1級造園施工管理技士 の 5門
第1問
植栽基盤の調査として、長谷川式簡易現場透水試験を行ったところ、40分後には土壌は飽和に近い状態で減水量は安定し、下表に示す測定結果を得た。この場合の最終減水能として、正しいものはどれか。
30mm/hr
36mm/hr
90mm/hr
150 mm/hr
1級造園施工管理技士 の 5門
第2問
移動式クレーンの作業に関する記述のうち、「労働安全衛生規則」及び「クレーン等安全規則」上、適当なものはどれか。
移動式クレーンを1か月にわたり継続して使用する作業において、1週間に1回の頻度で巻過防止装置その他の安全装置等の機能の点検を行った上で作業を行った。
吊り上げ荷重が2.9tの移動式クレーンの運転(道路上を走行させる運転を除く。)について、クレーン等安全規則第67条に定められた特別の教育を受講済の者に行わせた。
強風のため、移動式クレーンに係る作業の実施について危険が予想されたので、アウトリガーを最大限に張り出す等移動式クレーンの転倒防止措置をとった上で作業を行った。
架空電線に近接することにより感電するおそれがある場所での移動式クレーンを用いた作業において、当該架空電線への絶縁用防護具を装着する措置等が著しく困難だったため、監視人を置き作業を監視させた。
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第3問
次の【イ】~【ニ】のうち、環境保全計画に関する記述として、適当なものの個数はどれか。
【イ】国立公園や保安林だけでなく都市周辺等においても、工事現場内外の樹林の伐採や損傷、表土の踏み荒らしができるだけ少なくなるように仮設、搬路計画を立てる。
【ロ】騒音・振動対策には、大きく分けて、発生源での対策、伝播経路での対策、受音点、受振点での対策の3つがあるが、対策の基本は伝播経路での対策である。
【ハ】水質汚濁については、水質汚濁防止法による排出水の規制が行われており、さらに都道府県の条例により、基準値が上乗せされて規制されているものもある。
【ニ】資材等の運搬のための工事用車両による交通渋滞や事故防止のため、必要に応じ、往路、復路を別経路にするなどの対策を検討する。
1個
2個
3個
4個
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第4問
石材(JIS A 5003)に関する次の記述の【A】~【C】に当てはまる語句及び数値の組合せとして、適当なものはどれか。
「割石は、面が原則としてほぼ方形に近いもので、控えは【A】とし、面に直角に測った控えの長さは、面の最小辺の1.2 倍以上であること。板石は、厚さが【B】cm 未満で、かつ幅が厚さの【C】倍以上であること。
【A】二方落とし ――【B】10 ――【C】3
【A】四方落とし ――【B】10 ――【C】4
【A】二方落とし ――【B】15 ――【C】3
【A】四方落とし ――【B】15 ――【C】2
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第5問
樹木の病害に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
?「( A ) はカビが原因で起こる病気であり、発症した樹木では( B )」
モザイク病 ―― 葉や花弁に色の濃淡のモザイク症状や、壊疽斑が現れ、さらに、葉身のよじれや奇形葉等が生じる。
炭疽病 ―― 葉や幼茎枝に黒褐色、褐色等の円形、不整形の病斑を生じ、病斑上に小黒点を形成することが多い。
白紋羽病 ―― 葉の表面や裏面が白色で粉状の菌子で覆われ、また、病原菌の種類や樹種により、褐色や紫褐色を呈するものがある。
こぶ病 ―― 枝の一部が膨らんでこぶ状となり、その先から不定枝が多数ほうき状に放生する。