精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第1問
福祉計画・医療計画などの策定技法と評価に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
介護保険法では、介護保険事業計画におけるニーズ調査とは、介護サービスの利用者を対象とした調査とされている。
市町村障害福祉計画においては、障害福祉サービスの種類ごとの量の見込みは定めなくてよいとされている。
医療計画におけるプロセス指標とは、実際にサービスを提供する主体の活動や、他機関との連携体制を測る指標のことである。
インプット指標とは、要支援状態から要介護状態への移行をどの程度防止できたかなどの事業成果に関する指標のことである。
福祉計画などの評価に用いる費用・効果分析においては、効果は金銭の単位で測定されなければならない。
精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第2問
次のうち、ICIDH(国際障害分類)からICF(国際生活機能分類)への改定に際して重視された内容として、正しいものを 1つ選びなさい。
構成要素間の相互作用
各疾病の諸帰結
障害を個人の次元でとらえる視点
福祉的サービスの必要性
精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第3問
統合失調症のAさん(19 歳、男性)は、外来受診の際に、「今朝、通りがかった犬がこちらを向いて前足を上げた。 1 億円の宝くじが当たった」と訴えた。次のうち、Aさんの発言から考えられる症状として、正しいものを1つ選びなさい。
被害妄想
誇大妄想
妄想気分
妄想着想
妄想知覚
精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第4問
Bさん(57 歳、男性)は、コミュニケーションが非常に苦手で、人付き合いをする際にいつも困っている。軽度の知的障害が疑われるが診断は受けていない。幼少期から家族との関係が悪く、家での居場所もなかった。中学卒業と同時に住み込みの仕事に就き、家族との交流も途絶えた。住み込みの仕事は長続きせず、職と同時に住む場所も失ってしまい、生活困窮に陥った。窃盗をして刑務所に入り、刑期を終えて出所するが、身元引受人もおらず支援もなく、窃盗を何度も繰り返し、人生の大半を刑務所で過ごしてきた。出所間近なBさんが社会で生活できるようにするために、Bさんの特性や生活の状況等を考えた上で社会の一員として支援を行う必要がある。次のうち、この事例で求められる支援の理念として、最も適切なものを1つ選びなさい。
ソーシャルイクオリティ
ソーシャルロール・バロリゼーション
ソーシャルジャスティス
ソーシャルインクルージョン
ソーシャル・コンストラクショニズム
精神保健福祉士 国家試験 の 5門
第5問
精神保健福祉士の秘密保持にかかわる倫理的ジレンマに関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
精神保健福祉士法に規定された秘密保持義務があるので、ジレンマ状況を回避することができる。
クライエントが第三者への危害をほのめかした場合には、直ちに秘密保持義務は免除される。
日本精神保健福祉士協会倫理綱領に基づいて、自己決定の原則の次に秘密保持原則を優先する。
第三者の財産に被害が及ぶことが懸念されるためにケアカンファレンスを行う場合には、個人情報の提供は必要最小限にとどめる。
倫理的ジレンマが生じた場合、秘密保持義務を守るため、自己の判断で対処する。