管理栄養士国家試験 の 5門
第1問
【応用力問題】 「窒素を指標として、たんぱく質の消化吸収率を求めるために、成人男性を被験者として、米を用いた試験食によるバランス・スタディを行った。被験者は、エネルギー及び窒素の平衡状態にあり、試験食からの窒素摂取量10.0g/日、糞便中窒素排泄量1.6g/日、尿中窒素排泄量7.5g/日、及び皮膚、毛髪、爪からの窒素損失量0.9g/日であった。無たんぱく質食摂取時の糞便中窒素排泄量は1.0g/日であり、この値を内因性損失量(内因性排泄量)とした。」
たんぱく質の真の消化吸収率(%)である。正しいのはどれか。1つ選べ。
75%
84%
90%
94%
96%
管理栄養士国家試験 の 5門
第2問
【人体の構造と機能及び疾病の成り立ち】
感染症とその病原体の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
急性糸球体腎炎 ━━━ 細菌
麻疹 ━━━ リケッチア
ニューモシスチス肺炎 ━━━ ウイルス
手足口病 ━━━ マイコプラズマ
発疹チフス ━━━ クラミジア
管理栄養士国家試験 の 5門
第3問
【社会・環境と健康】 ある疾病の有病率が高い集団Aと、低い集団Bに対して、同じスクリーニング検査を行った。偽陽性率と陽性反応的中度に関して、理論上想定される大小関係の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
偽陽性率:A>B 陽性反応的中度:A>B
偽陽性率:A>B 陽性反応的中度:A=B
偽陽性率:A=B 陽性反応的中度:A>B
偽陽性率:A=B 陽性反応的中度:A=B
偽陽性率:A<B 陽性反応的中度:A>B
管理栄養士国家試験 の 5門
第4問
【食べ物と健康】 食品衛生法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
国民の健康の増進を図るための措置を講じ、もって国民保健の向上を図ることを目的としている。
食品とは、医薬品・医薬部外品を含むすべての飲食物をいう。
新開発食品の販売を禁止することができるのは、農林水産大臣である。
食品または添加物の規格・基準を定めることができるのは、厚生労働大臣である。
輸入された食品について、登録検査機関の行う検査を命じることができるのは、都道府県知事である。
管理栄養士国家試験 の 5門
第5問
【給食経営管理論】 健康増進法に基づき、特定給食施設に関して都道府県知事が行うものとされている事項である。正しいのはどれか。1つ選べ。
特定給食施設の定義を定める。
特定給食施設開設の届出事項を定める。
管理栄養士の配置基準を定める。
管理栄養士を置かなければならない特定給食施設を指定する。
特定給食施設の栄養管理基準を定める。