1級建築施工管理技士 の 5門
第1問
次の記述のうち、「建設業法」上、誤っているものはどれか。
施工体制台帳には、当該建設工事について、下請負人の商号又は名称、当該下請負人に係る建設工事の内容及び工期等を記載しなければならない。
施工体制台帳は、工事現場ごとに備え置くとともに、発注者から請求があったときは、その発注者の閲覧に供しなければならない。
元請負人は、前払金の支払いを受けたときは、下請負人に対して、建設工事の着手に必要な費用を前払金として支払うよう適切な配慮をしなければならない。
元請負人は、工事完成後における請負代金の支払を受けたときは、支払の対象となる下請負人に対して、下請代金を50日以内に支払わなければならない。
1級建築施工管理技士 の 5門
第2問
石材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
花崗岩は、耐摩耗性、耐久性に優れ、建物の外部、床、階段に用いられる。
砂岩は、耐火性に優れるが、吸水率の大きなものは耐凍害性に劣る。
大理石は、美観に優れるが、耐酸性、耐火性に劣り、屋外に使用すると表面が劣化しやすい。
凝灰岩は、軟質で加工しやすく、耐火性、耐久性に優れる。
1級建築施工管理技士 の 5門
第3問
鉄骨の建方に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
建方精度の測定に当たっては、日照による温度の影響を考慮する。
梁のフランジを溶接接合、ウェブをボルトの配列が1列の高力ボルト接合とする混用接合の仮ボルトは、ボルト1群に対して1/3程度かつ2本以上締め付ける。
梁の高力ボルト接合では、梁の上フランジのスプライスプレートをあらかじめ はね出しておき、建方を容易にする。
トラスなど重心の求めにくい部材には、危険防止のため重心位置を明示する。
1級建築施工管理技士 の 5門
第4問
次の記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。
消防の用に供する設備とは、消火設備、警報設備及び避難設備をいう。
排煙設備には、手動起動装置又は火災の発生を感知した場合に作動する自動起動装置を設ける。
工事中の高層建築物に使用する工事用シートは、防炎性能を有するものでなければならない。
消防機関の検査を受けなければならない防火対象物の関係者は、防火対象物における消防用設備等の設置に係る工事が完了した場合においては、完了した日から7日以内に消防長又は消防署長に届け出なければならない。
1級建築施工管理技士 の 5門
第5問
特定建設資材を用いた建築物等の解体工事又は新築工事等のうち、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」上、政令で定める建設工事の規模に関する基準に照らし、分別解体等をしなければならない建設工事に該当しないものはどれか。
各戸の床面積が100m2の住宅5戸の新築工事であって、同一業者が同じ場所で同一発注者と一の契約により同時に行う工事
建築物の増築工事であって、当該工事に係る部分の床面積の合計が500 m2 の工事
建築物の耐震改修工事であって、請負代金の額が7,000 万円の工事
擁壁の解体工事であって、請負代金の額が500 万円の工事