精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第1問
援助の理念に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(注)1 「障害者差別解消法」とは、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」のことである。2 「良質かつ適切な精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針」とは、2013 年(平成 25 年)に成立した「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律」に基づき策定されたものである。
社会福祉法では、福祉サービスを、法の下の平等を旨として、利用者が有する能力に応じて自立した日常生活を営むことができるように支援するものとしている。
バイステック(Biestek, F.)は、「受容」を、建設的及び破壊的な態度や行動なども含めて、クライエントをありのままの姿で受け止めることとした。
「障害者差別解消法」は、すべての国民が障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有する個人として尊重されるものであるという理念を定めたものである。
「良質かつ適切な精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針」では、本人の同意なく入院が行われる場合の、インフォームドコンセントを免除している。
マーゴリン(Margolin, L.)は、公民権運動に基づいて、差別や偏見により人権を損なわれている人々への援助に、エンパワメントを位置づけた。
精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第2問
ボランティア活動に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
社会福祉法では、市町村社会福祉協議会はボランティアコーディネーターを配置する義務があるとされている。
「ボランティア活動の中長期的な振興方策について(意見具申)」では、ボランティア活動の基盤整備のための公費使用は、ボランティア活動の自主性を妨げるとされている。
中間支援組織としてのボランティアセンターの運営主体は、社会福祉協議会、NPOといった民間非営利組織に限定されている。
社会福祉法第4条にいう「社会福祉に関する活動を行う者」には、ボランティア等が想定されている。
ボランティアコーディネーターは、ボランティア活動者の自主性を妨げないようにするため、プログラムの企画や開発を行ってはならない。
精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第3問
生活保護法の目的、基本原理、原則に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
生活保護が目的とする自立とは、保護の廃止を意味する経済的自立のことである。
急迫の状況の場合でも、申請の手続きをとらなければ保護を行うことはできない。
保護基準は、社会保障審議会が定める。
必要即応の原則とは、要保護者の需要を基とし、そのうち、その者の金銭又は物品で満たすことのできない不足分を補う程度において保護を行うことをいう。
民法に定める扶養義務者の扶養及び他の法律に定める扶助は、生活保護に優先して行われる。
精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第4問
権利擁護機能に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
対決の機能とは、当事者の置かれている環境や状況に関する問題発見、問題提起のことである。
介入の機能とは、解決困難な課題に対して、変革主体者・弁護的変革者としての役割を果たすことである。
発見の機能とは、ソーシャルワークの理念と組織・制度の問題を結びつけるために、クライエント集団が地域福祉政策を活用できるようにすることである。
調整の機能とは、利用者とサービス提供者の間で個別に行われるケースアドボカシーのことである。
変革の機能とは、制度や組織の厚い壁に対して、専門職としての中立性は保ちながらも当事者の利益のために代弁することである。
精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第5問
役割葛藤の説明に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
幼少期での役割取得において発達上の困難を経験すること
他者からの役割期待に応えようとして過度の同調行動をとること
一定の場面にふさわしく見える自分を演技によって操作すること
他者からの役割期待と少しずらした形で行動すること
保有する複数の役割間の矛盾や対立から心理的緊張を感じること