1級建築機械施工技士 の 10門
第1問
リッパ作業に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
岩の層、亀裂等が地面に対して斜めに入っている場合には、逆目にリッピングする。
リッパ作業が容易なときは、リッパシャンクの数を増やすより、車速を増す方が効率が良い。
リッピング中に履帯がスリップした場合は、スリップしない程度までエンジン回転を下げる。
一方向の作業だけで不十分な場合は、縦横十文字になるようにリッピングを行う。
1級建築機械施工技士 の 10門
第2問
労働基準法に定める労働条件の明示に関し、使用者が、労働者に対して書面の交付により必ず明示しなければならない事項は、次のうちどれか。
退職に関する事項(解雇の事由を含む。)
安全及び衛生に関する事項
労働者に負担させるべき作業用品に関する事項
休職に関する事項
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第3問
ブルドーザの動力伝達装置に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
ダイレクトドライブ方式は、主クラッチ操作及び変速操作が煩わしいが、動力伝達効率が高い。
トルコンパワーシフト方式は、運転操作が容易で、負荷変動の大きい作業に有効である。
ハイドロスタティックトランスミッション(HST)方式は、操向クラッチ及び操向ブレーキにより、左右クローラの動力を入り切りする。
エレクトリックドライブ方式は、発電機をエンジンで回転させ、その電力でモータを回転させるため、トルクコンバータ及びトランスミッションをもたない。
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第4問
ソイルプラントに関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
ソイルプラントは、粒度調整工法やセメント安定処理工法の路盤材料の混合に使用される。
ソイルプラントの混合装置には、ロータリドラム式とパグミル式がある。
ソイルプラントの混合能力は、50t/h級から600t/h級まである。
ソイルプラントのベルトコンベヤの張りの調整は、プラントを運転しながら行う。
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第5問
公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律上、適正化の基本となるべき事項に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
入札茜契約の過程、契約の内容の透明性の確保
入札参加者の公正な競争の促進
談合その他の不正行為の排除の徹底
公共工事の予算の削減
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第6問
舗装施工技術に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
アスファルトフィニッシャでは、レーザ光を利用して敷きならし厚さを調整するシステムが実用化されている。
再生アスファルトプラントの加熱茜混合設備には、排出ガス再燃焼式及び薬液反応式が導入されている。
大型のスリップフォームペーバは、横断形状が両勾配?拝み勾配?となっているコンクリート版を施工できない。
均一な混合が可能なソイルプラントには、混合能力が50t/hのものから1,200t/hのものまである。
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第7問
建設機械用ディーゼルエンジンの構造に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
燃焼室の形状は、中茜大型エンジンに適した渦流室式が主流となっている。
過給機は出力を増加させるもので、大型建設機械では機械式が一般的である。
予燃焼室式は、直接噴射式に比べて構造が簡単で始動性や燃費がよい。
潤滑装置は、摺動部の運動を滑らかにしたり、焼き付き防止等のために、エンジン各部にエンジン潤滑油を循環させる。
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第8問
土量変化率に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
変化率Lは、土の運搬計画を立てるときに用いられ、ほぐした土量/地山の土量で求められる。
変化率Cは、土の配分計画を立てるときに用いられ、締固めた土量/ほぐした土量で求められる。
ある粘性土の変化率をL=1.3、C=0.8とすると、100m3の盛土を作るのに必要なほぐした土量は104m3である。
どのような土も変化率Cは1より小さい値となる。
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第9問
施工の一般的な品質管理に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
品質管理の主な目的は、データをとり、管理図等のグラフを作成することである。
品質管理において数多くのデータをとった場合、そのヒストグラムは正規分布となることが多い。
工程能力図によって、データの時間的変化や傾向を把握することはできるが、工程に異常があるか否かの判定はできない。
管理図では、サンプルから得られたデータに基づいて工程の状態を推察することが大切である。
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第10問
下図のネットワーク式工程表に示された工事に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
この工事のクリティカルパスは0→1→2→6→7である。
この工事の所要日数は41日である。
C工種2日間、H工種3日間短縮したときのクリティカルパスは0→1→3→5→6→7である。
C工種2日間、H工種3日間短縮したとき、この工事の所要日数は36日である。