商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第1問
「支配されている財産は主体に対応し,権利の対象物となる。」を何というか,次のなかから適切なものを一つ選びなさい。
権利の本体
権利の客体
権利の移転
商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第2問
「民法第209条から同法第238条で,土地の所有者が互いに協力し,円満に利益の調整が図られるようにする」の具体例として,次のなかから正しいものを一つ選びなさい。
隣の石垣がこわれて,今にも自分の土地にくずれてきそうで危険なときは,石垣の所有者にくずれる前に修理するよう請求することができる。
隣の土地の大木が倒れて,自分の土地の使用が妨害されているときは,裁判所に訴えて取り除くよう請求することができる。
隣の土地の竹木の枝が,境界線をこえて出ているときは,竹木の所有者に境界線をこえる部分を切り取るよう請求することができる。
商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第3問
「産業上利用できる発明品の製造,販売や発明した方法を行政機関に登録をする」に記されている行政機関はどこか,次のなかから正しいものを一つ選びなさい。
文化庁
特許庁
消費者庁
商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第4問
「喜寿をむかえたAは,そのお祝いとして旧友から,歌川広重作,東海道五十三次の小田原宿の錦絵をもらった。」は民法上,贈与契約と考えられるが,契約の性質から分類した場合,どのような組み合わせになるか,次のなかから正しいものを一つ選びなさい。
片務契約・無償契約・要物契約
双務契約・有償契約・諾成契約
片務契約・無償契約・諾成契約
商業経済検定試験「商品と流通」 の 5問
第5問
「A,B,Cの3人が共同で事業を行う計画をたて,Aが代表で債権者Xに90万円の連帯債務を負うという契約で金銭を借りたとしよう。この場合,債権者Xは各債務者に対して,どのような請求ができるのかについても民法で定めている。」の結論として,次のなかから適切なものを一つ選びなさい。
XはA,B,Cのうち,だれに対しても90万円を請求でき,また3人に同時もしくは順次に90万円のうち,一部の金額を請求できる。
Xは,A,B,Cのうち,だれに対しても90万円を請求できるが,3人に同時もしくは順次に90万円のうち,一部の金額を請求することはできない。
Xは,A,B,Cのうち,だれに対しても90万円を請求できないが,3人に同時もしくは順次に90万円のうち,一部の金額を請求できる。