プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第1問
プロジェクトの人的資源マネジメントに関して、“ブルックスの法則”で述べられていることはどれか。
エンゲージメントが高まると、プロジェクトメンバは問題に対して自律的に対応するようになる。
技術が発展し、高度な技術の利用が進むほど、人を中心にしたプロジェクトマネジメントが重要になる。
担当者の業務を可視化しなければ、いかに優秀なプロジェクトマネージャでも適切な管理はできない。
遅延しているプロジェクトへの新規要員の追加は、さらなる遅れをもたらすだけである。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第2問
開発方針
開発モデル
要求が明確になので、全機能を一斉に開発する。
a
最初にコア部分を開発し、順次機能を追加していく。
b
要求に不明確な部分があるので、開発を繰り返しながら徐々に要求内容を洗練していく。
c
[a]:ウォータフォールモデル
[b]:進化的モデル
[c]:段階的モデル
[a]:ウォータフォールモデル
[b]:段階的モデル
[c]:進化的モデル
[a]:進化的モデル
[b]:ウォータフォールモデル
[c]:段階的モデル
[a]:段階的モデル
[b]:進化的モデル
[c]:ウォータフォールモデル
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第3問
ディジタルフォレンジクスの説明として、適切なものはどれか。
あらかじめ設定した運用基準に従って、メールサーバを通過する送受信メールをフィルタリングすること
サーバに対する外部からの攻撃や不正なアクセスを防御すること
磁気ディスクなどの書換え可能な記憶媒体を単に初期化するだけではデータを復元される可能性があるので、ニンイノデータで上書きすること
不正アクセスなどコンピュータに関する犯罪の法的な証拠性を確保できるように、原因究明に必要な情報を保全、収集、分析すること
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第4問
1件のデータを処理する際に、読取りには40ミリ秒、CPU処理には30ミリ秒、書込みには50ミリ秒掛かるプログラムがある。このプログラムで、n 件目の書込みと並行してn + 1件目のCPU処理とn + 2件目の読取りを実行すると、1分当たりの最大データ処理件数は幾つか。ここで、OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。
500
666
750
1200
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第5問
IT投資効果の評価に用いられる手法のうち、ROIによるものはどれか。
一定期間のキャッシュフローを、時間的変化に割引率を設定して現在価値に換算した上で、キャッシュフローの合計値を求め、その大小で評価する。
キャッシュフロー上で初年度の投資によるキャッシュアウトフローが何年後に回収できるかによって評価する。
金銭価値の時間的変化を考慮して、現在価値に換算されたキャッシュフローの一定期間の合計値がゼロとなるような割引率を求め、その大小で評価する。
投資額を分母に、投資による収益を分子とした比率を算出し、投資に値するかどうかを評価する。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第6問
“技術のSカーブ”の説明として、適切なものはどれか。
技術の期待感の推移を表すものであり、黎れい明期、流行期、反動期、回復期、安定期に分類される。
技術の進歩の過程を表すものであり、当初は緩やかに進歩するが、やがて急激に進歩し、成熟期を迎えると進歩は停滞気味になる。
工業製品において生産量と生産性の関係を表すものであり、生産量の累積数が増加するほど生産性は向上する傾向にある。
工業製品の故障発生の傾向を表すものであり、初期故障期間では故障率は高くなるが、その後の偶発故障期間での故障率は低くなり、製品寿命に近づく摩耗故障期間では故障率は高くなる。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第7問
エンタープライズアーキテクチャ(EA)を説明したものはどれか。
オブジェクト指向設計を支援する様々な手法を統一して標準化したものであり、クラス図などのモデル図によってシステムの分析や設計を行うための技法である。
概念データモデルを、エンティティ、リレーションシップで表現することによって、データ構造やデータ項目間の関係を明らかにするための技法である。
各業務と情報システムを、ビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジの四つの体系で分析し、全体最適化の観点から見直すための技法である。
企業のビジネスプロセスを、データフロー、プロセス、ファイル、データ源泉/データ吸収の四つの基本要素で抽象化して表現するための技法である。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第8問
JIS Q 31000:2010(リスクマネジメント-原則及び指針)における、残留リスクの定義はどれか。
監査手続を実施しても監査人が重要な不備を発見できないリスク
業務の性質や本来有する特性から生じるリスク
利益を生む可能性に内在する損失発生の可能性として存在するリスク
リスク対応後に残るリスク
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第9問
クリティカルチェーン法による進捗管理の方法のうち、適切なものはどれか。
遅れが生じてプロジェクトバッファを消費し始めても、残量が安全区域にある間は特に対策を講じない。
クリティカルチェーン上のタスクに遅れが生じた場合、速やかにクリティカルチェーンの見直しを行う。
個々のタスクの終了時だけに進捗報告を受けて、プロジェクトバッファを調整する。
マイルストーンを細かく設定し、個々のタスクの遅れに対してすぐに対策を実施する。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第10問
TCP/IPの環境で使用されるプロトコルのうち、構成機器や障害時の情報収集を行うために使用されるネットワーク管理プロトコルはどれか。
NNTP
NTP
SMTP
SNMP