小型船舶操縦者免許「上級運航」 の 5問
第1問
ディーゼルエンジンの運転中、排気色が白い場合の原因として正しいものは、次のうちどれか。
エンジンに負荷がかかり過ぎている。
過給機からの給気圧力が低過ぎる。
燃料噴射バルブがつまり気味である。
エンジンオイルがシリンダに入り過ぎている。
小型船舶操縦者免許「上級運航」 の 5問
第2問
航行中にエンジンに異常を感じた場合の処置ついて述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下のうちからあてはまるものを選べ。
(A)風潮流に流されても安全な位置かどうかを確認し、必要があれば投錨等の処置をとる。
(B)エンジンを減速して原因を調査し、船の安全処置をとった後、エンジンを停止する。
(A)は正しく、(B)は誤っている。
(A)は誤っていて、(B)は正しい。
(A)も(B)も正しい。
(A)も(B)も誤っている。
小型船舶操縦者免許「上級運航」 の 5問
第3問
日本近海を航行中のA船は、台風圏内に入ったことを知り、気象の変化に注意していたところ、 東の風が強くなり風向きがほとんど変わらないまま、気圧が次第に下降していることがわかった。 この時点までのx台風の中心の進路は、ほぼどの方向と判断されるか。次のうちから選べ。
北北東
東
西
北北西
小型船舶操縦者免許「上級運航」 の 5問
第4問
Y号は、FRP製水上オートバイで、A船長1人が乗り組み、ウェイクボーダー及び見張り員を乗せ、 ウェイクボードを行う目的で出港した。沖合いに到着し、ウェイクボーダーをスキーロープでトーイングしていたところ、 ウェイクボーダーが転倒したため、A船長は、エンジンを停止し、見張り員にスキーロープを回収するよう命じた。 続いてA船長は、エンジxンの始動を試みたが、なかなか始動しなかったため、 スロットルを一杯に引きながら再度始動を試みたところ、突然エンジンが始動して急発進し、 後部座席でスキーロープを回収していた見張り員が、左手にスキーロープをx束ねた状態のまま落水した。 この結果、見張り員は緊張したスキーロープが指先に絡み、左手指を切断してしまった。 上記の海難事故について、その直接の原因と考えられないものは、次のうちどれか。
見張りが不十分であった。
スロットル全開で、エンジンを始動した。
見張り員がスキーロープを全部回収するまで、エンジン始動を待たなかった。
見張り員に、声をかけずにエンジンを始動した。
小型船舶操縦者免許「上級運航」 の 5問
第5問
ディーゼルエンジンの運転中、突然エンジンが停止した場合の原因として 適当でないものは、次のうちどれか。
ピストン及びクランクシャフトの焼付き
ガバナーの作動不良又は故障
燃料管の破損、又は水、空気、不純物などの混入
ターボチャージャーのタービンシャフトの焼付き