1級建築機械施工技士 の 5門
第1問
ショベル系掘削機の諸元茜性能に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
登坂能力とは走行駆動茜制動装置の能力、機械運転の傾斜限界角度及び機械安定性などの制限において登坂できる最大能力をいう。
接地圧は、運転質量に働く重力を接地面積で除した値kPaで、接地面積はクローラの接地長さに機体の幅を乗じて算出する。
アーム掘削力とは、バケットシリンダでバケットを回転させるとき、バケット刃先を通ってバケット回転中心とバケット刃先を結ぶ線に直角方向の力をいう。
油圧ショベルの動的安定性に最も影響を及ぼすものは機体質量である。
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第2問
軟弱地盤対策工法とその説明に関する次の組合せのうち、適切でないものはどれか。
【対策工法】盛土載荷重工法
【 説明 】盛土等の荷重と同等又はそれ以上の盛土荷重を載荷して、粘性土地盤の圧密を十分に進行させ、地盤の強度増加を図る工法である。
【対策工法】サンドドレーン工法
【 説明 】透水性の高い砂を用いて地盤中に鉛直に砂柱を造成し、水平方向の排水距離を短くして圧密を促進し、地盤の強度増加を図る工法である。
【対策工法】サンドコンパクションパイル工法
【 説明 】地盤中に振動により締固めた砂杭を造成し、砂質土地盤では振動による締固め効果、粘性土地盤では砂杭としての応力分担効果と排水機能を併せもつ工法である。
【対策工法】バイブロフローテーション工法
【 説明 】水締めと振動により地盤を締め固め、空隙に砂利等を補給し粘性土地盤の支持力増大及び液状化防止を目的とした工法である。
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第3問
以下の記述は、コンクリートの配合に関するものである。(A)?(C)に当てはまる語句の組合せのうち、適切なものはどれか。
必要以上に(A)が多いコンクリートは、(B)も多くなって不経済であり、材料分離が起こりやすく、硬化後の(C)が大きくなる。
[A]圧縮強度 [B]水セメント比(W/C) [C]収縮
[A]単位水量 [B]単位セメント量 [C]収縮
[A]単位セメント量 [B]圧縮強度 [C]膨張
[A]水セメント比(W/C) [B]単位水量 [C]膨張
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第4問
岩掘削の掘削方法の選定に関する標準的なフローを示した下図の(A)~(C)に当てはまる語句の組合せとして次のうち、適切なものはどれか。
(A)リッパ掘削
(B)大型ブレーカ掘削
(C)人力併用機械掘削
(A)リッパ掘削
(B)人力併用機械掘削
(C)大型ブレーカ掘削
(A)大型ブレーカ掘削
(B)リッパ掘削
(C)人力併用機械掘削
(A)大型ブレーカ掘削
(B)人力併用機械掘削
(C)リッパ掘削
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第5問
建設機械に使用する潤滑油等に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
ブレーキ液は吸湿性があり、凍結による閉塞が起こるおそれがあるので、密閉した容器に保存しなければならない。
エンジンオイルは、最適な粘度のものを選ぶことが大切であるが、夏冬通して使用できるマルチグレードオイルが普及している。
ギヤオイルは、歯車等の摩耗を防ぐことが最も重要であり、外気温による粘度グレードの区分はない。
作動油は運動エネルギー伝達の媒体であり、外気温に対する粘度の適否が機械効率、漏洩、キャビテーションなどに大きく影響する。