地山の掘削及び土止め支保工作業主任者とは、労働安全衛生法に定められた国家資格のひとつで、掘削面の高さが2メートル以上となる地山の掘削作業を行うための作業場において必要な、掘削作業・土止めの安全対策・指導などを行う作業主任者(国家資格)です。
地山の掘削及び土止め支保工作業主任者とは労働安全衛生法に定められた国家資格のひとつであり、18歳以上で実務経験のある人間が講習を受講を受けるだけで取得できる国家資格となっています。(※講習の終了時に簡単な修了試験があります。普通に受けていれば落ちることはほぼありません。)
受講するには条件がありますが、現場などでの需要は高いです。
1:満18歳以上で地山の掘削の作業又は土止め支保工の切りばり若しくは腹おこしの取付け若しくは取りはずしに関する作業に3年以上従事した経験を有する者。
2:学校教育法による大学、高等専門学校、高等学校又は中等教育学校において土木、建築又は農業土木に関する学科を専攻して卒業した者で、その後2年以上地山の掘削の作業又は土止め支保工の切りばり若しくは腹おこしの取付け若しくは取りはずしに関する作業に従事した経験を有する者。
1:作業の方法に関する知識
2:工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識
3:作業者に対する教育等に関する知識
4:関係法令
5:修了試験
受講科目は基本上記のようになっていますが、講習の内容については実施先によって若干違ってくるので、気になる方は受講前に受講を受けようと思っている実施先に問い合わせてみてください。
受講料はテキスト代を込みで18,000~20,000円前後です。