情報セキュリティースペシャリスト の 5門
第1問
JIS Q 20000-1で定義されるインシデントに該当するものはどれか。
ITサービスの新人向け教育の依頼
ITサービスやシステムの機能,使い方に対する問合せ
アプリケーションの応答の大幅な遅延
新設営業所へのITサービス提供要求
情報セキュリティースペシャリスト の 5門
第2問
テンペスト技術の説明とその対策として,適切なものはどれか。
ディスプレイなどから放射される電磁波を傍受し,表示内容などを盗み見る技術であり,電磁波を遮断することによって対抗する。
データ通信の途中でパケットを横取りし,内容を改ざんする技術であり,ディジタル署名を利用した改ざん検知によって対抗する。
マクロウイルスにおいて使われる技術であり,ウイルス対策ソフトを導入し,最新の定義ファイルを適用することによって対抗する。
無線LANの信号を傍受し,通信内容を解析する技術であり,通信パケットを暗号化することによって対抗する。
情報セキュリティースペシャリスト の 5門
第3問
2台のプリンタがあり,それぞれの稼働率が0.7と0.6である。この2台のいずれか一方が稼働していて,他方が故障している確率は幾らか。ここで,2台のプリンタの稼働状態は独立であり,プリンタ以外の要因は考慮しないものとする。
0.18
0.28
0.42
0.46
情報セキュリティースペシャリスト の 5門
第4問
共通鍵暗号方式で,100人の送受信者のそれぞれが,相互に暗号化通信を行うときに必要な共通鍵の総数は幾つか。
200
4,950
9,900
10,000
情報セキュリティースペシャリスト の 5門
第5問
ディジタル証明書に関する記述のうち,適切なものはどれか。
S/MIMEやTLSで利用するディジタル証明書の規格は,ITU-T X.400で規定されている。
ディジタル証明書は,SSL/TLSプロトコルにおいて通信データの暗号化のための鍵交換や通信相手の認証に利用されている。
認証局が発行するディジタル証明書は,申請者の秘密鍵に対して認証局がディジタル署名したものである。
ルート認証局は,下位層の認証局の公開鍵にルート認証局の公開鍵でディジタル署名したディジタル証明書を発行する。