の延長変更を請求することができる。
現場代理人は、契約の履行に関し、工事現場に原則として常駐し、その運営、取締りを行うほか、請負代金額の変更及び契約の解除に係る権限を行使することができる。
1級建築施工管理技士 の 5門
第5問
電気設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
低圧屋内配線の使用電圧が300 Vを超える場合、金属製の電線接続箱には接地工事を施す。
バスダクトは、電流の容量の大きい幹線に使用される。
合成樹脂管内、金属管内及び可とう電線管内では、電線に接続点を設けてはならない。
大型の動力機器が多数使用される場合の電気方式には、単相3線式100/200 Vが用いられる。