作業療法士国家試験 の 10門
第1問
排便に関与する体性神経はどれか。
陰部神経
下殿神経
下腹神経
骨盤神経
上殿神経
作業療法士国家試験 の 10門
第2問
認知療法について正しいのはどれか。
認知の歪みに働きかける。
認知機能の改善効果がある。
幼少期のこころの問題を主な対象とする。
自動思考は無意識であるため同定しない。
悲観的な思考を楽観的な思考に置き換える。
作業療法士国家試験 の 10門
第3問
30 代前半の男性。システムエンジニア。自転車走行中に自動車とぶつかり、外傷性脳損傷を生じ入院となった。作業療法は受傷後 20 日目から開始。麻痺はみられない。病棟では、食事、更衣、整容、排泄などは自立しているが、トイレや病室の場所が覚えられない、今日の日付が分からない、担当者の顔は分かっているが名前が覚えられない、などがみられた。
この患者に行う評価で必要性が低いのはどれか。
RBMT
前頭葉機能検査(FAB)
Trail making test(TMT)
標準高次動作性検査(SPTA)
Mini mental state examination(MMSE)
作業療法士国家試験 の 10門
第4問
心因性のけいれん発作を繰り返す患者への対応で適切なのはどれか。
叱咤激励する。
心理検査を提案する。
作業療法への参加を中止する。
その都度プログラムを変更する。
ストレス状況について話し合う。
作業療法士国家試験 の 10門
第5問
認知症の BPSD(behavioral and psychological symptoms of dementia)の評価尺度はどれか。
CDR(clinical dementia rating)
N 式老年者用精神状態評価尺度
NPI(neuropsychiatric inventory)
MMSE(mini mental state examination)
HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)
作業療法士国家試験 の 10門
第6問
右心不全の直接的原因として正しいのはどれか。
高血圧
肥大型心筋症
僧帽弁閉鎖不全症
原発性肺高血圧症
大動脈弁閉鎖不全症
作業療法士国家試験 の 10門
第7問
足部の運動で正しいのはどれか。
第三腓骨筋は内がえしに作用する。
長母指伸筋は外がえしに作用する。
長腓骨筋は横アーチの維持に作用する。
後脛骨筋は外側縦アーチの維持に作用する。
作業療法士国家試験 の 10門
第8問
人間作業モデルにおける作業適応のプロセスで、人間の構成要素として正しいのはどれか。
認 知
意 志
情 緒
身 体
作業療法士国家試験 の 10門
第9問
MMSE(mini mental state examination)に含まれ、HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)には含まれない項目はどれか。
計 算
見当識
遅延再生
構成課題
言語流暢性課題
作業療法士国家試験 の 10門
第10問
20 歳の男性。統合失調症。専門学校に通っていたが、いじめをきっかけに引きこもる生活となった。次第に容姿を批判される幻聴が生じ、不穏興奮状態となって精神科に入院した。 3 週後、不穏興奮は落ち着いたため作業療法が開始されたが、抑うつ気分の訴え、睡眠過剰および無力感などの状態がみられていた。
この患者の回復指標として適切なのはどれか。
億劫さを訴える。
発語が減少する。
退屈感を訴える。
異常体験を訴える。
作業手順が混乱する。