1級建築機械施工技士 の 10門
第1問
パイルドライバに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
パイルドライバは、ほとんどの場所打ち杭施工で使用される。
直結三点支持式は、クローラクレーンのブームにリーダを取付け、リーダの下端とクレーン本体をキャッチフォークで連結した構造である。
ハンマやアースオーガのつり上げは、巻き上げ装置により行われる。
懸垂式は、リーダの上部をバックステーで、下部をブラケットで本体と結合した構造である。
1級建築機械施工技士 の 10門
第2問
モータグレーダによる道路の路床、路盤の作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
路床の整形作業では、ブレード推進角度をなるべく大きくとる。
路床の整形作業手順は、路肩側から中央に向かって、凸部を切削し凹部に敷ならす。
仕上げ作業の作業速度は、2~6km/hで行う。
路盤材料の敷ならし作業では、ブレードの切削角度をできる限り小さくする。
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第3問
衛星測量の特徴に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
3次元測位が可能である。
衛星数が十分に確保できれば24 時間の測位が可能である。
電子基準点と組合せると精度の高い測量ができる。
観測点間の視通を必要とする。
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第4問
油圧ショベルの各種状況下における運転方法に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
不整地や軟弱地では、走行抵抗が大きいので、あらかじめ高速度で進入しステアリングは急旋回を避けるとよい。
傾斜地での走行は、危険を伴うので、バケットはできるだけ高い位置に保持して慎重に行う。
河川を横切って渡るときの許容水深は、上部旋回体の下面までである。
幅員の狭い場所で方向を変えるときは、ブームやアーム及びバケット等を建物等に接触させないように気を付け、必要に応じて誘導者を付ける。
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第5問
建設機械用ディーゼルエンジンの特徴に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
燃料消費率は、一般的に定格出力のときに最小値を示す。
耐久性及び寿命の問題から、自動車用ディーゼルエンジンより回転速度を下げている。
トルクライズは、エンジンのねばり強さを示すもので、トルクライズが大きいほどエンジンストップしにくい。
理論作動サイクルは複合サイクルで、ガソリンエンジンと比較して高燃焼圧である。
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第6問
地中連続壁の特徴に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
構造体が地盤に密着して築造されるので、水平荷重に対して抵抗力が大きい。
任意の形状茜大きさの基礎が施工可能であるが、軟弱地盤に対しては適さない。
既設構造物に近接した施工が可能で、周辺地盤や既設構造物に与える影響が少ない。
地中連続壁は、止水性にもすぐれており、土留め壁としても施工されている。
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第7問
国土交通省における土木工事の工事費の構成に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
工事原価は、直接工事費、間接工事費及び一般管理費で構成されている。
直接工事費は、材料費、労務費、直接経費に分けられる。
直接工事費には、運搬費も含まれる。
純工事費は、直接工事費に間接工事費を加え、一般管理費を除いたものである。
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第8問
バックホウの作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
掘削箇所から積込みまでの旋回角度が小さくなるような機械配置にすると、積込みの作業効率はよくなる。
一般に、掘削深さが浅いほど燃料1?当たりの作業量は増加する傾向にある。
バックホウは、運搬機械の後方から積込みができるように位置づけるとよい。
大塊を含む土砂を積み込むときは、最初に大きな塊を乗せ、あとで細粒分を乗せる方がダンプトラックに与える衝撃が緩和される。
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第9問
情報化施工におけるトータルステーションに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1台の器械で角度?鉛直角茜水平角?と距離を同時に測定することができる電子式測距測角儀のことである。
設計データを搭載した建設機械が作業装置を自動制御するシステムである。
計測した角度と距離から未地点の三次元座標を計算し、計測データの記録及び出力を行うことができる。
自動追尾の場合は、視準した対象物が移動してもモータ駆動によってトータルステーションが自動的に対象物を追尾する機能を備えている。
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第10問
ショベル系建設機械の用途及び適応性に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
バックホウは、機械が設置された地盤より高い箇所を掘削するのに適した建設機械である。
木造家屋等の解体に使用される建設機械の一種であるつかみ機(フォークグラップル)は、鉄筋コンクリート造の建築物を破砕しながら解体することができる。
ワイヤロープ式クラムシェルの土砂をつかみ取る力は、ロープの掛け本数やバケットのタイプにより変わる。
ドラグラインは、機械の設置地盤より低い箇所を掘削する建設機械だが、水中掘削に適していない。