飼料製造管理者とは、飼料や飼料添加物の製造あるいは保存などに関する知識をもちいて、畜産物の安全を守る飼料の専門家。飼料の製造にあたり特別の注意を必要とする飼料等を製造する際に、その飼料等の製造を実地に管理するため、事業場ごとに定められた資格を有する飼料製造管理者を設置しなければならないと定められています。
独立行政法人農林水産消費安全技術センター(旧肥飼料検査所)の行う飼料製造管理者資格取得講習会に参加することで取得できる資格です。講習は農林水産消費安全技術センタ本部のある埼玉県において不定期で行われます。受講料は41,000円(税込み)。
1.特別の注意を必要とする飼料等の製造実務経験が3年以上の者
2.特別の注意を必要とする飼料等の製造実務経験が3年に満たないが、
先に講習会を受けておき、実務経験が3年を超えた段階で
飼料製造管理者になる予定の者。
①飼料及び飼料添加物概論(4時間)
②飼料及び飼料添加物の安全対策(4時間)
③飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法令(4時間)
④家畜衛生及び食品衛生に関する法令(4時間)
⑤飼料及び飼料添加物の製造管理(4時間)
⑥飼料及び飼料添加物の分析及び鑑定(4時間)
⑦家畜栄養学(4時間)
⑧家畜衛生学(4時間)
⑨飼料及び飼料添加物の分析実習(4時間)
⑩修了考査(筆記試験)