情報セキュリティースペシャリスト の 5門
第1問
無線LANのセキュリティ対策に関する記述のうち,適切なものはどれか。
EAPは,クライアントPCとアクセスポイントとの間で,あらかじめ登録した共通鍵による暗号化通信を実現できる。
RADIUSでは,クライアントPCとアクセスポイントとの間で公開鍵暗号方式による暗号化通信を実現できる。
SSIDは,クライアントPCごとの秘密鍵を定めたものであり,公開鍵暗号方式による暗号化通信を実現できる。
WPA2では,IEEE802.1Xの規格に沿った利用者認証及び動的に更新される暗号化鍵を用いた暗号化通信を実現できる。
情報セキュリティースペシャリスト の 5門
第2問
分散データベースシステムにおける“分割に対する透過性”を説明したものはどれか。
データの格納サイトが変更されても,利用者のアプリケーションや操作法に影響がないこと
同一のデータが複数のサイトに格納されていても,利用者はそれを意識せずに利用できること
一つの表が複数のサイトに分割されて格納されていても,利用者はそれを意識せずに利用できること
利用者がデータベースの位置を意識せずに利用できること
情報セキュリティースペシャリスト の 5門
第3問
テンペスト(TEMPEST)攻撃を説明したものはどれか。
故意に暗号化演算を誤動作させて正しい処理結果との差異を解析する。
処理時間の差異を計測し解析する。
処理中に機器から放射される電磁波を観測し解析する。
チップ内の信号線などに探針を直接当て,処理中のデータを観測し解析する。
情報セキュリティースペシャリスト の 5門
第4問
DMZ上のコンピュータがインターネットからのpingに応答しないようにファイアウォールのルールを定めるとき,“通過禁止”に設定するものはどれか。
ICMP
TCP及びUDPのポート番号53
TCPのポート番号21
UDPのポート番号123
情報セキュリティースペシャリスト の 5門
第5問
システム監査報告書に記載された改善勧告に対して,被監査部門から提出された改善計画を経営者がITガバナンスの観点から評価する際の方針のうち,適切なものはどれか。
1年以内に実現できる改善を実施する。
経営資源の状況を踏まえて改善を実施する。
情報システムの機能面の改善に絞って実施する。
被監査部門の予算の範囲内で改善を実施する。