1級造園施工管理技士 の 10門
第1問
建設機械に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
トラクターショベルは、ほぐされた土砂や岩石を積み込むのに適した機械であり、走行装置の形式によって履帯式と車輪式に大別されるが、車輪式は履帯式に比べて機動性に富み、道路を走行して目的地まで自走することができる。
バックホウは、地盤より低い所を掘削するのに適した機械であり、硬い土質をはじめ各土質に適用でき、また、仕上がり面が比較的きれいで、垂直掘りや底ざらいなど正確に掘削することができる。
振動ローラは、転圧輪を強制振動させ動荷重によって締固め作業を行う機械であり、含水比の高い砂質土などの締固めに効果的であるが、礫混じり砂などには効果が少ない。
レーキドーザは、表土を残して草木や樹木の根などを処理するのに適した機械であり、原野を切り開くための抜根作業などに用いられる。
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第2問
ほぐし土量1,300 m3を次に示す条件で運搬するために必要な最小日数として、正しいものはどれか。
ただし、人員、機械等は現場に用意されており、準備及び跡片付け等の時間は考慮しないものとする。
〔条件〕
・ダンプトラックの台数:2台
・ダンプトラックの積載量(ほぐし土量):6m3
・ダンプトラックのサイクルタイム:30分
・ダンプトラックの作業効率:0.9
・ダンプトラックの1日平均作業時間:7時間
・土量換算係数:1.0
7日
8日
9日
10日
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第3問
施工計画に関する次の記述の正誤の組合せとして、適当なものはどれか。
【イ】仮設備計画には、材料置場、給水設備等の共通仮設工事と、現場事務所、倉庫等の直接仮設工事の両方が含まれる。
【ロ】資材計画では、資材不足による手待ち、貯蔵その他無駄な費用の発生を最小限に減らすよう、適切な保管、在庫管理の方法に留意する必要がある。
【ハ】労務計画では、算出された職種別の所要人数の1~2割の割増しを行い、病欠などによる工程の遅れを防ぎ、農繁期、正月、盆の帰郷なども計算に入れておく必要がある。
【イ】正 ――【ロ】誤 ――【ハ】誤
【イ】正 ――【ロ】誤 ――【ハ】正
【イ】誤 ――【ロ】正 ――【ハ】正
【イ】誤 ――【ロ】正 ――【ハ】誤
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第4問
日本庭園の役木に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
寂然木とは、庭の景致を保つため、正真木と対比美を示す樹木で、一般に幹枝や葉の美しい常緑の樹種が用いられる。
見付きの木とは、門や園路の前方の目立つ場所に植栽される樹木で、一般に大木で姿のよい樹種が用いられる。
夕陽木とは、庭が南面の時、西寄りの位置に植栽される樹木で、主として落葉樹の花物、紅葉物などで形がよく独りで景をなすものが用いられる。
見越しの松とは、庭の背景を構成し、前面の景を引き立てる役割をもつ樹木で、マツ以外にもモミ、コウヤマキなどが用いられる。
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第5問
土工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
地山が土砂の場合の法面施工に当たっては、丁張にしたがって仕上げ面から余裕をもたせて本体を掘削し、その後人力やバックホウ等で仕上げる方法が用いられる。
切土法面の勾配は、一般に、地山が粘性土で切土高が10m以下の場合、標準値の1:0.8~1:1.2を参考として、切土部の調査及び用地条件等を総合的に判断して決定する。
軟弱で崩壊しやすく、浸食防止のため早期緑化の必要がある比較的緩勾配の切土法面の植生工による保護には、一般に植生筋工が適している。
切土の施工に当たり小段を設ける場合、排水設備を設置せず、維持管理上の問題の少ない小規模な法面のときは、法の下側に向かって5~10%程度の横断勾配をつけるのが一般的である。
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第6問
植物の肥料の成分に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
リンは、エネルギー代謝や光合成に重要な働きをし、欠乏すると生育不良で葉色が濃くなり、花芽分化や開花・結実が悪くなる。
