作業療法士国家試験 の 10門
第1問
Guillain-Barr? 症候群について正しいのはどれか。
顔面神経麻痺から発症する。
髄液中の蛋白が上昇する。
自律神経障害はみられない。
呼吸筋麻痺はみられない。
再発と寛解とを繰り返す。
作業療法士国家試験 の 10門
第2問
31 歳の男性。バイク事故にて脳挫傷を受傷。受傷直後から意識障害が 1 週間持続した。受傷後 1 か月経過し高次脳機能障害の検査を行ったところ、かな拾い検査は正解数 15、見落とし数 27 %、TMT(trail making test)は A 56 秒、B 125 秒であった。最も考えられる症状はどれか。
モリア
アパシー
注意障害
類推の障害
抽象思考の障害
作業療法士国家試験 の 10門
第3問
慢性閉塞性肺疾患の患者に対するADL・IADL の指導で適切でないのはどれか。
歩行:歩行開始前に呼気をし、吸気と同時に歩行を開始する。
更衣:椅子座位で開排位に足を組み靴下を着脱する。
洗濯:胸の高さに洗濯物を干す。
洗体:長めのタオルを使用する。
食事:軽い食器を使用する。
作業療法士国家試験 の 10門
第4問
統合失調症の回復期前期での目標について適切なのはどれか。
現実生活への移行
施設内生活の自立
生活の質の向上
生活技能の改善
社会への参加
作業療法士国家試験 の 10門
第5問
間質性肺炎の特徴はどれか。
単純エックス線写真ですりガラス陰影
肺コンプライアンスの上昇
水泡音の聴診
横隔膜低位
湿性の咳嗽
作業療法士国家試験 の 10門
第6問
認知症の症状のうち、周辺症状としてのbehavioral and psychological symptoms of dementia(BPSD)はどれか。
失 認
暴 言
記憶障害
判断力低下
見当識障害
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第7問
正常歩行時の矢状面における重心移動について正しいのはどれか。
歩行速度が増すと重心軌道の高低差は小さくなる。
1 歩行周期において重心軌道は一峰性を示す。
重心の移動速度は立脚中期で最も速くなる。
重心が最も高くなるのは荷重反応期である。
重心が最も低くなるのは踵接地期である。
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第8問
疾患と病理変化の組合せで誤っているのはどれか。
Parkinson病 ━━ 大脳白質の変性
多発性硬化症 ━━ 中枢神経の脱髄
Huntington病 ━━ 線条体の変性
Alzheimer型認知症 ━━ 大脳皮質の変性
筋萎縮性側索硬化症 ━━ 脊髄前角細胞の脱落
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第9問
飛沫感染するのはどれか。
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
インフルエンザウイルス
Clostridium difficile
B 型肝炎ウイルス
緑膿菌
作業療法士国家試験 の 10門
第10問
頸椎椎間板ヘルニアについて正しいのはどれか。
女性に多く発症する。
60?70 代に好発する。
下肢症状より上肢症状で始まることが多い。
C6、7 間の外側型ヘルニアでは腕橈骨筋反射が亢進する。
座位で両肩関節を過外転すると橈骨動脈の拍動が減弱する。