1級造園施工管理技士 の 5門
第1問
造園材料に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
木材の繊維に平行な方向の引張強度は剪断強度に比べて小さく、一般的にその値は、繊維に平行な方向の剪断強度の10 分の1程度である。
マダケは、モウソウチクに比べ強靱で耐久力に富み、垣用の竹として適している。
コンクリートの引張強度は、圧縮強度に比べて小さく、一般的にその値は圧縮強度の10 分の1程度である。
焼過ぎれんがは、普通れんがの焼成温度をさらに高くして赤褐色になるまで焼成したれんがで、普通れんがより強度が大きく、吸水率も小さい。
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第2問
運動施設の整備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
野球場の内野の勾配について、各ベースライン(塁線)及びホームプレート(本塁)を同一レベルとし、ピッチャープレートより各ベースラインに向かってゆるやかな傾斜をつけた。
サッカー場の天然芝フィールドの勾配について、一方のタッチラインから他方のタッチラインに向かって1.2% の傾斜をつけた。
野球場の内野のクレイ系舗装について、表層には黒土と川砂を混合したものを、中層には火山砂利を用いた。
サッカー場のフィールドの人工芝について、天然芝の感触に近づけるためパイルの空隙に充填材を入れたロングパイル型表層材を用いた。
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第3問
造園工事における法令に基づく必要な手続きに関する記述のうち、誤っているものはどれか。
「都市計画法」に基づく風致地区内において木竹の伐採をしようとする場合、原則として都道府県知事又は市町村長の許可を受けなければならない。
貝づか、古墳その他埋蔵文化財を包蔵する土地として周知されている土地を造園工事の目的で発掘しようとする場合、「文化財保護法」に基づき、原則として都道府県の教育委員会(いわゆる政令指定都市においては当該政令指定都市の教育委員会)に届け出なければならない。
「景観法」に基づく景観重要樹木の移植をしようとする場合、原則として景観行政団体の長の許可を受けなければならない。
「都市緑地法」に基づく特別緑地保全地区内において、建築物を新築しようとする場合、原則として都道府県知事へ届け出なければならない。
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第4問
茶室及び茶庭に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
落ち天井とは、平天井が2段となっている場合に低い方の天井をいう。
砂雪隠とは、飾り雪隠ともいい、内露地に設ける装飾用の便所(厠)をいう。
茶道口とは、亭主が点前をする際の出入口をいう。
沓脱石とは、露地における中門や中潜りの内露地側に据える石をいう。
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第5問
施工計画に関する次の【イ】~【ハ】の記述のうち、適当なものを全て示したものはどれか。
【イ】仮設備計画では、労働安全衛生法等の基準に合致するよう、仮設備の種類、数量及び配置と、それらの維持、撤去及び跡片付け等を計画する必要がある。
【ロ】労務計画では、作業員の安全確保のため、現場における安全訓練・教育の方法等を計画する必要がある。
【ハ】出来形管理計画では、管理すべき構造物の形状寸法とそれらに要求される精度を明らかにし、管理基準を常に満足させるように施工を誘導していくことのできる計画とする必要がある。
【イ】、【ロ】
【イ】、【ハ】
【ロ】、【ハ】
【イ】、【ロ】、【ハ】