1級造園施工管理技士 の 5門
第1問
下図に示す断面で延長80 m の盛土をする場合、土取場より「掘削すべき地山土量」及び運搬に必要な「ダンプトラックの延べ台数」の組合せとして、適当なものはどれか。ただし、条件は以下のとおりとする。なお、土量の計算結果に一の位の端数が出る場合は、一の位を切り捨てることとし、また、ダンプトラックの延べ台数の計算結果に小数点以下の端数が出る場合は、小数第一位を切り上げることとする。
【断面図】
【条件】
土量変化率L=1.2 C =0.8
ダンプトラック1台当たり積載量5m3
【掘削すべき地山土量】320 m3 【ダンプトラックの延べ台数】96 台
【掘削すべき地山土量】410 m3 【ダンプトラックの延べ台数】100 台
【掘削すべき地山土量】480 m3 【ダンプトラックの延べ台数】100 台
【掘削すべき地山土量】500 m3 【ダンプトラックの延べ台数】120 台
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第2問
「労働基準法」に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
臨時に支払われる賃金、賞与その他これに準ずるものを除き、賃金は毎月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない。
使用者は、原則として、労働者に、休憩時間を除き、1週間については40時間を超えて、1週間の各日については 8時間を超えて、労働させてはならない。
使用者は、労働時間が6時間を超える場合においては少なくとも45分、8時間を超える場合においては少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
使用者は、労働者を解雇しようとする場合においては、少なくとも10日前にその予告をしなければならない。
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第3問
「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」に関する記述のうち、適当なものはどれか。
樹木の寸法規格のうち、樹高は、樹冠の頂端から根鉢の上端までの垂直高であり、植込み作業時に刈込み、剪定等を行った場合には、作業後の樹高を寸法規格表示の寸法とする。
樹木の品質規格は、樹姿と樹勢に大別して定められ、樹勢については、「生育、根、根鉢、葉、樹皮(肌)、枝、病虫害」により表示される。
その他地被類のうち、つる性類の寸法規格は、主につる長が表記され、つるが2本以上ある場合には、その平均の長さを寸法規格表示の寸法とする。
その他地被類の品質規格は、「葉、根、病虫害」により表示され、病虫害の規格は、「病害(病斑)がなく、害虫がいないこと」である。
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第4問
延段と飛石の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
延段の石を敷く際には、周縁部の角石や隅石などを先に据えてから、内側に石を敷き詰めていく。
延段の目地は、四つ目地、八つ巻き、通し目地にならないようにする。
飛石の間隔は石の形状、大きさにより定まるが、一般に合端は曲りや凹凸を合わせ、石と石がよくなじむように置く。
一連の飛石が分岐するところに据える石を留め石といい、一般に前後の石よりやや小さめのものを用いる。
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第5問
建設業法に基づく施工体制台帳に関する記述のうち、適当なものはどれか。
発注者から直接建設工事を請け負い、下請契約を締結して工事を施工する特定建設業者は、下請契約の請負代金の額にかかわらず、施工体制台帳を作成しなければならない。
施工体制台帳は、工事現場の最寄りの営業所に備え置き、発注者から請求があれば閲覧に供しなければならない。
施工体制台帳の二次、三次等の下請負人に関する記載事項については、当該二次、三次等の下請負人となった者が、台帳の作成を義務付けられた特定建設業者に通知しなければならない。
施工体制台帳には、台帳の作成を義務付けられた特定建設業者及び下請負人の健康保険等の加入状況を記載しなければならない。