システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第1問
トランザクションの原子性(atomicity)の説明として,適切なものはどれか。
データの物理的格納場所やアプリケーションプログラムの実行場所を意識することなくトランザクション処理が行える。
トランザクションが終了したときの状態は,処理済みか未処理のどちらかしかない。
トランザクション処理においてデータベースの一貫性が保てる。
複数のトランザクションを同時に処理した場合でも,個々の処理結果は正しい。
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第2問
ディジタルフォレンジックスの説明として,適切なものはどれか。
あらかじめ設定した運用基準に従って,メールサーバを通過する送受信メールをフィルタリングすること
サーバに対する外部からの攻撃や不正なアクセスを防御すること
磁気ディスクなどの書換え可能な記憶媒体を単に初期化するだけではデータを復元できる可能性があるので,任意のデータ列で上書きすること
不正アクセスなどコンピュータに関する犯罪の法的な証拠性を確保できるように,原因究明に必要な情報の保全,収集,分析をすること
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第3問
グラフに示される頂点V1からV4,V5,V6の各点への最短所要時間を求め,短い順に並べたものはどれか。ここで,グラフ中の数値は各区間の所要時間を表すものとし,最短所要時間が同一の場合には添字の小さい順に並べるものとする。
V4,V5,V6
V4,V6,V5
V5,V4,V6
V5,V6,V4
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第4問
業務のあるべき姿を表す論理モデルを説明したものはどれか。
企業における主要機能を明確にして、現状の業務機能を分析し、体系化したもの
経営目標の達成に必要な業務機能を定義し、体系化したもの
現状の業務機能と情報システムでの処理を分析し、相互の関係を明確化したもの
本来あるべき業務機能と現状を比較して、その差異を分析し、評価したもの
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第5問
次の流れ図において、
① → ② → ③ → ⑤ → ② → ③ → ④ → ② → ⑥
の順に実行させるために、①においてmとnに与えるべき初期値aとbの関係はどれか。ここで、a、bはともに正の整数とする。
a = 2b
2a = b
2a = 3b
3a = 2b