1級造園施工管理技士 の 10門
第1問
植栽基盤の整備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
土壌の通気性を向上させる必要があったため、黒曜石パーライトを均一にまき耕耘した。
客土した土と下層となる元の地盤の土壌の性質が異なっていたため、混層耕を行い、有効土層を確保して土壌構造の連続性を持たせた。
土壌の透水性を向上させる必要があったため、ゼオライトを均一にまき耕耘した。
植栽基盤の造成中に表層が建設機械により過転圧されたため、普通耕を行い、透水性、通気性を改良した。
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第2問
「労働安全衛生法」上、作業主任者を選任することを必要としない作業はどれか。
高さ5m の金属製の部材により構成される塔の解体
軒の高さが4m の木造建築物の構造部材の組立て
高さ3m の型枠支保工の組立て
掘削面の高さが2m の地山の掘削
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第3問
当年枝に花芽分化し、年内に開花する花木の組合せとして、適当なものはどれか。
キンモクセイ、サザンカ
サルスベリ、シャリンバイ
サツキ、ムクゲ
アベリア、ウメ
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第4問
遊具に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
すべり台を設置する際、着地部から減速部の終端上端部までの高さを40 cm とした。
雲梯を設置する際、懸垂はしご部の設置面から握り棒までの落下高さを2.0 m とした。
シーソーを設置する際、腕部を水平にした状態での座面の高さを設置面から75 cm とした。
一方向ぶらんこを設置する際、揺動部の着座部座面の上端から回転軸までの高さを1.8m とした。
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第5問
下記の条件により雨水流出量(m3/sec)を合理式を用いて計算した値として、正しいものはどれか。
[条件]
・流出係数=0.25
・降雨強度=80 mm/h
・排水面積=7,200 m2
0.04
0.064
0.4
0.64
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第6問
街路樹の維持管理工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
剪定・補植等の作業を行う場合、作業に必要な施設等の配置のため継続して道路を使用するときは、所轄警察署長を経由して当該道路の管理者にその使用の許可申請書を提出することができる。
高所作業車を用いて作業を行う場合は、作業指揮者を定めて、作業計画に基づき作業の指揮を行わせる必要があり、作業指揮者には、都道府県労働局長の登録を受けた者が行う技能講習を修了した者を選任しなければならない。
チェーンソーを用いて行う立木の伐木、かかり木の処理等の業務は、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を受けた者に行わせなければならない。
剪定作業を行う場合における作業床の高さが2m以上10m未満の高所作業車の運転(道路上を走行させる運転を除く。)の業務は、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を受けた者に行わせなければならない。
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第7問
造園工事における法令に基づく必要な手続きに関する記述のうち、誤っているものはどれか。
貨物が分割できないものであるため積載重量等の制限を超えて積載しようとする場合、「道路交通法」により、出発地の警察署長の許可を受けなければならない。
危険物を運搬しようとする場合、「消防法」により、その容器、積載方法及び運搬方法について一定の技術上の基準に従って行わなければならない。
工事用板囲、足場、又は詰所を設け、継続して道路を使用しようとする場合、「道路法」により、原則として道路管理者の許可を受けなければならない。
著しい騒音を発生する一定の建設作業を行おうとする場合、「騒音規制法」により、原則として都道府県知事の許可を受けなければならない。
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第8問
建設副産物の適正処理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
元請業者は、運搬や処分を外部に委託する場合、マニフェストを交付して、建設廃棄物の追跡管理を的確に行わなければならない。
元請業者は、再生資源利用計画及びその実施状況の記録を、工事完成後1年間保存しなければならない。
建設発生土は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に定める産業廃棄物に該当するので、同法に基づく許可業者に処分を委託することができる。
建設発生木材は、原則チップ化等により再資源化しなければならないが、運搬に要する費用等の経済性の制約が大きい場合は、縮減(焼却)を行うことができる。
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第9問
陸上競技場に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
長軸の方位を南北方向にとり、西日を避けるため、メインスタンドを西側に設けた。
長軸に平行に、両サイド4か所ずつ計8か所の照明を設けた。
トラックの内側に高さ50 mm の縁石を設置し、縁石の外端から300 mm外方で、トラック1周の計測を行った。
トラックの排水を良好にするため、縦断方向では走る方向に1%、横断方向では内側のレーンの方向に0.1% の勾配を設けた。
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第10問
秋に剪定しても翌年の開花に支障がない花木の組合せとして、適当なものはどれか。
キョウチクトウ、サルスベリ
アジサイ、ドウダンツツジ
ジンチョウゲ、ハナミズキ
クチナシ、ツバキ