管理栄養士国家試験 の 20門
第1問
【応用力問題】 「46歳、男性。事務職。会社の健診で検査値の異常を指摘されて来院した。服薬なし。飲酒量は、毎日ビール大瓶2本。喫煙なし。身長168cm、体重84kg、ウエスト周囲長92cm、血圧136/88mmHg。空腹時の採血で血液検査値は、AST 36IU/L、ALT 64IU/L、γ-GTP 164IU/L、総コレステロール213mg/dL、HDL-コレステロール42mg/dL、トリグリセリド255mg/dL、血糖142mg/dL、インスリン10.4μU/mL、HbA1c 7.2%(NGSP)、クレアチニン0.76mg/dL。尿たんぱく(-)。腹部エコー検査で脂肪肝。」
この症例の食事療法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
摂取エネルギー量を2,400kcal/日とする。
たんぱく質を0.6g/kg標準体重/日とする。
脂肪の摂取エネルギー比率を10%とする。
炭水化物の摂取エネルギー比率を55%とする。
アルコール量をエタノール換算で50g/日とする。
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第2問
【応用栄養学】 ストレスの汎(全身)適応症候群に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
警告反応期のショック相では、血糖値が上昇する。
警告反応期のショック相では、血圧が低下する。
警告反応期の反ショック相では、体温が低下する。
抵抗期では、新たなストレスが加わると抵抗力は強くなる。
疲はい期では、ストレスに対して生体が適応力を獲得している。
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第3問
【給食経営管理論】 給食経営管理におけるサブシステムと帳票の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
栄養・食事管理 ━━ 検収簿
食材管理 ━━ 出勤簿
生産管理 ━━ 栄養出納表
衛生管理 ━━ 加熱温度記録簿
施設・設備管理 ━━ 残菜調査表
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第4問
【基礎栄養学】 エネルギー代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
たんぱく質の単位重量当たりの物理的燃焼値と生理的燃焼値は等しい。
メッツ(MET)は、身体活動におけるエネルギー消費量を安静時代謝量で除したものである。
身体活動レベル(PAL)は、1日のエネルギー消費量を安静時代謝量で除したものである。
摂取エネルギー当たりの食事誘発性熱産生は、たんぱく質より脂質が大きい。
非たんぱく質呼吸商は、脂質の燃焼割合が増加すると大きくなる。
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第5問
【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】
糖質と脂質に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
グルコースは、5個の炭素原子をもつ。
デオキシリボースは、6個の炭素原子をもつ。
ホスファチジルコリンは、糖質である。
リン脂質は、ホルモン感受性リパーゼにより分解される。
ホスファチジルイノシトールは、リン脂質である。
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第6問
【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】
ホスピスにおける緩和医療に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
薬物の投与は行わない。
エネルギー量は、30kcal/kg標準体重/日以上を確保する。
誤嚥のリスクがあれば、経口摂取を禁忌とする。
延命目的の抗がん剤の投与は、行わない。
低栄養患者には、中心静脈栄養(TPN)を行う。
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第7問
【応用栄養学】 思春期の女子に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
思春期前に比べ、エストロゲンの分泌量は低下する。
思春期前に比べ、卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌量は増加する。
思春期前に比べ、体脂肪率は低下する。
カルシウム蓄積速度は、思春期後半に最大となる。
思春期発育急進現象(思春期スパート)の開始時期は、男子より遅い。
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第8問
【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】
ヒトの細胞の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
細胞膜は、リン脂質の二重層からなる。
赤血球には、ミトコンドリアが存在する。
リソソームでは、たんぱく質の合成が行われる。
滑面小胞体では、グリコーゲン合成が行われる。
iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、受精卵を使用する。
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第9問
【栄養教育論】 介護予防事業における二次予防事業対象者を決定するための基本チェックリストの項目である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
日用品の買物をしていますか。
15分位続けて歩いていますか。
20歳の時の体重から、10kg以上増加していますか。
口の渇きが気になりますか。
週に1回以上は外出していますか。
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第10問
【食べ物と健康】 食品の保存に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
