2級建築施工管理技士 の 5問
第1問
カーペット敷きに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
グリッパー工法に用いる下敷き用フェルトは、突き付けて敷き込み、要所を接着剤で固定した。
タイルカーペットは、粘着はく離形の接着剤を下地に均一に塗布し、オープンタイムを確保した後、張り付けた。
ヒートボンド工法によるカーペットの接合は、接着テープを用いてアイロンで加熱しながら圧着した。
全面接着工法によるカーペットの張付けは、ニーキッカーを用いてカーペットを十分伸張させながら張り付けた。
2級建築施工管理技士 の 5問
第2問
鉄骨の工作に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
高張力鋼にけがきをする場合、表面にポンチやたがね等の打こんを残さないようにした。
鋼材切断面の凹凸やノッチ等の不良箇所は、グラインダーにより修正した。
高力ボルトの孔径は、高力ボルトの公称軸径に5.0 mm を加えた値とした。
組立てに使用する部材にひずみがあったので、組立て前にひずみの矯正を行った。
2級建築施工管理技士 の 5問
第3問
鋼製建具に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
丁番、ドアクローザーの取り付く箇所の建具枠の裏面には、補強板を取り付けた。
フラッシュ戸の組立てにおいて、中骨を600 mm の間隔で入れた。
出入口のくつずりをステンレス製とし、表面の仕上げをヘアライン仕上げとした。
鉄骨造の建物への取付けは、鉄骨に取り付けた下地鋼材にアンカー材を溶接した。
2級建築施工管理技士 の 5問
第4問
既製コンクリート杭工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
打撃工法において、先端が開放形の杭を使用すると、打撃によりウォーターハンマー現象が生じることがある。
中掘り工法は、先端地盤を掘削しながら機械装置の自重を反力として、杭の圧入を行う。
セメントミルク工法において、支持地盤への到達の確認は、アースオーガーの駆動用電動機の電流値の変化により行う。
セメントミルク工法において、先端が閉そく形の杭の建込み中に、浮力が作用して沈設が困難となる場合には、ドロップハンマーで打撃して所定の深度まで打込みを行う。
2級建築施工管理技士 の 5問
第5問
内部仕上改修工事における既存床仕上材の撤去に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
モルタル塗り下地の合成樹脂塗床は、電動ケレン棒を用いて下地モルタルとも撤去した。
根太張り工法の単層フローリングボードは、丸のこを用いて適切な寸法に切断し、根太下地を損傷しないようにケレン棒を用いて撤去した。
ビニル床シート張り床は、ビニル床シートをダイヤモンドカッターで適切な大きさに切断し、スクレーパーを用いて他の仕上げ材に損傷を与えないように撤去した。
モルタル埋込み工法によるフローリングブロックは、電動ピックを用いてフローリング材とモルタル部分をはつり取り撤去した。