調理師国家試験 の 10門
第1問
次の感染症の感染経路対策に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
病原体で汚れたものを、徹底的に消毒すること。
マスクやうがい、手洗いなどを行い、病原体が口から入らないようにすること。
ノロウイルスの感染防止のため、毎年、予防接種をすること。
感染の媒介をするネズミ、ハエ、蚊などを撲滅すること。
調理師国家試験 の 10門
第2問
次の鶏卵の調理的特色に関する記述のうち、正しいものはどれか。
温泉卵は65~68℃の温度で、20~30分間の加熱でできる。
鶏卵の凝固温度は、卵黄が75℃で、卵白は60~65℃である。
生の鶏卵は流動性がなく、薄めることができない。
卵白はレシチンを含み油脂を乳化する働きがある。
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第3問
食品添加物に指定され、直接食品に使用できる消毒薬として、正しいものを一つ選びなさい。
次亜塩素酸ナトリウム
逆性せっけん(陽イオン界面活性剤)
クレゾールせっけん
ホルマリン
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第4問
次の疾病の治療食に関する栄養上の配慮についての組合せのうち、誤っているものはどれか。
【疾病】肝臓病
【十分摂取したいもの】良質たんぱく質、炭水化物
【制限するもの】動物性脂質
【疾病】肥満症
【十分摂取したいもの】たんぱく質、ビタミン
【制限するもの】総エネルギー
【疾病】腎臓病
【十分摂取したいもの】エネルギー、脂質
【制限するもの】食塩
【疾病】高血圧症
【十分摂取したいもの】食塩、動物性脂質
【制限するもの】ビタミン
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第5問
食中毒予防の3原則に関する記述で、【 】に入る語句として、正しいものを一つ選びなさい。
『細菌性食中毒予防の一般的な原則は、第1に付けない(清潔、汚染させない)、第2に増やさない(温度管理、迅速)、第3に【 】である。』
洗い流す(洗浄、除去する)
殺菌する(加熱、殺す)
消費期限を守る(管理、廃棄する)
検査する(検証、記録する)
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第6問
次の消化吸収率に関する記述のうち、 の中に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。
消化吸収率とは、食品の【 A 】から【 B 】を差し引いて、残りを【 C 】とし、その量が、【 A 】の何%に当たるかを示したものである。
【A】摂取栄養素量 ――【B】排泄された栄養素量 ――【C】吸収された栄養素量
【A】吸収された栄養素量 ――【B】摂取栄養素量 ――【C】排泄された栄養素量
【A】排泄された栄養素量 ――【B】吸収された栄養素量 ――【C】摂取栄養素量
【A】摂取栄養素量 ――【B】吸収された栄養素量 ――【C】排泄された栄養素量
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第7問
次の魚介類と含有栄養素についての組合せのうち、誤っているものはどれか。
【魚介類】魚 類 ――【栄養素】エイコサペンタエン酸(イコサペンタエン酸)
【魚介類】ウ ニ ――【栄養素】アスタキサンチン
【魚介類】カ キ ――【栄養素】グリコーゲン
【魚介類】イ カ ――【栄養素】ベタイン(トリメチルグリシン)
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第8問
次の食品群と放射性セシウムの基準値に関する組み合わせのうち、正しいものはどれか。
一般食品 ―― 370Bq/kg
乳児用食品 ―― 10Bq/kg
牛乳 ―― 50Bq/kg
飲料水 ―― 5Bq/kg
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第9問
食品の色素成分に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
カロテノイドは、植物性食品に含まれる緑色の色素である。
クロロフィルは、動植物に広く分布する赤色系色素である。
アントシアニンは、ぶどう、いちご、なすに含まれる色素である。
エビやカニをゆでた時の赤色は、ヘム色素によるものである。
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第10問
次の乾物のもどし倍率(重量比)およびもどし方に関する組み合わせのうち、正しいものはどれか。
【食品名】干しわかめ(素干し)
【倍率】14
【もどし方】水に約10分浸す。
【食品名】干しむきえび
【倍率】4
【もどし方】水に約15分浸す。
【食品名】干ししいたけ
【倍率】3
【もどし方】ひたひたの水で1晩浸す。
【食品名】凍り豆 腐
【倍率】10
【もどし方】沸騰湯で5分ゆで、流水で10分さらす。