保健師国家試験 の 5門
第1問
市では、認知症高齢者の徘徊についての家族からの相談や、警察に保護される事例が増加した。保健師は認知症高齢者の徘徊について地域で対応するケアシステムの構築が必要と考え、地域の関係者を集めた会議を開催することにした。初回の会議で検討する内容として最も適切なのはどれか。
認知症高齢者家族会の設立
徘徊高齢者の見守りの役割分担の決定
会議の構成員の徘徊高齢者への対応状況の共有
会議の構成員の認知症高齢者に関する知識の確認
保健師国家試験 の 5門
第2問
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく支援について正しいのはどれか。
更生医療の給付実績は、内臓障害で給付される割合が増大している。
サービス内容は行政の決定に基づく措置制度である。
自立支援給付の申請は都道府県に行う。
養育医療は自立支援医療に含まれる。
保健師国家試験 の 5門
第3問
市では健康増進計画を見直すことになり市役所内の関係部署の代表者による計画策定会議を設置した。保健師は事務局として会議を運営する。市役所内のエンパワメントにつなげる計画策定方法として最も適切なのはどれか。
目標設定は事務局が担当する。
事務局が各部署の役割を指示する。
計画策定後に策定内容を市役所内に周知する。
各部署で検討された内容を策定会議で検討する。
保健師国家試験 の 5門
第4問
A さん(40 歳、女性)。48 歳の会社員の夫と2 人暮らし。「夫が1 か月前から夜眠れない様子で、ここ数日は『役に立たない人間は生きていてもしょうがない』と言っています。どう対応したらよいでしょうか」と市の保健センターに相談のため来所した。最初に行う助言で最も適切なのはどれか。
「産業医に相談して仕事量を減らしてもらいましょう」
「市販の睡眠を改善するお薬を飲んでもらいましょう」
「できるだけ早く精神科医の診察を受けましょう」
「言動に注意しながら様子をみましょう」
「 A さんも体調に気をつけましょう」
保健師国家試験 の 5門
第5問
学校保健安全法施行規則で規定されている疾病と出席停止の期間の基準の組合せで正しいのはどれか。
結 核 ━━ 特有の咳が消失するまで
水 痘 ━━ すべての発しんが痂皮化するまで
風しん ━━ 解熱後2 日を経過するまで
麻しん ━━ 特有の発しんが消失するまで
インフルエンザ ━━ 解熱後1 日を経過するまで