1級造園施工管理技士 の 10門
第1問
下図に示す木造建築物の軸組及び和小屋組の【A】~【C】の部材の名称の組合せとして、適当なものはどれか。
【A】胴差し ――【B】小屋梁 ――【C】垂木
【A】胴貫 ――【B】小屋梁 ――【C】母屋
【A】胴差し ――【B】小屋束 ――【C】母屋
【A】胴貫 ――【B】小屋束 ――【C】垂木
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第2問
植物の虫害に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
アブラムシ類の幼虫・成虫は、植物の花芽・新葉などに群生して汁液を吸収する。また、ウイルス病を媒介する場合がある。
グンバイムシ類の幼虫は、地中に生息して根を食害する。成虫は植物の芽・新葉・花卉を食害する。
ミノガ類の幼虫は、葉や枝で作った巣に生息して、葉を食害する。幼虫は6~8月ごろに巣の中の卵からふ化する。
カイガラムシ類の幼虫・成虫は、植物の枝や幹、新芽や葉などから汁液を吸収し、衰弱・枯死させる。また、すす病を併発させる場合がある。
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第3問
施工計画に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
資材計画の立案に当たっては、資材の規格仕様、納期、支払条件などを明確に把握するとともに、資材不足による手待ち、貯蔵その他無駄な費用の発生を最小限に減らすよう、適切な保管、在庫管理の方法に留意する必要がある。
労務計画の立案に当たっては、工程図表より労務予定表を作成し、職種別に、いつ、何人必要であるかを把握し、人数の変動に留意するとともに、作業員の安全確保のため、現場における安全訓練・教育の実施などによる労働災害の防止対策を検討する必要がある。
機械計画の立案に当たっては、機械の種類・性能、調達方法のほか、機械が効率よく稼働するよう整備・修理等のサービス体制も確認する必要があり、また社外機械を調達した場合でも、機種・性能、老朽化状況などは十分把握する必要がある。
環境保全計画の立案に当たっては、建設工事の公共性を踏まえて、地域の生活環境や自然環境等の工事周辺環境及び施工現場内環境への十分な配慮が必要である。
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第4問
運動施設に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
テニスコートの芝張りスタンドの勾配を、座ることに配慮して1:6とした。
硬式野球場のバックストップ(バックネット)の位置を、本塁から20 m の距離をとった位置とした。
サッカー場のフィールドの排水勾配を、中心から周辺に向かって0.5%とした。
第1種公認陸上競技場のトラックの1周の距離の誤差を、プラスマイナス1/1,000以内とした。
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第5問
建築物を下図に示す(A)、(B)の2方向から見た場合の「屋根の形状(模式図)」と、その「形式」を表す語句の組合せとして、適当なものはどれか。
入母屋屋根
寄棟屋根
切妻屋根
陸屋根
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第6問
工程計画の用語に関する次の記述の正誤の組合せとして、適当なものはどれか。
【イ】暦日による日数から定休日を減じて算出したものが、作業可能日数である。
【ロ】1時間当たり平均施工量に1日当たり機械運転員の拘束時間を乗じて算出したものが、建設機械の1日当たりの平均施工量である。
【ハ】稼働作業員数を全作業員数で除して算出したものが、作業員の稼働率である。
【イ】正 ――【ロ】正 ――【ハ】正
【イ】正 ――【ロ】誤 ――【ハ】誤
【イ】誤 ――【ロ】正 ――【ハ】誤
【イ】誤 ――【ロ】誤 ――【ハ】正
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第7問
曲線式工程表に関する次の記述の【A】~【C】に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「曲線式工程表(出来高累計曲線)は、一般に縦軸に【A】 、横軸に【B】をとる。本工程表では、予定工程曲線と実施工程曲線を比較し、【C】が判る。」
【A】工期(日数など) ――【B】出来高累計 ――【C】作業に必要な日数
【A】工期(日数など) ――【B】出来高累計 ――【C】作業の進行度合
【A】出来高累計 ――【B】工期(日数など) ――【C】作業に必要な日数
【A】出来高累計 ――【B】工期(日数など) ――【C】作業の進行度合
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第8問
造園工事における高所作業に関する記述のうち、「労働安全衛生規則」上、適当でないものはどれか。
高さ2m の鋼管規格に適合する鋼管を用いた単管足場の作業床において、建地の間隔を、けた行方向で1.85 m、はり間方向で1.5 m とした。
高さ2mのわく組足場の作業床において、労働者の墜落を防止する措置として、交さ筋かい及び高さ10 cm の幅木を設置した。
高さ2mの作業場所における架設通路において、労働者の墜落の危険のある箇所に、高さ90 cm の手すり及び高さ40 cm の中さんを設けた。
高さ2mの作業場所において、勾配35度の階段の架設通路を設け、通路表面に滑止めを設置した。
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第9問
「工種」と「品質特性」及びその「試験方法」に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
土工において、盛土材料の自然含水比を測定するため、液性限界試験を行った。
コンクリート工において、骨材の粒度分布を測定するため、ふるい分け試験を行った。
路盤工において、路盤の支持力(地盤反力係数)を測定するため、平板載荷試験を行った。
アスファルト舗装工において、アスファルト混合物の配合を決定するため、マーシャル安定度試験を行った。
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第10問
造園材料に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
木材の繊維に平行な方向の引張強度は剪断強度に比べて小さく、一般的にその値は、繊維に平行な方向の剪断強度の10 分の1程度である。
マダケは、モウソウチクに比べ強靱で耐久力に富み、垣用の竹として適している。
コンクリートの引張強度は、圧縮強度に比べて小さく、一般的にその値は圧縮強度の10 分の1程度である。
焼過ぎれんがは、普通れんがの焼成温度をさらに高くして赤褐色になるまで焼成したれんがで、普通れんがより強度が大きく、吸水率も小さい。