1級造園施工管理技士 の 10門
第1問
造園工事における労働安全衛生管理体制に関する記述のうち、「労働安全衛生法」上、適当なものはどれか。
常時20人の労働者を使用する事業場においては、安全衛生推進者を選任しなければならない。
常時30人の労働者を使用する事業場においては、産業医を選任しなければならない。
常時40人の労働者を使用する事業場においては、安全管理者を選任しなければならない。
常時50人の労働者を使用する事業場においては、総括安全衛生管理者を選任しなければならない。
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第2問
盛土に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
盛土の施工に際し、圧縮性が小さく吸水による膨潤性が低い盛土材料を用いた。
盛土の施工に際し、含水比が高くトラフィカビリティーの確保が困難なため、振動コンパクタを用いて締固めを行った。
盛土の施工に際し、毎日の作業の終わりに表面水がよく排水できるように勾配をつけ敷き均し、締固めを入念に行い降雨に備えた。
盛土の施工に際し、完成後の沈下を見込んで余盛りを行った。
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第3問
下図に示す茶室(概念図)の(A)~(C)の名称の組合せとして、適当なものはどれか。
【A】下地窓 ――【B】給仕口 ――【C】中柱
【A】書院窓 ――【B】給仕口 ――【C】床柱
【A】下地窓 ――【B】茶道口 ――【C】床柱
【A】書院窓 ――【B】茶道口 ――【C】中柱
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第4問
造園樹木の溝掘り式根回しに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
根鉢の大きさは、根元直径の3~5倍程度とし、側根に関しては三方か四方の太根を残し、そのほかの根は根鉢に沿って切り、切り口を鋭利な刃物で切り直す。
環状はく皮は、根の先端部への養分流通を断ち、はく皮部の根元側からの発根を促進させるために行うものであり、鉢周りに接した部分から、根の皮を幅15 cm程度、内皮を残さないように取り除く。
樽巻きは、わら縄を鉢周りに沿って水平に上から下へ叩き締めながら緩まないように強く巻き、最後に巻き止まりのわら縄を切根などに掛けて鉢の上に上げて幹の根元に結びつける。
埋戻しは、細根の伸長を促し、また支持根となる力根を傷めないようにするために、突き固めずに軟らかく仕上げ、その後、灌水を十分に行う。
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第5問
日本庭園に関する「庭園名」、「庭園様式」、「庭園が作庭された時代」の組合せとして、適当なものはどれか。
【名】天龍寺庭園
【様式】枯山水式
【時代】鎌倉時代
【名】修学院離宮上の御茶屋庭園
【様式】池泉廻遊式
【時代】江戸時代
【名】金地院庭園
【様式】茶庭
【時代】安土桃山時代
【名】平等院庭園
【様式】浄土式
【時代】室町時代
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第6問
「工種」と「品質特性」及びその「試験方法」に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
土工において、盛土材料の自然含水比を測定するため、液性限界試験を行った。
コンクリート工において、骨材の粒度分布を測定するため、ふるい分け試験を行った。
路盤工において、路盤の支持力(地盤反力係数)を測定するため、平板載荷試験を行った。
アスファルト舗装工において、アスファルト混合物の配合を決定するため、マーシャル安定度試験を行った。
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第7問
下表に示す「地山の種類」とその場合の掘削面の「高さ」と「勾配」について、手掘りによる明かり掘削が可能なものの正誤の組合せとして、「労働安全衛生規則」上、正しいものはどれか。ただし、地山は、発破等により崩壊しやすい状態になっている地山ではない。
【イ】正 ――【ロ】正
【イ】正 ――【ロ】誤
【イ】誤 ――【ロ】正
【イ】誤 ――【ロ】誤
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第8問
遊具に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
サンドピット型砂場を設置する際、砂の深さを40 cmとし、砂場柵を砂場の縁から60 cm離した位置に設けた。
児童用のジャングルジムを設置する際、握り棒の太さをφ15 mmとし、設置面まで直接落下し得る高さを3.5 m とした。
幼児用のすべり台を設置する際、出発部(踊り場)について、滑降部より10 cm広い幅で、奥行き35 cm の平らな部分を設けた。
ネットクライマーを設置する際、ネットの網目で構成された開口部について、子供の頭部及び胴体の挟み込みが発生しないように、φ230 mm の検査器具が通り抜けられる大きさとした。
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第9問
石材(JIS A 5003)に関する記述のうち、適当なものはどれか。
石材は、その寸法の正確さ及び見掛比重により、1等品、2等品及び3等品に区分される。
石材は、その形状及び吸水率により、山石、川石及び海石に区分される。
「はん点」は、石材の表面の部分的に生じたはん点状の色むらのことであり、軟石では欠点となる。
「むら」は、石材の表面に他の材料の色の付いたものであり、化粧用石材では欠点となる。
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第10問
給水工事に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
給水管の漏水によるサンドブラスト現象などによって他の埋設管に損傷を与えないよう、給水管を他の埋設管より50 cm 離して埋設した。
配水管から給水管を取り出す場合に、配水管の直管部にサドル付分水栓を取り付けた。
管理用園路に布設する口径100 mm の給水管に、管の誤認を避けるため明示テープを取り付けた。
井戸水の水質検査を行った上で、給水管に井水管を直結して切替え使用できるようにした。