1級造園施工管理技士 の 5門
第1問
品質管理に関する次の記述の【A】、【B】に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「X-R管理図は、計量値管理図の1つであり、1群の試料における各組の平均値の変動と【A】の変化とを同時にみていくことにより【B】を把握することができる。」
【A】最頻値 ――【B】工程の安定状態
【A】最頻値 ――【B】規格外れの発生率
【A】ばらつき ――【B】工程の安定状態
【A】ばらつき ――【B】規格外れの発生率
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第2問
建設副産物の適正処理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
元請業者は、運搬や処分を外部に委託する場合、マニフェストを交付して、建設廃棄物の追跡管理を的確に行わなければならない。
元請業者は、再生資源利用計画及びその実施状況の記録を、工事完成後1年間保存しなければならない。
建設発生土は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に定める産業廃棄物に該当するので、同法に基づく許可業者に処分を委託することができる。
建設発生木材は、原則チップ化等により再資源化しなければならないが、運搬に要する費用等の経済性の制約が大きい場合は、縮減(焼却)を行うことができる。
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第3問
造園樹木の溝掘り式根回しに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
根鉢の大きさは、根元直径の3~5倍程度とし、側根に関しては三方か四方の太根を残し、そのほかの根は根鉢に沿って切り、切り口を鋭利な刃物で切り直す。
環状はく皮は、根の先端部への養分流通を断ち、はく皮部の根元側からの発根を促進させるために行うものであり、鉢周りに接した部分から、根の皮を幅15 cm程度、内皮を残さないように取り除く。
樽巻きは、わら縄を鉢周りに沿って水平に上から下へ叩き締めながら緩まないように強く巻き、最後に巻き止まりのわら縄を切根などに掛けて鉢の上に上げて幹の根元に結びつける。
埋戻しは、細根の伸長を促し、また支持根となる力根を傷めないようにするために、突き固めずに軟らかく仕上げ、その後、灌水を十分に行う。
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第4問
木材の一般的な性質に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
木材は、繊維方向と平行の圧縮力に対して強く、繊維と直角方向の圧縮力に対して弱い。
木材は、温度変化による膨張、収縮性は小さいが、含水率の増減による膨張、収縮性は大きい。
木材は、春から夏にできた木質部は比較的柔らかく、夏から秋にかけてできた木質部は緻密となる。
板目材は、まさ目材に比べて、伸縮が一様で不規則な変形をしない。
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第5問
ネットワーク手法に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
トータルフロートのある先行アクティビティにおいて、そのトータルフロートを全て使用しても、後続するアクティビティのトータルフロートには影響を及ぼさない。
トータルフロートが0であれば、フリーフロートも0である。
クリティカルパスでなくともフロートの非常に小さいパスは、クリティカルパスと同様に重点管理する必要がある。
ダミーは、作業相互間の関係を示すものであり、一般に破線の矢線で表し、その所要時間は0である。