1級造園施工管理技士 の 5門
第1問
チョウの幼虫と、その食草・食樹の一般的な組合せとして、適当でないものはどれか。
ナミアゲハ ―― サンショウ
キアゲハ ―― アブラナ
アオスジアゲハ ―― クスノキ
オオムラサキ ―― エノキ
1級造園施工管理技士 の 5門
第2問
建設副産物の適正処理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
元請業者は、運搬や処分を外部に委託する場合、マニフェストを交付して、建設廃棄物の追跡管理を的確に行わなければならない。
元請業者は、再生資源利用計画及びその実施状況の記録を、工事完成後1年間保存しなければならない。
建設発生土は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に定める産業廃棄物に該当するので、同法に基づく許可業者に処分を委託することができる。
建設発生木材は、原則チップ化等により再資源化しなければならないが、運搬に要する費用等の経済性の制約が大きい場合は、縮減(焼却)を行うことができる。
1級造園施工管理技士 の 5門
第3問
土壌と窒素に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
土壌空気の組成は、微生物や植物根の呼吸等により不安定であるが、大気と比べ、一般に二酸化炭素濃度、窒素濃度ともに低い。
土壌中の窒素は、大部分が有機態窒素で存在し、土壌微生物等により分解され無機態窒素に変化することにより、植物に利用吸収される。
窒素肥料を過剰に与えられた植物は、葉色は濃緑色になり生育は旺盛になるが、茎葉が軟弱になり、病虫害の被害を受けやすく、熟期が遅れたりする。
根粒菌は、ニセアカシアやネムノキ等のマメ科植物と共生し、大気中の窒素を固定する。
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第4問
「労働安全衛生法」に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
事業者は、高さが3m以上の箇所で作業を行う場合において、強風、大雨、大雪等の悪天候のため、当該作業の実施について危険が予想されるときは、労働者に安全帯を使用させる等、労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。
事業者は、3m以上の高所から物体を投下するときは、適当な投下設備を設け、監視人を置く等労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。
事業者は、高さが2m以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。)で作業を行う場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。
事業者は、高さが2m以上の箇所で作業を行うときは、当該作業を安全に行うため必要な照度を保持しなければならない。
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第5問
アスファルト舗装におけるプライムコートとタックコートに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
プライムコートは、新たに舗装する混合物層とその下の基層との付着、及び継目部との付着を良くするために行う。
プライムコートを施工する際、寒冷期などにおいては、養生期間を短縮するために、瀝青材料を加温して散布するとよい。
タックコートを施工する際、急速施工の場合などにおいては、瀝青材料散布後の養生時間を短縮するために、所定の散布量を2回に分けて散布する方法を取ることがある。
タックコートは、施工表面に水分が残っていると接着が良くないため、表面が乾燥していることを確認して施工する。