システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第1問
データの追加・変更・削除が,少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍にした。このとき,データベースのバックアップ又は復旧に関する記述のうち,適切なものはどれか。
フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約2倍になる。
フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約半分になる。
フルバックアップ取得の平均実行時間が約2倍になる。
ログ情報によって復旧するときの処理時間が平均して約2倍になる。
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第2問
TCP/IPの環境で使用されるプロトコルのうち,構成機器や障害時の情報収集を行うために使用されるネットワーク管理プロトコルはどれか。
NNTP
NTP
SMTP
SNMP
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第3問
ソフトウェアパターンのうち、GoFのデザインパターンの説明はどれか。
Javaのデザインパターンとして引数オブジェクト、オブジェクトの可変性などで構成される。
オブジェクト指向開発のためのパターンとして生成、構造、振舞いの3カテゴリから構成される。
構造、分散システム、対話型システム及び適合型システムの4つのカテゴリから構成される。
抽象度が異なる要素を分割して階層化するためのLayers、コンポーネント分割のためのBrokerなどで構成される。
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第4問
非機能要件項目はどれか。
新しい業務の在り方や運用に関わる業務手順、入出力情報、組織、責任、権限、業務上の制約などの項目
新しい業務の遂行に必要なアプリケーションシステムに関わる対象となる人の作業、システム機能の実現範囲、機能間の情報の流れなどの項目
経営戦略や情報戦略に関わる経営上のニーズ、システム化・システム改善を必要とする業務上の課題、求められる成果・目標などの項目
システム基盤に関わる可用性、性能、拡張性、運用性、保守性、移行性、セキュリティ、システム環境などの項目
システムアーキテクト試験(SA) の 5門
第5問
組込み機器用のソフトウェアを開発委託する契約書に開発成果物の著作権の帰属先が記載されていない場合,委託元であるソフトウェア発注者に発生するおそれがある問題はどれか。ここで,ソフトウェアは委託先が全て自主開発するものとする。
開発成果物を,委託元で開発する別のソフトウェアに適用できなくなる。
ソースコードを公開することが義務付けられる。
ソフトウェアをバイナリ形式でしか販売できなくなる。
ハードウェアと合わせて,アルゴリズムに関する特許を取得できなくなる。