プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第1問
その月に受注した商品を、顧客ごとにまとめて月末に出荷する場合、受注クラスと出荷クラスとの間の関連のa、bに入る多重度の組合せはどれか。ここで、出荷のデータは実績に基づいて登録される。また、モデルの表記にはUMLを用いる。
【a】1 【b】1..*
【a】1 【b】0..1
【a】1..* 【b】0..1
【a】1..* 【b】1..*
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第2問
携帯端末に搭載されているジャイロセンサが検出できるものはどれか。
端末に加わる加速度
端末の角速度
地球上における高度
地球の磁北
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第3問
事業継続計画(BCP)について監査を実施した結果、適切な状況と判断されるものはどれか。
従業員の緊急連絡先リストを作成し、最新版に更新している。
重要書類は複製せずに一か所で集中保管している。
全ての業務について優先順位なしに同一水準のBCPを策定している。
平時にはBCPを従業員に非公開としている。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第4問
PMBOKのリスクマネジメントにおけるリスク対応戦略の適用に関する記述のうち、適切なものはどれか。
強化は、マイナスのリスクに対して使用される戦略である。
共有は、プラスのリスクとマイナスのリスクのどちらにも使用される戦略である。
受容は、プラスのリスクとマイナスのリスクのどちらにも使用される戦略である。
転嫁は、プラスのリスクに対して使用される戦略である。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第5問
プロセスのスケジューリングに関する記述のうち、ラウンドロビン方式の説明として、適切なものはどれか。
各プロセスに優先度が付けられていて、後に到着してもプロセスの優先度が処理中のプロセスよりも高ければ、処理中のものを中断し、到着プロセスを処理する。
各プロセスに優先度が付けられていて、イベントの発生を契機に、その時点で最高優先度のプロセスを実行する。
各プロセスの処理時間に比例して、プロセスのタイムクウォンタムを変更する。
各プロセスを待ち行列の順にタイムクウォンタムずつ処理し、終了しないときは待ち行列の最後につなぐ。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第6問
表はRACIチャートを用いた、あるプロジェクトの責任分担マトリックスである。設計アクティビティに対して説明責任をもつ要員は誰か。
アクティビティ
要員
阿部
伊藤
佐藤
鈴木
田中
野村
要件定義
C
A
I
I
I
R
設計
I
I
R
C
C
A
開発
A
-
R
-
R
I
テスト
I
I
C
R
A
C
阿部
伊藤と佐藤
鈴木と田中
野村
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第7問
IT投資ポートフォリオの目的はどれか。
IT投資を事業別、システム別、ベンダ別、品目別などに分類して、経年推移や構成比率の変化などを分析し、投資額削減の施策を検討する。
個別のIT投資案件について、情報戦略との適合性、投資額や投資効果の妥当性、投資リスクの明瞭性などの観点から投資判断を行う。
個別プロジェクトの計画、実施、完了に応じて、IT投資の事前評価、中間評価、事後評価を一貫して行い、戦略目標に対する達成度を評価する。
投資リスクや投資価値の類似性で分類したカテゴリごとのIT投資について、企業レベルで最適な資源配分を行う。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第8問
ディレクトリトラバーサル攻撃はどれか。
OSの操作コマンドを利用するアプリケーションに対して、攻撃者が、OSのディレクトリ操作コマンドを渡して実行する。
SQL文のリテラル部分の生成処理に問題があるアプリケーションに対して、攻撃者が、任意のSQL文を渡して実行する。
シングルサインオンを提供するディレクトリサービスに対して、攻撃者が、不正に入手した認証情報を用いてログインし、複数のアプリケーションを不正使用する。
入力文字列からアクセスするファイル名を組み立てるアプリケーションに対して、攻撃者が、上位のディレクトリを意味する文字列を使って、非公開のファイルにアクセスする。
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第9問
マスタファイル管理に関するシステム監査のうち、可用性に該当するものはどれか。
マスタファイルが置かれているサーバを二重化し、耐障害性の向上を図っていること
マスタファイルのデータを複数件まとめて検索・加工するための機能が、システムに盛り込まれていること
マスタファイルのメンテナンスは、特権アカウントを付与された者だけに許されていること
マスタファイルへのデータ入力チェック機能が、システムに盛り込まれていること
プロジェクトマネージャ(PM) の 10問
第10問
COCOMOにはシステム開発の工数を見積もる式の一つに
MM = 3.0×(KDSI)1.12 がある。
開発規模(KDSI)と開発生産性(KDSI/MM)の関係を表したグラフはどれか。
ここで、MMは開発工数(人月)、KDSIは開発規模(注釈を除いたソースコードの行数、単位はk行)である。