保健師国家試験 の 5門
第1問
人口2 万人の市。市では健康増進計画の評価のため、定期的に市民の生活実態調査を行っている。今年度の調査で、中学生では睡眠時間が5 時間以下である層が最も多いことが明らかになった。また、市内の養護教諭との連絡会で授業中に居眠りをする生徒が増えたと報告を受けた。
睡眠不足を改善するために協力を得る対象で優先度が高いのはどれか。
保健所
自治会
教育委員会
地区公民館の協議会
保健師国家試験 の 5門
第2問
学校で行う健康診断で正しいのはどれか。
定期の健康診断は毎年5月31 日までに実施する。
定期の健康診断は学校保健安全法で規定されている。
就学時健康診断は入学した年の4月30 日までに実施する。
感染症または食中毒発生時は保健所長が臨時の健康診断を実施する。
保健師国家試験 の 5門
第3問
50 歳の男性。自営業。特定健康診査の結果が身長175 cm、体重85 kg、腹囲93cm、血圧140/90 mmHgであり、特定保健指導の対象となった。対象になった理由を説明した後の進め方の順で最も適切なのはどれか。
A:目標体重を本人と決める。
B:毎日の体重を測定・記録することを勧める。
C:体重が多い理由を本人と考える。
A→B→C
A→C→B
C→A→B
C→B→A
保健師国家試験 の 5門
第4問
市では健康増進計画を見直すことになり市役所内の関係部署の代表者による計画策定会議を設置した。保健師は事務局として会議を運営する。市役所内のエンパワメントにつなげる計画策定方法として最も適切なのはどれか。
目標設定は事務局が担当する。
事務局が各部署の役割を指示する。
計画策定後に策定内容を市役所内に周知する。
各部署で検討された内容を策定会議で検討する。
保健師国家試験 の 5門
第5問
保健所における健康危機管理に関する業務で法令に定められているのはどれか。
虐待による介護老人福祉施設の指定の取消し
狂犬病発生緊急連絡網の整備
感染症発生における医師からの届出の受理
保育所で乳児が突然死した時の届出の受理