プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第1問
サーバ上のデータのバックアップに関する記述として、最もっ適切なものはどれか。
一定の期間を過ぎて利用頻度が下がったデータは、現在のディスクから消去するとともに、バックアップしておいた分も消去する。
システムの本稼働開始日に全てのデータをバックアップし、それ以降は作業時間を短縮するために、更新頻度が高いデータだけをバックアップする。
重要データは、バックアップの媒体を取り違えないように、同一の媒体に上書きでバックアップする。
複数のファイルに分散して格納されているデータは、それぞれのファイルへの一連の更新処理が終了した時点で、バックアップする。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第2問
情報戦略の投資対効果を評価するとき、利益額を分子に、投資額を分母にして算出するものはどれか。
EVA
IRR
NPV
ROI
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第3問
プロジェクトで必要な作業とメンバの関係を表したものはどれか。
コロケーション
資源ヒストグラ
責任分担マトリックス
プロジェクト憲章
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第4問
プロジェクトの状況を把握するために使用するパレート図の用途として、適切なものはどれか。
工程の状態や品質の状況を時系列に表した図であり、工程が安定した状態にかるかどうかを判断するために用いる。
項目別に層別して出現度数の大きさの順に並べるとともに累積和を示した図であり、主要な原因を識別するために用いる。
二つの特性を横軸と縦軸にとって測定値を打点した図であり、それらの相関を判断するために用いる。
矢印付き大枝の先端に特性を、中枝、小枝に要因を表した図であり、どれがどれに影響しているかを分析するために用いる。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第5問
拡張現実(AR:Augmented Reality)の例として、最も適切なものはどれか。
SF映画で都市空間を乗り物が走り回るアニメーションを、3次元空間上に設定した経路に沿って視点を動かして得られる視覚情報を基に作成する。
アバタの操作によって、インターネット上で現実世界を模した空間を動きまわったり、会話したりする。
実際には存在しない衣料品を仮想的に試着したり、過去の建築物を3次元CGで実際の画像上に再現したりする。
臨場感を高めるために大画面を用いて、振動装置が備わった乗り物に見立てた機器に人間が搭乗し、インタラクティブ性が高いアトラクションを体感できる。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第6問
システム開発のプロジェクトにおいて、EVMを活用したパフォーマンス管理をしている。開発途中のある時点でCV(コスト差異)の値が正、SV(スケジュール差異)の値が負であるとき、プロジェクトはどのような状況か。
開発コストが超過し、さらに進捗も遅れているので、双方について改善するための対策が必要である。
開発コストと進捗がともに良好なので、今のパフォーマンスを維持すればよい。
開発コストは問題ないが、進捗に遅れが出ているので、遅れを改善するための対策が必要である。
進捗は問題ないが、開発コストが超過しているので、コスト効率を改善するための対策が必要である。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第7問
プロジェクトマネジメントの実績報告のプロセスにおいて、スコープ、コスト、スケジュールに関して、ベースラインと実績のかい離を明確にするために使用される技法はどれか。
what-ifシナリオ分析
傾向分析
差異分析
モンテカルロ分析
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第8問
ITILの可用性管理プロセスにおいて、ITサービスの可用性と信頼性の管理に関わるKPIとして用いるものはどれか。
サービスの中断回数
災害を想定した復旧テストの回数
処理能力不足に起因するインシデントの数
目標を達成できなかったSLAの項目数
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第9問
情報システムの企画、開発、運用、保守作業にかかわる国際標準の一つであるSPA(Software Process Assesment)の説明として、適切なものはどれか。
ソフトウェアプロセスがどの程度標準化・定量化され、継続的に改善されているかを判定することを目的としている。
ソフトウェアライフサイクルを主プロセス、支援プロセス、組織プロセスの三つのプロセス群に分け、作業内容を定めている。
品質保証に関する要求項目を体系的に規定した国際規格の一部である。
プロジェクトマネジメントの知識体系と応用のためのガイドである。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第10問
SSLに関する記述のうち、適切なものはどれか。
SSLで使用するWebサーバのディジタル証明書にはIPアドレスの組込みが必須なので、WebサーバのIPアドレスを変更する場合は、ディジタル証明書を再度取得する必要がある。
SSLで使用する個人認証用のディジタル証明書は、ICカードなどに格納できるので、格納場所を特定のPCに限定する必要はない。
SSLはWebサーバを経由した特定の利用者間の通信のために開発されたプロトコルであり、Webサーバ提供者への事前の利用者登録が不可欠である。
日本国内では、SSLで使用できる共通鍵の長さは、128ビット未満に制限されている。