足場の組立て等作業主任者は、つり足場、張出し足場又は高さが5m以上の構造の足場の組立て、解体又は変更の作業を行う場合において労働災害の防止などを行う作業の主任者。足場の組立て等作業主任者になるには、講習・修了試験を受けることで合格となります。
足場の組立て等作業主任者は、つり足場、張出し足場又は高さが5m以上の構造の足場の組立て、解体又は変更の作業を行う場合において労働災害の防止などを行う作業の主任者。労働安全衛生法の第14条において、事業主は「足場の組立て等作業主任者技能講習」を修了した者を作業主任者として選任し、その者の指揮のもと作業を行わせなければならないと定められています。
足場の組立て等作業主任者になるには、受講の条件を満たした上で講習を受け、終了時に修了試験を受けることで合格となります。(※終了試験は講習を普通に受けていれば落ちることはほぼありません。)
1:足場の組立て、解体又は変更に関する作業に3年以上従事した経験を有する者。
2:学校教育法による大学、高等専門学校又は高等学校において土木、建築又は造船に関する学科を専攻して卒業した者で、その後2年以上足場の組立て、解体又は変更に関する作業に従事した経験を有する者。
3:その他厚生労働大臣が定める者。
受講資格は上記のようになっています。
1:作業の方法に関する知識(7時間)
2:工事用設備・機械・器具・作業環境に関する知識(3時間)
3:作業者に対する教育等に関する知識(1時間半)
4:関係法令(1時間半)
5:修了試験(1時間)
受講科目は基本上記のようになっていますが、講習の内容については実施先によって若干違ってくるので、気になる方は受講前に受講を受けようと思っている実施先に問い合わせてみて下さい。(※以前に関連する技能講習等を受けている場合、講習が免除になる科目があります。)
受講料はテキスト代を込みで10,000円~13,000円となっています。