測量士補 の 5問
第1問
次の文は、公共測量における空中写真測量で用いる GNSS/IMU 装置について述べたものである。 【 ア 】 ~ 【 エ 】に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。
空中写真測量とは、空中写真を用いて数値地形図データを作成する作業のことをいう。空中写真の撮影に際しては、 GNSS/IM U 装置を用いることができる。 GNSS は、人工衛星を使用して【 ア 】を計測するシステムのうち、【 イ 】を対象とすることができるシステムであり、IMU、慣性計測装置である。空中写真測量において GNSS/IMU 装置を用いた場合、GNSS 測量機と IMU でカメラの【 ウ 】を、IMU でカメラの【 エ 】を同時に観測することができる。これにより、空中写真の外部標定要素を得ることができ、後続作業の時間短縮や効率化につながる。
【ア】現在位置 【イ】全地球
【ウ】位置 【エ】傾き
【ア】衛星位置 【イ】全地球
【ウ】傾き 【エ】位置
【ア】現在位置 【イ】日本
【ウ】傾き 【エ】傾き
【ア】現在位置 【イ】全地球
【ウ】傾き 【エ】位置
【ア】衛星位置 【イ】日本
【ウ】位置 【エ】傾き
測量士補 の 5問
第2問
次の a~e の文は、公共測量における航空レーザ測量について述べたものである。明らかに間違っているものは幾つあるか。次の中から選べ。
【a】航空レーザ測量では、水面の状況によらず水部のデータを取得することができる。
【b】航空レーザ測量では、計測データを基にして数値地形モデル(DTM)を作成することができる。
【c】航空レーザ測量では、GNSS/IMU 装置、レーザ測距装置等により構成されたシステムを使用する。
【d】航空レーザ測量では、雲の影響を受けずにデータを取得することができる。
【e】航空レーザ測量では、フィルタリング及び点検のための航空レーザ用数値写真を同時期に撮影する。
0(間違っているものは1つもない。)
1つ
2つ
3つ
4つ
測量士補 の 5問
第3問
画面距離 7 ㎝ 、撮像面での素子寸法 6μm のデジタル航空カメラを用いた、数値空中写真の撮影計画を作成した。このときの撮影基準面での地上画素寸法を 18 ㎝ とした場合、撮影高度は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。ただし、撮影基準面の標高は 0m とする。
1,500 m
1,700 m
1,900 m
2,100 m
2,300 m
測量士補 の 5問
第4問
公共測量により、水準点Aから新点Bまでの間で 1 級水準測量を実施し、表の結果を得た。標尺補正を行った後の水準点A、新点B間の観測高低差は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。ただし、観測に使用した標尺の標尺改正数は 20℃ において +4μm/m 、膨張係数は、 +1.2×106/℃ とする。
-70.3264m
-70.3260m
-70.3257m
-70.3252m
-70.3246m
測量士補 の 5問
第5問
次のa~eの文は、測量法(昭和 24 年法律第 188 号)に規定された事項について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。次の中から選べ。
【a】「測量」とは、土地の測量をいい、地図の調製及び測量用写真の撮影を含むものとする。
【b】「基本測量」とは、すべての測量の基礎となる測量で、国又は公共団体の行うものをいう。
【c】何人も、国土交通大臣の承諾を得ないで、基本測量の測量標を移転し、汚損し、その他その効用を害する行為をしてはならない。
【d】公共測量は、基本測量又は公共測量の測量成果に基いて実施しなければならない。
【e】測量士は、測量に関する計画を作製し、又は実施する。測量士補は、測量士の作製した計画に従い測量に従事する。
【a】、【b】
【a】、【e】
【b】、【c】
【c】、【d】
【d】、【e】