2級建築施工管理技士 の 10問
第1問
土工事の埋戻し及び締固めに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
土間スラブ下の埋戻しにおいて、基礎梁や柱などの周囲や隅角部は、タンパーなどの小型機械を用いて十分締固めを行う。
透水性の悪い山砂を用いる場合は、厚さ30 cm 程度ごとにローラー、ランマーなどで締め固める。
埋戻しに砂を用いる場合は、粒子の径が均一なものが最も適している。
埋戻しに砂質土を用いて水締めを行う場合は、粘性土を用いて締固めを行う場合より余盛り量は少なくてよい。
2級建築施工管理技士 の 10問
第2問
仮設足場等に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
枠組足場の最上層及び6層ごとに布枠等の水平材を設けた。
登り桟橋の勾配は30 度とし、踏さんを設けた。
単管足場の建地間隔を、けた行き方向1.85 m 以下、はり間方向1.5 m 以下とした。
作業床の高さが2 m の作業構台を設置するので、その作業床の端に手すり及び中さんを設けた。
2級建築施工管理技士 の 10問
第3問
ガラスに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
熱線吸収板ガラスは、冷房負荷を軽減させる効果がある。
型板ガラスは、光を拡散し、視線を遮る効果がある。
複層ガラスは、結露防止に効果がある。
強化ガラスは、破損時の飛散防止効果がある。
2級建築施工管理技士 の 10問
第4問
コンクリートの養生に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
初期の湿潤養生の期間が短いほど、中性化が早く進行する。
コンクリート打込み後は、直射日光などによる乾燥を防ぐための養生を行う。
コンクリート打込み後の養生温度が高いほど、長期材齢における強度増進が大きくなる。
コンクリートの硬化初期に振動が加わると、強度の発現が損なわれる。
2級建築施工管理技士 の 10問
第5問
木材に関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。
気乾状態とは、木材の水分が完全に無くなった状態をいう。
木材の辺材部分は、心材部分より含水率が高い。
節のある木材の引張強度は、節のないものより小さい。
木材の熱伝導率は、含水率が低いほど小さくなる。
2級建築施工管理技士 の 10問
第6問
鉄筋コンクリート造におけるアルミニウム製建具工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
躯体とサッシの下枠とのすき間は75 mmとし、水切り板とサッシ下枠部を2度に分けてモルタルを充填した。
建具取付け用のアンカーの位置は、枠の隅より250 mm を端とし、中間は600 mm内外の間隔とした。
建具枠周囲に充填するモルタルの調合は、容積比でセメント1:砂とした。
連窓で陸墨が出せなかったため、床仕上げ面から1 mの高さにピアノ線を張り、これを基準として建具を取り付けた。
2級建築施工管理技士 の 10問
第7問
壁紙張りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
素地面の見え透くおそれのある壁紙を張るので、素地面の色違いをシーラーで処理した。
接着剤は、でん粉系接着剤と合成樹脂系接着剤を混合したものを用いた。
壁紙の張上げ後は、通風を避けて接着剤を乾燥させた。
壁紙表面についた接着剤は、接着剤が乾燥するのを待って、まとめて取り除いた。
2級建築施工管理技士 の 10問
第8問
建設現場における次の業務のうち、「労働安全衛生法」上、当該業務に関する安全又は衛生のための特別教育のみを受けた者が従事できる業務はどれか。ただし、道路上を走行させる運転を除くものとする。
つり上げ荷重が3 t のタワークレーンの運転の業務
つり上げ荷重が3 t の移動式クレーンの玉掛けの業務
機体重量が3 t のブルドーザーの運転の業務
最大荷重が3 t のフォークリフトの運転の業務
2級建築施工管理技士 の 10問
第9問
外壁の押出成形セメント板張りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
縦張り工法なので、パネル間の横目地の目地幅は5mm とした。
出隅及び入隅のパネル接合目地は、伸縮調整目地とした。
縦張り工法のパネル上部の取付け金物(Zクリップ)は、回転防止のため、下地鋼材に溶接した。
パネルは、表裏を小口表示で確認し、通りよく建て込んだ。
2級建築施工管理技士 の 10問
第10問
地盤調査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
ボーリングには、一般にロータリー式コアボーリングが用いられる。
サウンディングとは、土質の色調により地層の性状を探査することをいう。
一軸圧縮試験により、非排水せん断強さを推定することができる。
サンプリングとは、地盤の土質試料を採取することをいう。