商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第1問
「手形の変造」の説明として,次のなかから適切なものを一つ選びなさい。
手形の金額をかえて手形行為をすること
手形に他人の名前を使って手形行為をすること
登録したものと違う印章を使って手形行為をすること
商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第2問
「錯誤による意思表示や虚偽表示がある」の具体例として,次のなかから正しいものを一つ選びなさい。
多額の債務があるAは,債権者からの差し押さえをのがれるために,友人Bと話し合い,自分の土地を形式的に売買したことにして,土地の名義をBに変更した。
不動産店を経営するAは,取引相手のBと土地の売買契約を結ぶ際,契約金額を1,000万円と書くつもりが,間違えて100万円と記入してBに渡してしまった。
土地を売却したいと考えていたAは,購入を希望しているBに「数年後には近くに駅ができて土地の価値が上がる」とだまし,時価の2倍の価格で売買契約を結んだ。
商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第3問
「被保佐人」の内容として,次のなかから適切なものを一つ選びなさい。
軽度の精神上の障がいにより,物事の道筋を理解する能力が不十分な人
精神上の障がいにより,物事の道筋を理解する能力が著しく不十分な人
精神上の障がいにより,物事の道筋を理解する能力を欠く常況にある人
商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第4問
「任意代理」の説明として,次のなかから適切なものを一つ選びなさい。
本人と代理人とのあいだの取り決めによって,代理権の授受が行われることで成立する代理のことで,本人に代わって法律行為を行う。
法律により,本人の意思とは関係なく代理人に代理権が付与されることで成立する代理のことで,本人に代わって法律行為を行う。
本人や家族の申し立てにより,家庭裁判所が成年後見人として選任することで成立する代理のことで,本人に代わって法律行為を行う。
商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第5問
「商標権」の説明として,次のなかから適切なものを一つ選びなさい。
新しい工夫の鉛筆とか缶切りというように,品物の形や構造についての実用的な産業上の新しい考案を独占して使用することができる権利。
品物の形や模様,色やこれらを結合したものなどについて視覚を通じて美感をおこさせる産業上の考案を独占して使用することができる権利。
商品につける特別のマークや立体看板,特定の業者が提供している役務であることがわかるマークを独占して使用することができる権利。