システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第1問
システム化計画立案時に、全社レベルの業務モデルを作成するときの留意点はどれか。
業務モデルとしてビジネスプロセスとデータクラスとの関係を明らかにするために、データクラスに含まれるデータ項目を詳細にしておく必要がある。
業務モデルは企業活動のモデルでもあるので、ビジネスプロセスには、日常業務レベル活動だけでなく意思決定活動や戦略計画活動も含む必要がある。
業務モデルは企業活動を正確に表現するので、データクラス間に存在しているデータの重複はそのまま反映しておく必要がある。
業務モデルは全社情報システム構築の基本構造となるもので、ビジネスプロセスはその企業の現行のプロセスをそのまま反映させる必要がある。
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第2問
キャッシュの書込み方式には,ライトスルー方式とライトバック方式がある。ライトバック方式を使用する目的として,適切なものはどれか。
キャッシュと主記憶の一貫性(コヒーレンシ)を保ちながら,書込みを行う。
キャッシュミスが発生したときに,キャッシュの内容の主記憶への書き戻しを不要にする。
個々のプロセッサがそれぞれのキャッシュをもつマルチプロセッサシステムにおいて,キャッシュ管理をライトスルー方式よりも簡単な回路構成で実現する。
プロセッサから主記憶への書込み頻度を減らす。
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第3問
サブネットマスクが255.255.252.0のとき,IPアドレス172.30.123.45のホストが属するサブネットワークのアドレスはどれか。
172.30.3.0
172.30.120.0
172.30.123.0
172.30.252.0
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第4問
ソフトウェアパターンのうち、GoFのデザインパターンの説明はどれか。
Javaのデザインパターンとして引数オブジェクト、オブジェクトの可変性などで構成される。
オブジェクト指向開発のためのパターンとして生成、構造、振舞いの3カテゴリから構成される。
構造、分散システム、対話型システム及び適合型システムの4つのカテゴリから構成される。
抽象度が異なる要素を分割して階層化するためのLayers、コンポーネント分割のためのBrokerなどで構成される。
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第5問
BABOKの説明はどれか。
ソフトウェア品質の基本概念,ソフトウェア品質マネジメント,ソフトウェア品質技術の三つのカテゴリから成る知識体系
ソフトウェア要求,ソフトウェア設計,ソフトウェア構築,ソフトウェアテスティング,ソフトウェア保守など10の知識エリアから成る知識体系
ビジネスアナリシスの計画とモニタリング,引き出し,要求アナリシス,基礎コンピテンシなど七つの知識エリアから成る知識体系
プロジェクトマネジメントに関するスコープ,タイム,コスト,品質,人的資源,コミュニケーション,リスクなど九つの知識エリアから成る知識体系