秘書検定3級 の 10問
第1問
秘書A子が朝出社すると、今日の昼ごろ出張から戻る予定の上司から電話で、「飛行機の欠航で帰社が夕方になる」と連絡があった。上司は今日の午後は、2時から社内会議、6時から業界団体の会合に出席の予定になっている。次はA子がその連絡によって行った、上司の予定や来訪者などへの対処である。中から不適当と思われるものを選べ。
業界団体の会合には出席できそうなので、事務局に電話して、出張から帰ってすぐ出席すると伝えておいた。
相談したいことがあるので今日上司に会うことはできないか、との取引先からの電話に、事情を話して今日は無理と承知してもらった。
社内会議の担当者に事情を話して欠席と伝え、結果をあとで知らせてもらいたいと頼んだ。
上司に相談したいことがあると言ってきた上司の部下に、上司の帰社は夕方になり、そのあとに予定があるがどうするかと尋ねた。
不意に訪れた上司の友人に、上司は夕方に戻るがそのあとに予定が入っている、と事情を話して出直してくれるように頼んだ。
秘書検定3級 の 10問
第2問
次の宛名につける敬称を一つ選びなさい。
【 会社・官公庁などの団体名 】
~様
~殿
~各位
~御中
秘書検定3級 の 10問
第3問
次は、上司の指示で「秘」文書を社外で発送するときに注意することであるが、5つの中から不適当と思われるものを一つ選びなさい。
封じ目に「〆」印や「緘」印などで封印をする。
二重封筒の表にある、あて名とともに「秘」の印を押す。
封筒は、外から中が透けて見えないような封筒を選ぶ。
受発信簿に相手の氏名・会社名・役職・発信日・発信方法を記入する。
郵送方法は、簡易書留または書留にする。
秘書検定3級 の 10問
第4問
次の「後輩に注意するときや注意したあとに心がけていること」は適当でしょうか?
注意するときは頭ごなしにせずに、相手の受け方を見ながらにしている。
秘書検定3級 の 10問
第5問
次は、会社で使われる用語とその意味の組み合わせですが、5つの中から不適当と思われるものを選びなさい。
【昇進】
地位や身分などがあがること
【考課】
外注の製品などを検査すること
【栄転】
今までよりもよい地位や職に替わること
【厚生】
従業員の生活環境などを整えること
【降格】
等級や地位などが下がること
秘書検定3級 の 10問
第6問
次の、話し方・聞き方の心得について述べたものは適当でしょうか?
話の腰を折らないように気をつける。
秘書検定3級 の 10問
第7問
次の、略語とその意味の組み合わせは正しいでしょうか?
CD-ROM ━━ コンピューター用の読み出し専用の外部記憶装置のこと
秘書検定3級 の 10問
第8問
次は、社内文書の作成について述べたものである。以下の中から不適当と思われるものを一つ選びなさい。
文書発信の日付は、和暦、西暦どちらでもよく、会社の決まりに従う。
社内文書は横書きとするのが原則である。
宛名は職名などとし、特別な場合以外個人名を使わない。
件名は内容の主意を表すので、容姿の左右中央に見やすく書く。
発信者名が明記されていれば、事務取り扱い担当者名は省いてよい。
秘書検定3級 の 10問
第9問
次は秘書として上司について理解しておくことについて述べたものである。 中から不適当と思われるものを選びなさい。
上司の人柄
家族構成
上司の資産
上司の趣味、嗜好
交友関係
秘書検定3級 の 10問
第10問
秘書A子は後輩B子から、「相手が悪いのに自分が秘書課長から叱られた、こういう場合どうすればよいか」と相談された。聞けばB子が、T部長と取引先との面談の日程調整をしたが、取引先が日時を間違えたのにB子が注意されたというものである。このような場合A子は、B子にどのようなことを言えばよいか。次の中から不適当と思われるものを選べ。
何にでも行き違いがあることだから、よい経験をしたと思えばよいのではないか。
事情を知らないT部長には、間違えたのは取引先だと話しておいたほうがよいかもしれない。
面談は行われたのだから、日程調整の行き違いを蒸し返してもしょうがないのではないか。
間違われるようなことが、こちらにもあったのであろうから、あまり騒がないほうがよいのではないか。
事実と違うなら課長に話すのはよいが、機会があったらでよいのではないか。