チルドでは、食品の温度を0℃付近に保つ。
CA(Controlled Atmosphere)貯蔵では、庫内の二酸化炭素濃度を上昇させる。
乾燥では、食品の水分活性は低下する。
冷燻(くん)では、食品の水分活性は上昇する。
塩蔵では、食品の浸透圧は上昇する。
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第11問
【食べ物と健康】 細菌性食中毒の原因菌と主な発生源となる食品の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
腸炎ビブリオ ━━━ 野菜
カンピロバクター ━━━ きのこ類
サルモネラ ━━━ 鶏卵
ブドウ球菌 ━━━ 二枚貝
ウェルシュ菌 ━━━ はちみつ
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第12問
【栄養教育論】 栄養教育プログラムにおける評価の種類とその評価内容の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
企画評価 ━━ 対象の問題行動の要因を把握したか
経過評価 ━━ 評価指標が設定されているか
影響評価 ━━ 周囲に良い影響を与えたか
結果評価 ━━ 計画通りに実施されたか
経済評価 ━━ 社会・経済の影響を受けたか
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第13問
【食べ物と健康】 献立作成に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
食品構成を目安として作成する。
朝食、昼食、夕食の配分比率は、1:1:3を目安とする。
主莱は、主食に合わせて選択する。
主莱、副菜の順に決める。
デザートで不足の栄養素を補足する。
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第14問
【社会・環境と健康】 健康や予防の概念に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
プライマリヘルスケアとは、患者が最初に接する医療の段階を指す。
食育活動は、特異的一次予防を目的としている。
二次予防とは、個人が自らの努力で健康を改善することを指す。
WHOの健康の定義には、宗教的な概念が含まれている。
疾病に罹患して病状が進行した段階でも、予防の概念を適用することができる。
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第15問
【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】
生体エネルギーと生体酸化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
グルタチオンは、活性酸素の産生に関与する。
ATPは、高エネルギーリン酸化合物である。
脱共役たんぱく質(UCP)は、ATP合成を促進する。
ATPの産生は、同化の過程で起こる。
電子伝達系の電子受容体は、水素分子である。
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第16問
【臨床栄養学】 40歳、男性。身長175cm、体重80kg、BMI 26.1kg/m2、血圧142/92mmHg。血清尿酸値は8.5mg/dLであった。この患者の食事療法に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
減量を勧める。
野菜摂取を勧める。
アルコール摂取を制限する。
プリン体摂取を制限する。
水分摂取を制限する。
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第17問
【給食経営管理論】 事業所給食における規定に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
給与栄養目標量は、法令で定められた基準値を用いる。
寄宿舎に寄宿する労働者には、体重測定を毎年2回以上行う。
食堂の床面積は、食事の際の1人について0.5平方メートルとする。
炊事従業員のトイレは、利用者と共用できる。
1回100食以上又は1日250食以上の給食を行うときは、栄養士を置かなければならない。
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第18問
【栄養教育論】 野菜摂取量を増やす栄養教育において、行勲変容段階上の無関心期(前熟考期)から関心期(熟考期)へ変容する過程である。正しいのはどれか。1つ選べ。
野莱料理をお弁当に入れてもらうよう、家族に頼んだ。
野菜を多く食べるようになって、便秘が改善したことに気づいた。
野菜の量が少ないままだと健康を害すると、危機感を持った。
野菜は摂りにくいと思っていたが、簡単に摂取できることがわかった。
野菜を常に冷蔵庫に入れておくようにした。
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第19問
【公衆栄養学】 21世紀における第2次国民健康づくり運動(健康日本21(第2次))に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
最終評価は、目標設定から5年を目途に行う。
健康寿命の都道府県格差縮小を目標としている。
非感染性疾患(NCD)の重症化予防に関する目標がある。
ソーシャルキャピタルの活用を推進する。
食環境整備の一環として、スマート・ライフ・プロジェクト(Smart Life Project)がある。
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第20問
【基礎栄養学】 たんぱく質とアミノ酸の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
食事たんぱく質由来の遊離アミノ酸は、体内のアミノ酸プールに入る。
体たんぱく質の分解で生じた遊離アミノ酸は、体たんぱく質合成に再利用されない。
体たんぱく質の合成は、インスリンによって抑制される。
骨格筋たんぱく質の平均半減期は、消化管たんぱく質の平均半減期より短い。
分枝アミノ酸は、肝臓に優先的に取り込まれて代謝される。