測量士補 の 5問
第1問
次の文は、公共測量における河川測量の距離標設置測量について述べたものである。 【 ア 】 ~ 【 エ 】に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。
距離標の設置間隔は、河川の河口又は幹川への合流点に設けた起点から、河心に沿って アを標準とする。距離標は、図上で設定した距離標の座標値に基づいて、近傍の イ 基準点等からトータルステーションによる ウ のほか、キネマティック法、RTK 法又はネットワーク型 RTK法により設置する。ネットワーク型 RTK 法による観測は、間接観測法又は エ を用いる。
【ア】500m 【イ】3級
【ウ】放射法 【エ】単点観測法
【ア】200m 【イ】2級
【ウ】2級基準点測量 【エ】単点観測法
【ア】200m 【イ】2級
【ウ】2級基準点測量 【エ】単独測位法
【ア】200m 【イ】3級
【ウ】放射法 【エ】単点観測法
【ア】500m 【イ】2級
【ウ】2級基準点測量 【エ】単独測位法
測量士補 の 5問
第2問
次の【 a 】~【 e 】の文は、公共測量における作業について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。次の中から選べ。
【a】A市の基準点測量において、GNSS 測量でA市のある学校に新点を設置することになったが、生徒が校庭を安全に使用できるように、新点を校舎の屋上に設置した。
【b】B市の基準点測量において、作業の効率化のため、山頂に設置されている既知点の現況調査を観測時に行った。
【c】C町が実施する水準測量において、すべて町道上での作業となることから、道路使用許可申請を行わず作業を実施した。
【d】D市が実施する空中写真測量において、対空標識設置のため樹木の伐採が必要となったので、あらかじめ、その土地の所有者又は占有者に承諾を得て、当該樹木を伐採した。
【e】E町の空中写真測量における数値地形図データ作成の現地調査において、調査した事項の整理及び点検を現地調査期間中に行った。
【a】,【b】
【a】,【d】
【b】,【c】
【c】,【e】
【d】,【e】
測量士補 の 5問
第3問
次の文は、同時調整におけるパスポイント及びタイポイントについて述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。
パスポイントは、撮影コース方向の写真の接続を行うために用いられる。
パスポイントは、各写真の主点付近及び主点基線に直角な両方向の、計3箇所以上に配置する。
タイポイントは、隣接する撮影コース間の接続を行うために用いられる。
タイポイントは、撮影コース方向に直線上に等間隔で並ぶように配置する。
タイポイントは、パスポイントで兼ねて配置することができる。
測量士補 の 5問
第4問
画面距離 7 ㎝ 、撮像面での素子寸法 6μm のデジタル航空カメラを用いた、数値空中写真の撮影計画を作成した。このときの撮影基準面での地上画素寸法を 18 ㎝ とした場合、撮影高度は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。ただし、撮影基準面の標高は 0m とする。
1,500 m
1,700 m
1,900 m
2,100 m
2,300 m
測量士補 の 5問
第5問
次の 【 a 】~【 d 】の文は、公共測量における航空レーザ測量及び数値地形モデル(以下「DTM」という。)について述べたものである。【 ア 】 ~ 【 エ 】に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。ただし、DTM は、等間隔の格子点上の標高を表したデータとする。
a. 航空レーザ測量は、レーザ測距装置、【 ア 】、デジタルカメラなどを搭載した航空機から航空レーザ計測を行い、取得したデータを解析して地表面の標高を求める。
b. 航空レーザ計測で取得したデータには、地表面だけでなく構造物、植生で反射したデータが含まれていることから、【 イ 】を行うことにより、地表面だけの標高データを作成する。
c. 【 イ 】を行うことにより作成した地表面だけの標高データは、ランダムな位置の標高を表したデータであるため、利用しやすいよう【 ウ 】により DTM に変換することが多い。
d. DTM は、格子間隔が【 エ 】なるほど詳細な地形を表現できる。
【ア】GNSS/IMU装置
【イ】フィルタリング
【ウ】内挿補間 【エ】小さく
【ア】GNSS/IMU装置
【イ】フィルタリング
【ウ】ブロック調整 【エ】大きく
【ア】GNSS/IMU装置
【イ】リサンプリング
【ウ】内挿補間 【エ】大きく
【ア】トータルステーション 【イ】リサンプリング
【ウ】ブロック調整 【エ】大きく
【ア】トータルステーション 【イ】フィルタリング
【ウ】内挿補間 【エ】小さく