理容師国家試験 の 10門
第1問
消毒を行う際の注意事項に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
消毒薬使用液(希釈液)は、エタノールの場合は毎日、その他の消毒薬については2週間に1回以上取り替える。
使用後の器具は、汚れを洗浄する以前に、速やかに消毒することを心がける。
皮膚に接する器具や布片類の消毒には、消毒薬だけではなく理学的方法を用いても差し支えない。
消毒する器具の材質は、消毒法を選択する際の見極めには重要な要素でない。
理容師国家試験 の 10門
第2問
皮膚の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
表皮は、角化細胞、色素細胞、ランゲルハンス細胞、メルケル細胞という4つの異なった系列の細胞から成る。
角化細胞は、表面より角質層、透明層、頼粒層、有麻層、基底層の5つの細胞層から成る。
真皮内の線維成分は、大部分がエラスチンというタンパク質から成る弾性線維である。
皮下組織は、多量の脂肪を含み、外界からの外力に対してクッションの作用をする。
理容師国家試験 の 10門
第3問
次の消化腺のうち、塩酸を分泌するものはどれか。
唾液腺
胃腺
膵臓
腸腺
理容師国家試験 の 10門
第4問
わが国の下水道未整備地域でのし尿処理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
公共下水道未整備地域では、し尿を処理する浄化槽によって水洗化している。
し尿と家庭雑排水を一緒に処理する合併処理浄化槽の使用が推進されている。
下水道による水洗化率と、浄化槽による水洗化率は、ほぼ同率である。
浄化槽の設置、保守点検及び清掃などは浄化槽法に基づいて行われる。
理容師国家試験 の 10門
第5問
次の器具のうち、てこの原理を応用していないものはどれか。
シザーズ
レザー
ピンセット
ハンドクリッパー
理容師国家試験 の 10門
第6問
常在細菌叢に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
人体の皮膚や粘膜などには、一定の細菌が定着しており、常在細菌叢とよばれている。
鼻腔の常在細菌として、多数のブドウ球菌が存在しているが、感染源となることはない。
常在細菌の存在によって、病原体の人体への侵入を防ぐ現象が知られている。
ビタミンなど人体に必要な物質を産生している腸内細菌もある。
理容師国家試験 の 10門
第7問
物質の三態の変化に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
固体が液体にならずに、直接気体になる変化を昇華という。
液体が気体になる変化において、液体の表面で起こる場合を蒸発という。
液体が気体になる変化において、液体の内部から起こる場合を沸騰という。
気体が液体にならずに、直接固体になる変化を凝固という。
理容師国家試験 の 10門
第8問
清潔保持に関する次の文章の【 】内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「理容師法では、皮膚に接する布片は客一人ごとに取りかえ、器具は客一人ごとに【 A 】することを定めている。なお、血液が付着又はその疑いのあるタオルは【 B 】液に浸けた後、洗濯し乾燥させる。また、スチームタオルは【 C 】による消毒を行う。」
【A】消毒 ――【B】両性界面活性剤 ――【C】紫外線
【A】洗浄 ――【B】次亜塩素酸ナトリウム ――【C】蒸気
【A】消毒 ――【B】次亜塩素酸ナトリウム ――【C】蒸気
【A】洗浄 ――【B】両性界面活性剤 ――【C】紫外線
理容師国家試験 の 10門
第9問
次の器官のうち、体性運動神経によって支配されているものはどれか。
骨格筋
心臓
血管
消化管
理容師国家試験 の 10門
第10問
わが国の廃棄物処理に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
【A】理容業者が排出する毛髪は、産業廃棄物である。
【B】廃棄物の処理は、直接埋め立てが主流である。
【C】廃棄物の抑制等を目的とした資源の有効利用に関する法律がある。
【D】一般廃棄物の処理は、市町村長の責任となっている。
【A】と【B】
【B】と【C】
【C】と【D】
【A】と【D】