カルシウムは、細胞壁や原形質などの膜構造の維持に重要な働きをし、欠乏すると若葉が巻き上がり、根の生長が止まる。
カリは、酵素の活性化や細胞の生理作用の調整・制御に関与し、欠乏するとマグネシウム等の吸収を妨げ、生育が阻害される。
窒素は、タンパク質や葉緑素、核酸などの構成成分であり、欠乏すると草丈、分げつは抑えられ、植物は小型になる。
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第7問
街路樹の維持管理工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
剪定・補植等の作業を行う場合、作業に必要な施設等の配置のため継続して道路を使用するときは、所轄警察署長を経由して当該道路の管理者にその使用の許可申請書を提出することができる。
高所作業車を用いて作業を行う場合は、作業指揮者を定めて、作業計画に基づき作業の指揮を行わせる必要があり、作業指揮者には、都道府県労働局長の登録を受けた者が行う技能講習を修了した者を選任しなければならない。
チェーンソーを用いて行う立木の伐木、かかり木の処理等の業務は、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を受けた者に行わせなければならない。
剪定作業を行う場合における作業床の高さが2m以上10m未満の高所作業車の運転(道路上を走行させる運転を除く。)の業務は、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を受けた者に行わせなければならない。
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第8問
施工計画に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
資材計画の立案に当たっては、資材の規格仕様、納期、支払条件などを明確に把握するとともに、資材不足による手待ち、貯蔵その他無駄な費用の発生を最小限に減らすよう、適切な保管、在庫管理の方法に留意する必要がある。
労務計画の立案に当たっては、工程図表より労務予定表を作成し、職種別に、いつ、何人必要であるかを把握し、人数の変動に留意するとともに、作業員の安全確保のため、現場における安全訓練・教育の実施などによる労働災害の防止対策を検討する必要がある。
機械計画の立案に当たっては、機械の種類・性能、調達方法のほか、機械が効率よく稼働するよう整備・修理等のサービス体制も確認する必要があり、また社外機械を調達した場合でも、機種・性能、老朽化状況などは十分把握する必要がある。
環境保全計画の立案に当たっては、建設工事の公共性を踏まえて、地域の生活環境や自然環境等の工事周辺環境及び施工現場内環境への十分な配慮が必要である。
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第9問
造園樹木の剪定に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
一般に広葉樹に強剪定を行うと不定芽が発生する。生垣等の刈込みでは、長年同じところばかり刈らずに、時には深く切戻しを行って、不定芽の萌芽を促すとよい。
夏期の剪定は、台風による風害の防止や渇水期に枝葉からの水分蒸散量の抑制に効果がある。ただし、新生枝の生長が旺盛でない場合には、行わない方がよい。
切返し剪定は、枝の適正な分岐点において、長い方の枝を付け根より切り取る作業である。樹冠を小さくする場合などに行う。
切詰め剪定は、枝を定芽の位置で切り取る作業である。一般に内芽を残し、芽の直上で枝に対して直角に剪定するとよい。
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第10問
飛石と延段の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
飛石を打つには、配石の中心線を決定したら、始点となる踏込みの石、次に終点となる踏止石、次に分岐点となる踏分石を置く。その後に間の石を、その中心線に石の中心を合わせながら、置いていく。
飛石の間隔は石の形状、大きさにより定まるが、一般に10cm程度を目安とし、合端は曲がりや凹凸を合わせ、石と石がよくなじむように置いていく。
延段の石を敷くには、まず隅に当たる部分に角のきいたやや大きめの石を選んでしっかりと決め、この角石になじませるよう縁に当たる部分に石を添え、次第に中央に向けて敷き詰めていく。
延段の天端の高さは、延段の幅ともかかわるものであり、幅の狭い場合は3~5cm程度、幅の広いものでも10cmどまりとするのが一般的である。