精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第1問
「平成 26 年版自殺対策白書」(内閣府)による日本の自殺に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
自殺死亡率は、男性より女性が高い。
自殺死亡率は、アメリカよりも低い。
自殺者の半数が失業者である。
自殺者の原因・動機特定者のうち、およそ 3 分の 2 が原因・動機として健康問題を挙げている。
過去に自殺未遂歴がある自殺者数の割合は、女性より男性が高い。
精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第2問
児童福祉法における障害児支援に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
児童発達支援は、肢体不自由のある児童を通わせ、医療などのサービスを提供することをいう。
保育所等訪問支援の目的は、障害が疑われる児童の早期発見である。
放課後等デイサービスは、障害児の生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進などを図るためのサービスを提供することをいう。
福祉型障害児入所施設は、医療の提供が必要な障害児を対象としている。
児童発達支援センターには、福祉型児童発達支援センター、医療型児童発達支援センター、発達障害者支援センターの三つがある。
精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第3問
障害者就業・生活支援センターに勤務するJ精神保健福祉士は、公共職業安定所(ハローワーク)のK担当官から、就職を希望するうつ病のLさん(33 歳、男性)の就労相談を依頼された。LさんはU就労移行支援事業所を利用しているが、何度紹介しても就職に結びつかないとのことであった。J精神保健福祉士は関係者と連携して支援することとし、Lさんの意向を確認した上で、精神障害者雇用トータルサポーター、U就労移行支援事業所の就労支援員、主治医とケアカンファレンスを行った。次の記述のうち、J精神保健福祉士が行うケアカンファレンスの進め方として、正しいものを1つ選びなさい。
それぞれの専門用語を使い、領域の違いが明らかになるようにした。
主治医から治療経過、家族構成、異性関係、財産状況を話してもらった。
共有した方針に基づいて、それぞれの専門領域における役割を明確にした。
J精神保健福祉士の意向に沿って、それぞれが支援を行うこととした。
ケアカンファレンスの結果をK担当官に報告し、了承を得た。
精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第4問
Gさん(40 歳、男性)は企業で働くサラリーマンである。家族関係でのトラブルをきっかけに精神的に不調となり、精神科を受診し、うつ病と診断された。Gさんはしばらく自宅療養を行っていたが、病状は改善せず、心配した家族と共に再受診し、入院となった。医師からは 2 か月の入院加療が必要であると診断された。しかし、Gさんは、「会社休業中は給料が出ない」と訴えたため、担当となったH精神保健福祉士は病気療養中の生活保障のための経済的な相談に乗ることになった。次のうち、H精神保健福祉士がGさんに紹介した制度として、適切なものを1つ選びなさい。
自立支援医療
特別障害給付金
特定求職者雇用開発助成金
障害手当金
傷病手当金
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第5問
うつ病に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
妄想を生じることがある。
治療薬として、ベンゾジアゼピン系薬剤が第一選択である。
確定診断には、脳波検査が必要である。
精神療法では、精神分析が最も有効である。