1級建築施工管理技士 の 5門
第1問
建設業の許可に関する記述として、「建設業法」上、誤っているものはどれか。
建設業者は、2以上の建設工事の種類について建設業の許可を受けることができる。
建設業の許可を受けようとする者は、その営業所ごとに、一定の資格又は実務経験を有する専任の技術者を置かなければならない。
特定建設業の許可とは、2以上の都道府県の区域内に営業所を設けて営業をしようとする建設業者に対して行う国土交通大臣の許可をいう。
内装仕上工事など建築一式工事以外の工事を請け負う建設業者であっても、特定建設業者となることができる。
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第2問
次の記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
映画館における客用の階段及びその踊場の幅は、120 cm以上としなければならない。
高さ31 m を超える建築物には、原則として、非常用の昇降機を設けなければならない。
居室には、原則として、その居室の床面積の1/20以上の換気に有効な部分の面積を有する窓その他の開口部を設けなければならない。
3階以上の階をホテルの用途に供する建築物は、耐火建築物としなければならない。
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第3問
鉄骨構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
H形鋼は、フランジ及びウェブの幅厚比が大きくなると局部座屈を生じやすい。
角形鋼管柱とH形鋼梁の剛接合の仕口部には、ダイアフラムを設けて力が円滑に流れるようにする。
中間スチフナは、梁の材軸と直角方向に配置し、主としてウェブプレートのせん断座屈補強として用いる。
部材の引張力によってボルト孔周辺に生じる応力集中の度合は、高力ボルト摩擦接合の場合より普通ボルト接合の方が少ない。
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第4問
建築工事において、公衆災害を防止するために設ける防護棚(朝顔)に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
建築工事を行う部分の高さが、地盤面から20 m なので、防護棚は2段設置した。
防護棚は、外部足場の外側から水平距離で2m以上突き出し、水平面となす角度を20度以上とした。
防護棚の敷板には、厚さが12 mm の木板を用いた。
外部足場の外側から水平距離で2m 以上の出のある歩道防護構台を設けたので、最下段の防護棚は省略した。
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第5問
クレーンに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
クレーンによる作業は、10 分間の平均風速が10 m/s 以上の場合は中止する。
建方クレーンの旋回範囲に66,000 Vの送電線がある場合、送電線に対して安全な離隔距離を1.2 m 確保する。
クレーンで重量物をつり上げる場合、地切り後に一旦停止して機械の安定や荷崩れの有無を確認する。
トラッククレーンを使用する場合、走行時の車輪圧と作業時におけるアウトリガー反力について、その支持地盤の強度を検討する。